「外神田一丁目南部地区まちづくり計画」は現在「ラオックス」「エディオン」などがあるビル一帯の再開発を行い、超高層ビルと中層ビルを建築して、同時に神田川両河岸一帯を整備する計画となります。
この対象地域に「高さ約170mの超高層ビル再開発・建築を行う構想」となり、調整が進められておりますが地権者が複雑となり調整にはかなり時間が掛かる印象の再開発計画となります。
超高層ビルの建設は現状では可能性の一つですが、超高層ビルが建設された場合、秋葉原駅周辺で完成時に最も高い超高層ビルになる予定となり、秋葉原駅周辺の特に注目されるまちづくり計画です。
地権者を中心にアキバらしらが無くなるとの意見もあった「秋葉原・外神田一丁目南部地区まちづくり計画」ですが、2023年年内にも再開発が決定する動きが出ています。
東京の都心部のひとつ「秋葉原」は昼夜問わず多くの人が行き交う街ですが、秋葉原を象徴するエリアのひとつである「外神田一丁目南部地区まちづくり計画」により、更に秋葉原に集う人が多くなり街全体の活性化に繋がります。
この再開発・まちづくり計画により秋葉原駅前は今後も不動産開発・投資・オフィス需要が上がると予想されます。
【JR・東京メトロ・つくばエクスプレス秋葉原駅周辺:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
外神田一丁目南部地区まちづくり計画
計画名 | 外神田一丁目南部地区まちづくり計画 |
所在地 | 東京都千代田区外神田1丁目 |
建築面積 | A街区:約3,740㎡ B街区:約1,470㎡ |
延べ面積 | A街区:約102,700㎡ B街区:約13,250㎡ |
主要用途 | A街区:事務所・店舗・駐車場等 B街区:店舗・宿泊施設・集会所・駐車場等 |
建築物高さ予定 | A街区:170m B街区:50m |
着工日 | 未定 |
完成日 | 未定 |
JR秋葉原駅南西:超高層ビル建設・神田川両河岸を整備
外神田一丁目南部地区まちづくり計画は、JR秋葉原駅の南西一帯の大規模再開発・まちづくり事業となります。
一帯は従来より古い雑居ビルが集中する地域ですが、この一帯全てがを再開発地域とし、街区を2つに分け対象地域内に高層ビルを建設する予定です。
秋葉原を象徴する「オノデン」などが含まれる一帯の開発ということもあり、秋葉原らしさを考えた再開発を行うことが望まれているようです。
またこの地域一帯の再開発計画は「神田川の両河岸の整備」も対象として含まれており、超高層ビル建設だけでなく訪れた方が過ごしやすくするため神田川周辺整備を行います。
東京都心を流れる神田川の周辺は雑居ビルが「壁」のように神田川に迫る立地で建物が乱立しているため、景観・防災の面からも街の整備が求められています。
外神田一丁目南部地区まちづくり計画一帯は千代田区が管理する葬儀会館もある地域
あまり一般の方には知られていませんが、外神田一丁目南部地区には千代田区が管理する葬儀会館「千代田万世会館」があります。
この葬儀会館はJR秋葉原駅から近い利便性が優れた葬儀会館となりますが、土地自体が狭く葬儀主催者・葬儀会葬者に対して不便であるとの声が以前からあります。
この施設は千代田区唯一の区営葬儀会館のため、高齢者が増えていくこれからの社会を考えるとこの葬儀会館機能も残すよう千代田区議員の方からも話が出ているそうです。
超高層ビル計画と同時にこの地区にある葬儀会館の計画がどのようになるのかも注目されています。
大型バスが停車できない秋葉原駅周辺の改善
秋葉原駅周辺は古くからの東京都心部であるため、多くの雑居ビルが集中する地域の一つです。
そのため、秋葉原駅周辺では大規模再開発・駅前広場の整備が困難な地域となっています。
観光客が多く訪れる街ですが、大型バスなどが停車ができる待機スペースの少なさが課題となっています。
大型バスなどの乗降は、秋葉原駅周辺の路上での対応を余儀なくされている状態ですが、外神田一丁目南部地区まちづくり再開発計画では、大型バスが停車できる停車場設置が検討されています。
周辺交通渋滞の影響にもなっている路上での大型バスの停車が、再開発地域に整備されることで秋葉原周辺の動線がよくなります。
今後も秋葉原駅周辺の不動産開発・不動産投資などの情報には注目が集まります。
【京急北品川駅・品川区周辺:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
東京都千代田区・中央区:大規模再開発・超高層ビル建設
秋葉原駅のある千代田区・隣接する中央区では大規模再開発が計画・建設が行われています。
特に秋葉原から比較的近い東京駅・日本橋周辺では、複数の大規模計画・超高層ビル建設が進んでいます。