日本初の新規路線LRT・宇都宮ライトレール:2023年8月26日開業

宇都宮ライトレールは、日本のライトレール(LRT)として初の「新規路線」として建設されている鉄道となり「宇都宮駅東口から隣町の芳賀町:芳賀・高根沢工業団地」を繋ぐ約14.6キロメートルの路線となります。

宇都宮市内は慢性的な渋滞の課題があり、宇都宮都心部から反対側にあたる今回の区間の開通は「駅から工業団地まで向かう電車」「地域住民の足」として、車を使用しなくても良い交通手段として開通します。

試運転が2022年11月より開始をされ「開通は2023年8月予定」となります。車での移動手段が大半であった宇都宮の東側の交通環境が劇的に改善される計画となります。

【2023年6月2日に宇都宮ライトレールの開業日が8月26日となることが発表されました】

【このページは宇都宮ライトレールの開通予定・詳細のまとめページとなります】

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宇都宮ライトレール(LRT):詳細

事業名宇都宮ライトレール(LRT)事業
区間宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地
キロ数14.6キロメートル
線路構造全線複線
併用軌道区間:9.4キロメートル
専用軌道区間:5.1キロメートル
駅構造基本:2面2線(対向式ホーム)
1面2線
2面4線(平石停留場・グリーンスタジアム前停留場)
試運転2022年11月開始
開業時期2023年8月26日
運営会社宇都宮ライトレール株式会社(第三セクター)

停留所名(JR宇都宮駅側より)全19停留所

  • 宇都宮駅東口停留所
  • 東宿郷停留所
  • 駅東公園前停留所
  • 峰停留所
  • 陽東3丁目停留所
  • 宇都宮大学陽東キャンパス停留所
  • 平石停留所
  • 平石中央小学校前停留所
  • 飛山城跡停留所
  • 清陵高校前停留所
  • 清原地区市民センター前停留所
  • グリーンスタジアム前停留所
  • ゆいの杜西停留所
  • ゆいの杜中央停留所
  • ゆいの杜東停留所
  • 芳賀台停留所
  • 芳賀町工業団地管理センター前停留所
  • かしの森公園前停留所
  • 芳賀・高根沢工業団地

日本初の新規路線ライトレールを建設

宇都宮ライトレール・宇都宮駅東口停留所:AC写真より

宇都宮ライトレールは新規路線としては日本初のライトレールとなります。

宇都宮ライトレールは同じ地方都市でライトレール事業が成功を収めた「富山ライトレール」も参考にしており、地方都市におけるライトレールは街の活性化に有効であると示しています。

人口減が始まっている日本で、政令指定都市ではない地方都市が「新規路線」を計画、開業を行うケースは大変珍しいと言えます。

富山ライトレールは元々JR線で運営が厳しい路線を再生させた事例として注目を集めましたが「新規路線」として開業する宇都宮ライトレールは更に地方都市の今後の交通として注目をされることになります。

待望の宇都宮市内「東西の移動手段」

宇都宮市内の既存電車線は南北方向に宇都宮線・東北本線・日光線・東北新幹線・東武宇都宮線の線路が市街地に対して敷かれており、東西方向への鉄道移動手段がありませんでした。

宇都宮ライトレールは「宇都宮市初の市街地を東西に伸びる鉄道となり、宇都宮市内の交通手段が飛躍的に向上します。

試運転は2022年11月から開始される

宇都宮ライトレールの線路は既に完成をしており、今後微調整期間に入ったと考えられます。

駅施設の最終整備や周辺確認などを行いながら、2022年11月より試運転を開始します。

試運転期間開始としては、

  • 宇都宮駅東口〜平石(2022年11月〜)
  • 宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地(2023年4月〜)

上記2段階にわけて宇都宮ライトレールの試運転を開始します。

宇都宮市が掲げる「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」

宇都宮市は2015年に「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」を掲げ、少子高齢化に合わせた「コンパクトシティ」の構築を掲げています。

宇都宮市内の車による渋滞だけではなく、運転をすることが難しくなった高齢者・小さな子ども連れの家族など、今後の宇都宮市の未来を見据えた市民の新たな交通機関としての提供を行います。

東京周辺・大阪周辺の二大都市圏を除くと、ほか政令指定都市でも「車の使用率が高い街」ばかりの中、コンパクトシティを見据えた宇都宮市の取り組みは素晴らしいものがあります。

追い抜き構造の駅を整備し「快速運転」を可能にしたLRT

宇都宮ライトレールは全国で初の「快速運転に備えた追い抜き構造」ができるように整備をされています。

現状、宇都宮ライトレールの時刻表などは不明ですが、「車庫のある平石停留場」と「グリーンスタジアム前停留場」には2面4線の規模がLRTとしては大きな停留場が設けられ、追い抜きが可能な構造になっています。

宇都宮ライトレールの車両の愛称は「ライトライン」に決定

宇都宮ライトレールに使用される車両の名称は市民からの公募により、40,688票に「ライトライン」という名称に決定しました。

市民に親しまれる丸みの車両と黄色のシンボルカラーの車両が宇都宮市・芳賀町の町を走ります。

雷が多い街として知られる雷都:宇都宮市の「ライト」と「光の道筋」などの意味を持つLINEの意味が車両に名付けられました。

【宇都宮ライトレール(LRT)車両名称決定:宇都宮市・公式ホームページへのリンク】

宇都宮ライトレールの開業日は2023年8月26日

宇都宮ライトレールは、路面電車が全く存在しない街として初めて新設されたLRTとして、全国から注目をされている鉄道計画です。

開業日は正式に「2023年8月26日」に決定し、最終整備が開業日に向け進められています。

車社会である宇都宮市内・周辺の自治体に対して、交通渋滞の緩和が期待されており新たな市民の足として利便性が向上します。

将来は宇都宮駅西側市街地・東武宇都宮駅方面へ接続予定

今回2023年8月に開業する区間は「JR宇都宮駅の東口から隣接する芳賀町の工業団地」を繋ぐ区間となりますが、将来JR線を越えて宇都宮の都心方面に延伸する計画があります。

JR宇都宮駅の北側で、JR在来線と東北新幹線の間を抜ける形で東武宇都宮駅方面に向かうルートを想定しており、宇都宮市は早期実現を目指しています。

このルートが完成すると宇都宮市の都心方面からJR宇都宮駅まで鉄道で移動ができるようになり、市民が更に利用しやすい鉄道となります。

第1期「宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地」の開通・利用者が想定以上とすることが目標ですが、宇都宮市市街地の東西鉄道が完成することで、周辺の不動産開発・投資も活発になると思われます。

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