現在JR名古屋駅の東西に貫く地下に「東京:品川駅〜名古屋駅間をつなぐ新幹線:リニア中央新幹線」が建設されています。
リニア中央新幹線終点の新大阪駅開通までの間、名古屋駅が暫定の終点となり、現在地上部でも建物の撤去・再開発工事が進んでいます。
JR名古屋駅の商業施設・高層ビルは駅の東側「桜通口(名駅東口)」に集中しているため、「太閤通口」(名駅西口:新幹線口)の開発はあまり目立つことがなかったのですが、現在不動産・広場の整備の動きが始まっております。
リニア中央新幹線ホームは既存の名古屋駅と違い南北方向ではなく「名古屋駅を東西に貫く形で建設」されます。
そのため、名古屋駅のリニアが建設される駅東西の地上部には新しい広場や建物が建設されます。
【このページは名古屋駅太閤通口の再開発・超高層ビル計画の紹介ページとなります】
名古屋駅前周辺は再開発・超高層ビル建設計画などが進んでおり、周辺不動産開発・投資が活発な動きになっている注目のエリアとなります。
【名古屋駅周辺:不動産開発・投資参考リンク】
JR名古屋駅太閤通口(新幹線口)再整備 概要
整備事業 | JR名古屋駅太閤通口(名駅西口:新幹線口)再整備事業 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−4 |
アクセス | JR名古屋駅太閤通口(名駅西口:新幹線口)正面 (JR東海道新幹線・JR東海道線・JR中央線・JR関西線・名鉄線・近鉄線・あおなみ線・名古屋市営地下鉄東山線・名古屋市営地下鉄桜通線) |
整備内容 | 太閤通口中央広場の整備・高速バス・観光バス乗降場整備・タクシー一般車両待機スペース分離・駅前広場と建築物との一体的な空間活用 |
リニア中央新幹線名古屋駅は「東海道新幹線・JR在来線(東海道線・中央線・関西線)・名鉄線・近鉄線・あおなみ線・名古屋市市営地下鉄」に交差するように建設されます。
そのため、名古屋駅の地上部東西広場の整備・既存の建物の撤去、新しく改札ができるため、名古屋駅周辺の再整備・周辺再開発が必須となっています。
名古屋駅太閤通口(新幹線口)に高層ビルの建設計画
名古屋駅は従来桜通口(名駅東口)が都心への入口とされ、現在まで名古屋の超高層ビルは桜通口に集中しています。
元々大きな建物が多く地権者が複雑ではないため再開発が行いやすかったと言われています。
一方太閤通口(名駅西口)は新幹線ホームに近い便利な場所ですが、元々「駅裏」と呼ばれ多くの地権者が関わる土地が多く、現在まで大規模な再開発は進んできませんでした。
しかし、リニア中央新幹線建設という民間企業JR東海だけではなく、国も関わる国家プロジェクトが発動し、一民間企業だけのプロジェクトでは無くなりました。
またリニア中央新幹線の駅は、既存名古屋駅と東西で交差するように建設されるため、開発を行う地域がJR名古屋駅太閤通口にも大きく広がっている関係で、新たな整備が必要になりました。
今後名古屋駅前は、桜通口だけではなく太閤通口も大きく開発が進みそうです。
2018年には日本経済新聞より、JR名古屋駅太閤通口(名駅西口)にも高層ビル計画があると発表されています。
詳しい高層ビル規模はまだ未定ですが、JR名古屋駅桜通口(名駅東口)に集中していた高層ビルが、太閤通口(名駅西口)にも建設されることになれば、名古屋駅西口のイメージや今まで駅の東側に集中していた人の流れが変わり、駅の西側にも人が増えることが予想されます。
名古屋駅太閤通口地下街「エスカ」の再整備
愛知県名古屋市は地下街王国と呼ばれ、全国的にも地下街が発達していることで有名な街です。
名古屋駅太閤通口側には古くからの名古屋駅前地下街「エスカ」があり、このエスカの大規模リニューアルが行われます。
地下街エスカの更に地下にリニア中央新幹線名古屋駅が建設をされています。
名古屋駅太閤通口の再整備・再開発計画は、名古屋駅桜通口(名駅東口)と比べると具体的な計画はまだ情報が少ないのですが、今まで地権者が多く大規模な再開発ができなかった名古屋駅太閤通口が大きく変わろうとしています。
【リンク:名古屋市ホームページ 名古屋駅駅前広場の再整備プラン(中間とりまとめ)】
【名古屋駅周辺:不動産開発・投資参考リンク】
愛知県名古屋市:再整備・再開発事業
名古屋市内では現在リニア中央新幹線の建設をはじめ、大規模再開発・超高層ビルの建設が進んでおります。
名古屋駅前と名古屋の都心である「栄」に開発が集中しており、今後も名古屋市はこの2つのエリアを中心に不動産情報・投資が活発になります。