押切・湊橋(仮称)設置計画は、東京都江戸川区と千葉県市川市の間に設置する橋の計画です。
江戸川区と千葉県市川市の間には「旧江戸川」が流れており、この川は都道府県の境界線となっています。
そのため、旧江戸川に建設する橋は「都道府県を超える橋のため、橋の設置を行うための調整が難しく」東京都と千葉県を行き来することができる橋の本数が少ない現状があります。
現状、市川市・浦安市と江戸川区の間を流れる旧江戸川に掛かる橋は「3本」のみであり、ようやく建設許可が下りた橋が「押切・湊橋(仮称)」となります。
この橋の建設により、新たに道路を東京都と千葉県を行き来できる道をを繋ぎ、他の橋の交通渋滞を緩和することが可能になります。
交通渋滞や災害時などに他の橋が使用できない状態になっても「押切・湊橋(仮称)」が完成することで、防災機能の強化にも繋がります。
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押切・湊橋(仮称)設置計画
設置橋名 | 押切・湊橋(仮称) |
道路名 | 一般県道:王子金町市川線 |
事業区間 | 東京都江戸川区江戸川1丁目〜千葉県市川市押切 |
延長距離 | 0.8km |
幅員 | 15m〜26m |
車線数 | 片側1車線 |
旧江戸川に掛かる新しい橋「押切・湊橋(仮称)」の設置計画
押切・湊橋(仮称)は東京都江戸川区と千葉県市川市の行徳地区を繋ぐ新しい橋の設置計画です。
江戸川区と市川市の間には「旧江戸川」が流れており、行き来を行うには橋を渡る必要がありますが、江戸川区と市川市行徳地区を繋ぐ橋は「今井橋」のみとなります。
今井橋は南行徳駅前通りと直線で「千葉街道(国道14号)」を繋いでおり、都心の日本橋まで通じている通りです。
市川市行徳地区から東京都心まで直線で移動ができる便利な通りとなりますが、この通りに交通が集中するため、慢性的な渋滞が多い通りとなっています。
旧江戸川を渡る橋は隣接する市川市と浦安市内を含めても3本のみであり、上流から
- 今井橋
- 浦安橋
- 舞浜大橋
この3本のみであり、都県の境界を越えるためこの橋に交通が集中するため、慢性的な交通渋滞が課題です。
また、災害時に橋が使えなくなってしまった場合「陸の孤島」となってしまう災害に弱い課題があります。
都県の境界に掛かる橋ということもあり建設許可の調整が難しいと言われていましたが、ようやく許可が下り建設工事が始まります。
行徳駅前から都営新宿線瑞江駅近くを通り「柴又街道」に至る通り
押切・湊橋(仮称)が完成すると都営新宿線「瑞江駅」付近を通り、柴又街道に至る道路が繋がることになります。
柴又街道を通ることでJR総武線各駅停車「小岩駅」付近、北総線「新柴又駅」付近、JR金町駅南口に至り、水戸街道に接続するルートが完成するため、江戸川区と市川市行徳駅付近の渋滞解消だけではなく、葛飾区などの広範囲に及ぶ交通アクセスの強化ができることになります。
交通アクセスの強化は街の活性化の要因として期待させるため、特に行徳地区や江戸川区瑞江駅周辺の活性化が期待されます。
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