南渡田北地区整備計画は、川崎市の臨海部で行われている「南渡田地区拠点整備基本計画」の北側部分の再開発計画です。
川崎市を代表する工業地帯となっている南渡田地区は、JR南武線支線「浜川崎駅」から徒歩で行くことができる場所にあり、高速道路からも近い利便性の良さが特徴となっています。
しかし近年の川崎市の工業地帯は古い工場跡地の活かし方が課題となっており、街の刷新が必要でした。
街の活性化を行う為、南渡田地区は従来の工場誘致ではなく「研究開発用の施設」を中心とした再開発が行われます。
この計画は南渡田地区の北側と南側に分かれて開発をされる再開発なり、先に北地区が先行して開発が行われます。
更に北地区の中でも「北側エリアの5.6ha」を先に整備し、完成予定は2027年度を予定としています。研究棟以外にも商業施設や宿舎などが建設されます。
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川崎市・南渡田地区「南渡田北地区北側」再開発:2027年度先行開業予定
再開発名 | 「南渡田北地区北側」再開発(南渡田地区拠点整備基本計画) |
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1-1 ほか |
アクセス | JR南武線支線「浜川崎駅」 |
建設される施設 | 研究棟A 研究棟B(コミニュティ棟含む) 研究棟C 寄宿舎棟 商業棟 |
建物の高さ | 研究棟A:33m 研究棟B:57m 研究棟C:51m 寄宿舎棟:24m 商業棟:10m |
事業者 | ヒューリック株式会社 |
開業予定日 | 2027年度 |
川崎市臨海部「南渡田地区」で始まった大規模再開発計画
南渡田地区拠点整備基本計画は、神奈川県川崎市川崎区の工業地帯、南渡田地区で行われる再開発です。
南渡田地区は対象範囲がとても広い地区であり、まずは「南渡田北地区」の開発が進められます。
この南渡田北地区の北半分「約5.6ha」を先行で開発を行うことになり、下記の建物が建設されます。
- 研究棟A
- 研究棟B
- 研究棟C
- 寄宿舎棟
- 商業棟
工業地帯の中に研究施設が建設されることになり、川崎市の臨海部は従来の工業地帯ではなく、新しい研究施設を備えた最先端の技術が集う街としての発展が望まれています。
利便性の高い川崎市川崎区「南渡田地区」
南渡田地区は、川崎市の臨海部に位置する地域となり、周辺は工場が広がる工業地帯となっています。
鉄道は運行本数こそ少ないですが、近隣工場勤務の方の利用を中心にJR南武線支線が通り、最寄駅である「浜川崎駅」が南渡田地区に立地しています。
また首都高速神奈川1号横羽線や産業道路が通り、東京、横浜方面などの道路アクセスも良い、工場地帯でありながら市街地にも近く利便性の高い場所です。
南渡田北地区の再開発は、一部の南渡田地区拠点整備基本計画として2027年度に先行開業となります。南渡田地区の再開発対象エリアは非常に広く、都心や羽田空港に近い立地を活かしたまちづくりを今後時間を掛けて大規模再開発が進められていきます。
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