京急川崎駅前にアリーナ建設・2028年10月開業予定:DeNA・川崎ブレイブサンダース・京急電鉄共同発表

京急川崎駅の北側で現在自動車学校となっている「KANTOモータースクール川崎校」の跡地に「プロバスケットボールチーム・川崎ブレイブサンダース」「DeNA」が共同で「アリーナ」の建設を2028年10月を目標に行うことを発表をしました。

京急川崎駅・JR川崎駅から徒歩圏内の立地に優れた場所であり、東京や横浜からの移動も便利な川崎駅前への建設であることから、非常に注目をされている再開発計画です。

川崎ブレイブサンダースの親会社であるDeNAはこの川崎駅前のアリーナ建設事業を「川崎新! アリーナシティ・プロジェクト」と名付けており、収容人数1万人規模のアリーナ、商業施設、都市公園、宿泊施設、アミューズメント施設を中心とした施設を京急電鉄と建設します。

2025年度には着工を行い、2028年10月に完成予定を進める首都圏のターミナル駅の駅前にアリーナが建設をされる注目の再開発計画です。

川崎駅は東京都心、横浜市中心部、川崎市副都心、東京西多摩地区の中心都市・立川市などと鉄道が直接結ばれている、首都圏の中でも特に便利なターミナル駅です。

更にJR川崎駅北側には大型商業施設「ラゾーナ川崎」があり、既に商業地として求心力がある駅前を形成しており、魅力あるまちづくりの背景が整っています。

この新アリーナ設置計画事業は、既に集客が十分にできている川崎駅前に更に人を呼び込めるまちづくりができるだけではなく、川崎駅と繋がる鉄道沿線の街の活性化、不動産開発、不動産投資にも良い影響があります。

首都圏では今後も不動産開発に関する情報が多く発信され、不動産開発・投資などの関するサイトに無料で登録し、情報を得るユーザーも増えており、再開発情報は特に注目されています。

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京急川崎駅前・新アリーナ建設「川崎新! アリーナシティ・プロジェクト」

計画名川崎新!アリーナシティ・プロジェクト
川崎ブレイブサンダース・DeNA・京急電鉄共同「新アリーナ・複合施設建設計画」
所在地神奈川県川崎市川崎区駅前本町25-4
敷地面積約12,400㎡
着工予定時期2025年度
完成予定時期2028年10月
事業主体企業京急電鉄・DeNA
京急電鉄公式ホームページより

【川崎新!アリーナシティ・プロジェクト:公式ホームページリンク】

首都圏ターミナル駅「川崎駅」の駅前アリーナ建設・再開発事業

京急電鉄公式ホームページよりイメージ図
建設予定地:京急川崎駅と東京・横浜の位置図

京急川崎駅前に建設される「プロバスケットボールチーム・川崎ブレイブサンダース」「DeNA」「京急電鉄」の共同事業「川崎新! アリーナシティ・プロジェクト」は首都圏ターミナル駅前では珍しいアリーナの建設再開発となります。

京急川崎駅は近隣のJR川崎駅と合わせ、複数の鉄道路線が乗り入れを行う駅となり、川崎市内の中心駅としての機能を持っています。

【川崎駅周辺の利用可能な鉄道路線】

  • 京急本線(京急川崎駅)
  • 京急大師線(京急川崎駅)
  • JR東海道本線(JR川崎駅)
  • JR京浜東北線(JR川崎駅)
  • JR南武線(JR川崎駅)

鉄道路線だけでの5つの路線が乗り入れを行っており、東京都心、横浜市中心部、川崎市副都心(武蔵小杉など)、東京都立川市などの街と乗り換えを行わずに移動ができるターミナル駅です。

ターミナル駅前に「大型のアリーナ」が建設されることは珍しく、駅前にアリーナが立地する駅としては「JR宇都宮線・高崎線」「JR京浜東北線」の「さいたま新都心駅」のイメージがあります。

しかし、さいたま新都心駅はターミナル駅ではなく、川崎駅のように市の中心駅となる駅前にアリーナが建設される事例は全国でも少ないです。

特に首都:東京と大都市:横浜に挟まれ、どちらの街からも行きやすく、複数の鉄道路線が乗り入れる「川崎駅前」の立地は最高のロケーションとなります。

川崎市内や横浜市北部へのバス路線も充実している川崎駅

川崎駅は鉄道路線以外の輸送を補うように、バス路線の発着本数も多い駅です。

川崎市内や東急東横線:綱島駅・東急新横浜線:新綱島駅方面などの「横浜市北部」にも路線が伸びているバスも多くあり、鉄道駅から遠い地域を補える交通インフラが整っています。

横浜市北部は横浜駅や新横浜駅などの横浜市内の主要駅より、川崎駅の方が行きやすい地域も多く鉄道空白地帯もあり、川崎駅からのバスにより利便性が保たれています。

また川崎市の湾岸・工業地帯方面には2023年3月1日より「川崎BRT」の運行が始まっており、通常の路線バスと比べ速達性のあるバスが川崎駅と川崎市内の工業団地とを運行しています。

2023年3月1日より運区開始:川崎市初のBRT「川崎BRT」が運行されています。

隣接地では大規模再開発「京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業」の計画が進む

川崎ブレイブサンダース・DeNAの新アリーナ建設地に近接する京急川崎駅前では京急電鉄が行う「京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれる再開発計画も同時進行されています。

この場所は京急川崎駅とJR川崎駅に挟まれた利便性の良い立地を活かし、超高層ビルと広場を建設する計画です。

こちらの計画の詳細は京急電鉄より、まだ多くは発表をされていませんが、新アリーナの建設と合わせ、京急川崎駅前・JR川崎駅前の大型再開発計画として注目されています。

京急川崎駅は乗り入れを行う京急大師線の立体交差化(地下線)計画も検討されており、駅前の景色が大きく変わり、大型の再開発・都市開発が複数行われる首都圏でも注目の街となっています。

京急川崎駅前の超高層ビル計画となります。こちらも京急が主体となり、京急川崎駅前の新アリーナ計画と同様に再開発計画が始まっています。

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神奈川県川崎市内:注目の再開発・交通・都市開発計画リンク

川崎市内は近くに羽田空港があるため、建物の高さ制限が一部ある地域です。

川崎駅周辺は高さ制限がある地域のため、高さのある超高層ビルが意外と少なく、川崎市内の「武蔵小杉駅」周辺にタワーマンションが集中しています。

しかし近年は川崎市役所が超高層ビルへの建て替えなど、大規模な駅前再開発計画が進んでおります。

川崎市役所の建て替え・超高層ビル化の計画となります。
川崎市営地下鉄の計画は無くなりましたが、横浜市営地下鉄ブルーラインが「横浜市・あざみ野駅」から「川崎市・新百合ヶ丘駅」まで延伸されます。
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