上野動物園では休止中のモノレールに変わる園内を移動する鉄道計画があります。
上野動物園のモノレールは「日本最古のモノレール」として知られており、園内の訪れる利用者も徒歩移動だけではなく多くの方が利用する人気の鉄道でした。
しかし建物・車両の老朽化などの影響もあり維持費が高く、2019年より運行は休止されていました。
東京都が発表を行ったこの新しい鉄道計画により、上野動物園のモノレールは正式に廃止される見込みとなります。
新しい鉄道は現状の吊り下げ式モノレールではなく「レールを車両の下に2本敷いた電車のような構造」になり、ジェットコースターの技術を応用したものになると発表があります。
完成予定は「2026年度末」となり、モノレールに変わる上野動物園の移動手段が新たに完成することになります。
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上野動物園:新しい鉄道計画
計画名 | 上野動物園:新しい乗り物導入計画 |
ルート | 原稿モノレールルートとほぼ同じ(一部駅舎位置・ルート変更) |
車両数 | 2両編成 |
収容人数 | 60名 |
整備時期 | 2026年度末 |
上野動物園:園内の新しい移動手段
上野動物園の新しい乗り物の新設計画は「2019年まで運行を行なっていたモノレール」の代替となる鉄道計画です。
上野動物園のモノレールは「日本最古のモノレール」として知られており、西駅と東駅の間の約330mの短い距離を運行していました。意外ですが運行は「東京都交通局」が行っていました。
上野動物園の園内で完結する路線ですが利用者は多く、上野動物園を訪れる方の3割が利用をしていたというデータがあります。
徒歩でも十分移動ができる距離ですが、上野動物園内を走行する鉄道は非常に人気がありました。
しかし、日本最古のモノレールということもあり老朽化が激しく、特注の部品などのメンテナンス維持費用が多く掛かり、2019年より運行休止を行なっておりました。
新しい移動手段の計画実施により、モノレールは廃業することになりましたが、代わりに最新の移動手段が建設されることになります。
ジェットコースターの技術を応用・ルートはモノレールとほぼそのまま
上野動物園の新しい鉄道計画では、ジェットコースターの技術を応用した2本のレールを走る鉄道となります。
脱線対策も施しており、安全な移動手段として設計されている構造です。
運行ルートはモノレールの運航ルートとほぼ変わらないルートとされており、ルート近くのパンダ舎の影響でレールと駅舎の位置は多少移動されることになるそうです。
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