六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業は、六本木ヒルズに隣接する港区六本木五丁目西側に接するエリアが対象となる東京都心の大規模再開発です。
開発事業主は森ビルと住友不動産であることが発表されており、六本木五丁目を南北に通る「鳥居坂」の西側にあたる地域が対象となり、総延床面積約1,050,000㎡の東京都港区の都心でありながら前代未聞の広い開発エリアとなります。
森ビルは現在日本一の高さの超高層ビルとなる「麻布台ヒルズ」や東京メトロ日比谷線:虎ノ門ヒルズ駅直上の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」などの大規模再開発が現在行われており、これらの開発が竣工した後の「2025年度からの着工」を見込んでおり、「2030年度には竣工・完成」を予定しています。
この第2六本木ヒルズの高層棟は2棟が予定されており、それぞれ「地上70階建ての高さ327m」「高さ288m」の高さの規模となり、六本木ヒルズ森タワーの高さを大きく超える規模です。
この「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」第二六本木ヒルズ計画」は港区六本木周辺の新しい大規模再開発計画となり、東京都港区の不動産開発・不動産投資に関する情報が注目されています。
【東京都港区六本木周辺:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業
計画名 | 六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業 (第二六本木ヒルズ:六本木五丁目西地区プロジェクト) |
所在地 | 東京都港区六本木五丁目西地区 |
街区 | A-1街区(超高層ビル)・A-2街区(寺院)・A-3街区(教会) B街区(超高層タワーマンション) C街区(学校) D街区(国際文化会館) E街区(マンション) |
建物の高さ | A-1街区:高さ327m B街区:高さ288m |
建物の階数 | A-1街区:地上66階・地下8階 B街区:地上70階・地下5階 |
敷地面積 | A街区:約38,600㎡ B街区:約14,400㎡ C街区:約11,300㎡ D街区:約8,740㎡ E街区:約4,900㎡ |
延べ床面積 | A街区:約794,500㎡ B街区:約239,100㎡ C街区:約16,900㎡ D街区:約4,500㎡ E街区:約29,200㎡ |
着工目標 | 2025年度 |
完成予定目標 | 2030年度 |
東京都心:港区六本木五丁目の大規模再開発計画
第2六本木ヒルズ計画・六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業は、森ビルと住友不動産が主体となる港区六本木五丁目内で計画されている大規模再開発計画です。
東京都港区六本木五丁目内を南北に通る「鳥居坂」から西側の地域が開発対象とされており、現状「六本木ミュージアム」や「国際文化会館」などが立地している地域が対象となります。
最寄駅は東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」、都営大江戸線「麻布十番駅」となり、東京都心:港区の一等地となり、利便性が良く人気の立地です。
徒歩圏内には外苑東通り(環状3号線)を挟んで西側に六本木ヒルズ、麻布通りを挟んで「飯倉片町」交差点の対角線に「麻布台ヒルズ」などの大型再開発計画地があり、近年大きく街並みが変貌した地域に囲まれています。
東京都心部である港区六本木に新たに開発される「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の詳細は2023年4月現在発表されていませんが、麻布台ヒルズ完成後の次に大きく注目をされる再開発計画となります。
【公式ホームページリンク:都市再生特別地区(六本木五丁目西地区)都市計画(素案)の概要・森ビル株式会社・住友不動産株式会社】
2023年6月24日追加発表:六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業・A街区からE街区までを設定
六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業は2023年6月24日に追加情報として、ホームページが公開されており「イメージパース」「敷地面積」「街区割」が発表されています。
具体的にエリア分けが公表されており、具体的な計画が進んでいくことになります。
【主な街区】
- A-1街区・A-2街区・A-3街区(超高層ビル)
- B街区(超高層タワーマンション)
- C街区(学校:東洋英和上学院小学部・東洋英和幼稚園)
- D街区(国際文化会館)
- E街区(マンション)
高さ地上66階・地下8階・高さ327mの超高層ビルと地上70階、地下5階、高さ288mの超高層タワーマンションを建設
六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特に注目される主たる建物は「高さ327m」の超高層ビル、「高さ288m」の超高層タワーマンションです。
東京都内だけでなく、全国的にもこの高さの規模の超高層ビル・超高層タワーマンションは異質であり、東京都内でも特に注目されている計画です。
高さ327mの超高層ビルは現在建設されている日本で最も背の高いビルとなる「トウキョウトーチ・トーチタワー」に次ぐ高さの超高層ビルとなり、2023年現在建設が行われている「麻布台ヒルズ森JPタワー」約325mを超える高さのビルとなります。
2023年時点で竣工済みの最も背の高い超高層ビル「大阪市阿倍野区:あべのハルカス」を超えるビルが3棟も東京都心で建設・計画をされており、東京都心の不動産開発・再開発規模の大きさは計り知れません。
日本一の高さ288mの超高層タワーマンションの建設
第2六本木ヒルズ計画では敷地内に建設される予定の超高層タワーマンションにおいて「B街区:高さ288mの超高層タワーマンション」は、2023年時点で最も高さのある超高層タワーマンション「虎ノ門ヒルズレジデンスの247mを40m以上も超えるタワーマンション」となります。
東京駅前で建設されている「トウキョウトーチ・トーチタワー」の高層階にも超高級分譲マンションが設置される予定となりますが、このトーチタワーが牽制しても、第2六本木ヒルズは全国2番目の高さのタワーマンションとなります。
東京都港区には2023年に街開きが行われる注目の大規模再開発:港区「麻布台ヒルズ」にも超高層タワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスB」は「地上64階・高さ262.82m」が完成します。
この麻布台ヒルズのタワーマンションの完成時点では日本一の高さのタワーマンションとなりますが、更に「第2六本木ヒルズ:六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業B街区のタワーマンション」の高さが上回ります。
それだけ「第2六本木ヒルズ計画:六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の規模が凄まじく、今後の追加情報にも注目されており、東京都心部の不動産開発・不動産投資情報は今後も情報を得る価値があります。
森ビルが開発する港区内のまちづくり・再開発計画「虎ノ門ヒルズ」「麻布台ヒルズ」の次の計画はどのような開発となるか注目されていましたが、想像以上の規模の計画が「第2六本木ヒルズ計画:六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」となります。
第2六本木ヒルズ計画だけではなく、今後も東京都心の不動産開発・まちづくり計画はこれからも活発に行われていきます。
「都心に森を造る」
六本木五丁目西地区計画では「都心に森を造る」構想を森ビルは掲げており、今まで再開発を行なった六本木ヒルズ・麻布台ヒルズとは別のコンセプトの再開発計画となります。
東京都心に森を造る壮大な計画が始動することになり、超高層ビル群の間に自然環境が調和する特徴ある街が完成します。
【「都心に森を造る」 六本木の次期再開発 森ビル社長:Yahoo!ニュースへのリンク】
【東京都港区六本木周辺:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
東京都港区内で行われている大規模再開発・超高層ビル計画
東京都港区は全国でも最も再開発が行われているエリアのひとつであり、街の様々な場所で超高層ビルの建設が相次いでいます。
交通アクセスなどの改善、新路線なども計画もあり、東京都内でも最も新しいまちづくりが活発な地域です。
そのため、不動産開発や不動産投資の情報は東京都港区の物件が多く、今後も注目をされ続ける地域です。