蔵前JPテラスに名称決定:台東区蔵前一丁目再開発計画(仮称)2023年3月竣工予定

蔵前JPテラスは、東京都台東区蔵前一丁目で再開発計画「蔵前一丁目計画(仮称)」の正式名称となります。

2022年12月9日に蔵前JPテラスと正式名称が発表され、竣工予定時期が2023年3月であると改めて発表されました。

隅田川に掛かる蔵前橋の西岸、都営地下鉄浅草線:蔵前駅と都営地下鉄浅草線:浅草橋駅が最寄駅となり、都営地下鉄大江戸線:蔵前駅とは少し距離が離れた場所に建設されています。

地上23階建のマンション・事務所・高齢者住宅・保育所などが設置され、1階には日本郵政グループ主体の再開発となるため、郵便局も設置されます。

蔵前駅周辺は中小規模のオフィスビル・マンションが多く、まとまった土地での再開発計画は少ない地域でした。

しかし蔵前駅周辺で規模が大きい再開発である「蔵前JPテラス」の完成は蔵前駅周辺のイメージ、景観が大きく変わり今後の周辺不動産開発・不動産投資にも良い影響があると思われます。

【都営地下鉄浅草線・蔵前駅周辺:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

蔵前JPテラス(蔵前一丁目計画):詳細

建物名蔵前JPテラス(蔵前一丁目計画)
住所東京都台東区蔵前一丁目3番28号他
敷地面積約14,400㎡
延べ床面積約99,700㎡
建物高さ約90m
階数地上23階・塔屋1階
用途オフィス(事務所)・高齢者住宅・賃貸住宅・保育所・駐車場・郵便局
事業者日本郵政不動産株式会社
施工業者大成建設株式会社

蔵前橋西詰で建設されている「蔵前JRテラス」都営浅草線:蔵前駅が最寄駅となり、大江戸線:蔵前駅とは距離があります。

台東区蔵前周辺では珍しい大規模再開発計画

台東区蔵前は、戦前からの東京の市街地の一つであり、現在では中小規模の雑居ビル・マンションなどが多い地域になります。

蔵前駅周辺は、元々大規模オフィスビルなどのまとまった土地が少なく、大規模な再開発があまり行われていなかった地域となります。

蔵前は超高層オフィスビル・タワーマンションなどが少ない地域となり、東京の再開発プロジェクトではあまり目立つことがなかった街ですが、この日本郵政グループの計画・再開発で新しい人を呼び込めそうです。

近年蔵前駅は小規模なお洒落なお店もところどころに出店を行っており、徐々にではありますが街並みが変化をしているように感じております。

大型複合施設「蔵前JPテラス」の完成で街の雰囲気に変化が加わると期待されています。

施設屋上に「屋上庭園」を整備

蔵前JPテラス:屋上庭園イメージ

蔵前JPテラスの9階には屋上庭園を整備することになっています。

蔵前周辺の自然環境は近くに隅田川が流れていますが、大規模な公園は少なく自然環境を人工ではありますが、設置されることになりました。

台東区では数少ない屋上庭園が設置される複合施設となります。

くらまえ橋郵便局は2022年12月5日に開業済み

蔵前JPテラスの再開発地域に以前よりありました郵便局は敷地内に出来たビル「JPライオンビルディング」1階に先行して開業しております。

全面開業は2023年度の予定となりますが、先行して一部開業を行っている店舗があります。

2023年4月にはベーカリー「TRASPARENTE La Cartolina」がオープン、同じ4月に「賃貸住宅:JP noie 蔵前」の入居開始、5月には高齢者住宅「ブランシエール蔵前」の入居が始まる予定です。

ライオンの本社も入居する蔵前JPテラス

蔵前JPテラスには日用品の最大手メーカー「ライオン株式会社」が同じ台東区内での移転を決定しています。

大手企業の入居により、多くのオフィスワーカーや来訪者が訪れることが期待されています。

台東区蔵前は利便性の高い好立地

台東区蔵前は都営地下鉄浅草線・都営地下鉄大江戸線の2路線を使用できる利便性の良い立地となり、新橋・日本橋・浅草・飯田橋・新宿・大門・六本木などの東京23区内の主要エリアへ乗り換えなしで移動が可能です。

蔵前JPテラスは蔵前エリアでは特に規模の大きな再開発計画ですが、周辺の不動産開発、不動産投資にも良い影響を与えるとして台東区内のエリアの中でも特に注目されています。

【都営地下鉄浅草線・蔵前駅周辺:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

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