JR中央線の主要駅「国立駅」南口前では、JR東日本が初の木造商業ビルの建設が行われています。
ビルでは珍しい木造建築の商業ビルとなり、2022年9月より実施設計が進められており、完成は2024年春ごろの予定となります。
この国立駅前の商業施設名は「(仮称)nonowa国立SOUTH」との名称となり、木造で建設されるこの商業ビルは周囲の建物の中でも特に目立つ建造物となります。
【JR東日本グループより正式名称が仮称通りの「nonowa国立SOUTH」に決定したと2023年10月17日にプレスリリースがありました】
サステナブルを意識したSDGsの取り組みとして、森林資源を活かした建築物は国立駅前の景観やまちづくりによりよい形に行うことを目指しています。
【JR中央線沿線:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
JR中央線・国立駅前駅ビル:nonowa国立SOUTH
計画名 | nonowa国立SOUTH |
所在地 | 東京都国立市中一丁目1-52 |
アクセス | JR中央線「国立駅」南口すぐ |
敷地面積 | 約840㎡ |
延べ床面積 | 約2,450㎡ |
主要用途 | 店舗 |
建物の階数 | 4階建て |
構造 | 木造(一部鉄骨造) |
工事開始 | 2023年2月 |
開業予定時期 | 2024年春 |
JR東日本初の木造商業ビル「nonowa国立SOUTH」
nonowa国立SOUTHは、JR中央線国立駅南口すぐの場所に建設されている地上4階建ての商業ビルです。
nonowa国立はJR国立駅の商業施設となり、駅構内の利便性の良い場所を活用し賑わいを創出する施設となっています。
JR国立駅南口に隣接するこの商業ビルの計画は、JR東日本初の「木造による建設される商業ビル」となり、新しい取り組みとして注目されている建造物です。
木造の建造物はやはり防火・防災の関係から、大規模な建築を行うことは難しく、リスクが大きいとされてきましたが、JR東日本はJR国立駅前の新しいまちづくり、再開発を意識した結果、木材を使用した建造物を建設することを決定しました。
森林資源を使用することで、サステナブルを意識したSDGsの取り組みを発信し、JR国立駅前の景観に合わせたまちづくりを行うことで、国立市全体の街の活性化や新しい施設により駅前の活性化が期待されています。
【nonowa国立SOUTHの出店商業テナント】
- ビオラル (株式会社ライフコーポレーション)
- キャップスクリニック (医療法人社団ナイズ)
- クオール薬局 (クオール株式会社)
- TULLY’S COFFEE&TEA (タリーズコーヒージャパン株式会社)
- おしゃれ工房 (株式会社おしゃれ工房)
JR中央線沿線・人気のある高級住宅街「東京都国立市」
JR中央線沿線の主要駅のひとつ「国立駅」の所在する東京都国立市は、日本最大の利用者数:新宿駅や中央線の起点駅:東京駅へ乗り換えなしで移動することができる便利な街です。
国分寺市と立川市の間に立地することから一文字ずつを取り「国立市」と市名に採用した自治体です。
特にnonowa国立SOUTHが建設される「JR国立駅南口」から広がる街並みは、西武グループにより計画された学園都市として、小平学園や大泉学園などと同様に整備された街並みが広がっています。
閑静な住宅街が広がる東京都国立市:国立駅南口方面は東京都内でも特に人気のある高級住宅街として、多くの人気を集めている魅力的な街となっています。
国立駅南口の開発により、駅前を中心とした不動産開発、不動産投資に注目が集まり、多くの人が集まる魅力的なまちづくりが行われます。
【JR中央線沿線:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
珍しい木造建造物として注目される再開発・建築計画
JR国立駅南口に建設される商業施設「nonowa国立SOUTH」以外にも、木造の建築物の計画が進められています。
特に東京駅丸の内口の東京海上日動本店ビルの建て替えは、木造建築の100mを超える超高層ビルとして注目をされている再開発計画です。