東本願寺のある浅草は、歴史が深く寺社仏閣が多い地域です。
元々、東京の街が形成される前より「浅草寺」が存在し、その歴史は西暦628年の飛鳥時代にまで遡ると言われております。
地元の漁師、檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)の兄弟が、隅田川から流れ着いた観音像を有力者土師中知(はじのなかとも)の元へ届け、自宅に祀り、供養を行い始めたことが浅草寺のはじまりであり、浅草の街のはじまりと言われております。
現在では浅草寺だけではなく、多くの寺社仏閣があり、仏壇街も近隣の稲荷町〜田原町に形成されております。
その浅草エリアの中でも「浄土真宗東本願寺派の本山:東本願寺」があります。
浄土真宗東本願寺派とは?
元々は真宗大谷派から分離した経緯がある宗旨宗派となります。

1969年に真宗大谷派内で運営方針などの対立があり、現在の総本山東本願寺である「真宗大谷派東京別院東京本願寺」を1978年に独立させることを宣言し、1981年に独立を行った経緯があります。
そのため、真宗大谷派と東本願寺派は、同じ浄土真宗の流れではありますが異なる宗派となります。
浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺の概要
住所 | 東京都台東区 |
アクセス | 東京都台東区西浅草1-5-5 |
宗旨宗派 | 浄土真宗 東本願寺派 |
電話 | 03-3843-9511(代) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
お墓・納骨堂も完備
敷地内にある「慈光殿」の4階には浅草浄苑(堂内墓)、浄華堂(納骨堂)が建立されており、立地の良さなどから、納骨を希望される方が多くいらっしゃいます。
元々は檀家さんのための檀信徒会館となりますが、お墓も完備されている建物です。
インスタグラムでも情報を発信
本堂にはインスタグラムの「パネル」が置かれております。
今までの寺院のイメージを変え、若い方に親しみやすいお寺を目指しているそうです。
落ち着いた大きな本堂
この辺りは歴史が古い街であるため、多くの寺社仏閣がある地域になりますが、東本願寺は浅草エリアでは有数の規模の寺院です。
境内がとても広く東京の街中では、50台近く駐車場も確保できますので、車でも来られる方が多くいらっしゃいます。
浅草周辺のエリアで、観光が中心となる浅草寺とは、少し違った雰囲気の寺院ですので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか😌