JR浜松町駅周辺では再開発計画が活発に行われており、現在浜松町駅に隣接する「世界貿易センタービル建て替え」工事が始まっています。
新しい世界貿易センタービルの建設計画と同時に「JR浜松町駅北口に橋上駅改札」を設置する計画も進んでおり、将来更に乗降者数が増える予想の浜松町駅の改良工事が行われています。
改良工事の一つが世界貿易センターなどが所在する浜松町駅西側「浜松町二丁目」とJRの線路を越えた「竹芝方面」を直接繋ぐ東西自由通路も建設する計画があります。
この自由通路の地上3階の高さに新しく浜松町駅橋上駅改札を建設する予定です。
予定では2026年度の東西自由通路開通・改札新設を行う計画となり、浜松町駅周辺の移動がスムーズになります。
JR浜松町駅の改良により浜松町エリア周辺の再開発にも良い影響があり、回遊性が高まり地域活性化が期待されています。
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JR浜松町駅北口:橋上駅・東西自由通路計画

プロジェクト | JR浜松町駅周辺再整備計画 |
主な事業主 | JR東日本・野村不動産 |
建設内容 | 橋上駅改札・東西自由通路開通・南口自由通路・東京モノレール浜松町駅建替・世界貿易センタービルなど |
完成時期 | 2026年度「橋上駅改札・東西自由通路開通」 2024年度「南口自由通路:暫定」2026年度全面開通 2026年度「世界貿易センタービル」 |


中央部の歩行者用オーバーパスの柱が世界貿易センター方面と繋がります。
JR浜松町駅東西の行き来をしやすくする
現在浜松町駅北口付近の東西移動はJRの高架橋の下を通り、横断歩道を数カ所渡らなければなりませんが、この歩行者用オーバーパスが完成すれば、「JR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の東西にある高層ビルと直接通路で繋がる」ことになります。
駅の東西移動がスムーズにできるようになり、同時に地上3階に新たにJR浜松町駅橋上駅が完成すると、混雑していた北口付近の人の流れが分散されます。
北口は都営大江戸線・都営浅草線の乗り換え駅「大門駅」の乗り換え口に近いため、利用者が集中しており混雑するイメージですが、これにより人の流れが分散できるようになります。
また将来の羽田空港へのJR直通線が完成すれば、浜松町駅自体の利用者が増えると予想されるため、利用者増加前に駅改良化対策を行う計画です。
浜松町駅の乗り換えをスムーズにする「ステーションコア」の建設
近年の複数路線の乗り換え駅周辺の再開発では、乗り換えを行うためにスムーズな導線を確保することが課題になっています。
JR浜松町駅も新たに中央改札付近に「中央広場」を建設し、歩行者の乗り換え・移動をわかりやすく整備します。
「JR」「都営地下鉄」「東京モノレール」「バス」「タクシー」の乗り場、乗り換え入口の整備を集約して再整備を行うことで、初めて浜松町駅に来た人でも戸惑わない駅を作ります。

浜松町駅南口:芝浦方面への自由通路の再整備
既にJR浜松町駅南口から「芝浦方面」への自由通路はありますが、設備などが古く新たに再整備をされます。
JR貨物の跡地などの空き地が残っているため、この土地を有効活用する計画です。
芝浦方面は各鉄道駅から少し距離がありますが、オフィス・高層マンションなどが立地するエリアとなり、JRでは浜松町駅が近い駅となります。
芝浦方面への通路の再整備を行い、行き来がスムーズにできるように整えることで、浜松町駅と芝浦で行われている再開発地域とを繋ぎ、地域一帯の活性化を行います。

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