Olive LOUNGE渋谷店は、三井住友銀行が展開する自社会員サービス「Olive」に特化した店舗です。
西武百貨店渋谷店の1階にあった「三井住友銀行渋谷支店」を改装し、新しく「スターバックス」とTSUTAYAが展開する「シェアラウンジ」を併設した銀行窓口です。
スターバックスの店舗の中に三井住友銀行のATMや相談窓口などが設置され、従来の銀行イメージとは全く異なる店内となっています。
従来の銀行業務だけではメガバンクと言えども差別化やお客様サービスの向上が出来ないとの判断から、他サービス業とコラボした新しい取り組みに今後も注目が集まり、100年に一度の再開発・まちづくりと言われる「渋谷駅周辺の活性化」が注目されます。
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三井住友銀行Olive LOUNGE渋谷店:概要
店舗名 | Olive LOUNGE渋谷 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町20−20(西武百貨店渋谷店) |
アクセス | JR山手線・JR埼京線・JR湘南新宿ライン・JR相鉄線直通・東急東横線・東急田園都市線・京王井の頭線・東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線「渋谷駅」 |
建物内装 | 2階:シェアラウンジ 1階:三井住友銀行窓口・スターバックスコーヒーOlive LOUNGE渋谷店 地下1階:Olive会員専用個室相談窓口 |
銀行としては2例目:スターバックスとコラボ店舗を出店した三井住友銀行
Olive LOUNGE渋谷店は、三井住友銀行が新しく掲げる新コンセプトの銀行窓口です。
現状、大手銀行・地方銀行などの銀行再編が進んでおり、従来の銀行業務だけでは銀行の維持と顧客満足の向上が見込めないことがどの銀行においても課題となっています。
更に他業界からの参入を相次ぎ、金融業ではなく「サービス業として企業向上を行わないと生き残れない時代」となっています。
PayPay銀行(楽天)、イオン銀行、セブン銀行、最近では「JR東日本」も銀行業に参入し、従来の銀行が危機感が増える中、顧客満足度が高いチェーンカフェ「スターバックス」とコラボを行った「Olive LOUNGE渋谷店」は三井住友銀行の新しい顧客サービスを創造するための取り組みとなります。
スターバックスと銀行のコラボは「京都銀行」に次ぐ2例目となり、このモデルが成功すれば他地域にも展開されるかもしれません。
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銀行業だけでは集客ができる時代ではない
三井住友銀行が今回自社サービス「Olive」の旗艦店を設けた理由は、従来の銀行業のみでは新しい顧客をつくることができないという危機感もあったと考えられます。
そのため、自社を知ってもらうために気軽に顧客を呼び込めるカフェ業界に注目をしたと思われます。
そしてカフェチェーンの中で特に顧客サービス度が高く、多店舗展開を行い、三井住友銀行とコーポレートカラーが同じ「緑」を扱う「スターバックス」が注目され、今回のコラボに繋がったと思われます。
100年に一度の再開発・まちづくりと言われる「渋谷」
Olive LOUNGE渋谷店は、現在100年に一度の再開発と言われる「渋谷」の街に新しい人の流れを呼び込める期待が込められています。
渋谷は10代・20代前半を中心とした若者の街のイメージから、巨大なビジネス街・大型商業施設を中心とした街の再編が行われ、今後も不動産開発や不動産投資に関する情報に注目が集まります。
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