京王プラザホテル多摩跡地再開発計画:複合施設と高層マンションを2028年度に開業

京王プラザホテル多摩跡地再開発計画は、京王多摩線・小田急多摩線・多摩都市モノレール線「多摩センター駅」に直結する「京王プラザホテル多摩」の跡地を利用した再開発計画となります。

京王プラザホテル多摩は2023年1月まで営業を行っていましたが、京王プラザホテルの組織再編の中で多摩センター駅前におけるホテル事業を終えることになりました。

跡地には多摩センター駅前の立地を活かした「商業と住居の複合施設」を建設することが決定しており、建物の解体から2028年の完成に向けて再開発が始まります。

多摩ニュータウンの中心駅として発展を続けてきた「多摩センター駅周辺」ですが、多摩ニュータウン全体が高齢社会の影響を受けており、今後のまちづくり・駅前再開発計画に注目が集まります。

【東京都の再開発・投資に関する書籍】

【多摩センター駅周辺・京王線・小田急線・多摩都市モノレール線沿線:不動産開発・住まいへの情報】






京王プラザホテル多摩跡地再開発計画

計画名京王プラザホテル多摩跡地再開発計画
所在地東京都多摩市落合1丁目43
アクセス小田急多摩線・京王相模原線・多摩都市モノレール線「多摩センター駅」南口 徒歩3分
建物解体開始2023年11月
着工2025年度
完成予定2028年度

京王プラザホテル再編による京王プラザホテル多摩の閉店

京王プラザホテル多摩跡地再開発計画は、東京都のニュータウン「多摩ニュータウン」の中心駅「多摩センター駅」に直結するホテル跡地の再開発計画です。

京王プラザホテル多摩は、1990年に開業したホテルとなり2023年1月まで営業を行っておりました。

晩年は新型コロナウイルスの影響によるコロナ禍の影響により経営が厳しくなり、組織再編を考え今回「京王プラザホテル多摩」の閉鎖を決定しました。

その後、この京王プラザホテル多摩跡地再開発計画の跡地を活かした再開発計画が検討され、商業施設と住居を含む複合施設の建設が決定しました。

跡地の再開発の具体的な内容は未定となりますが、大規模な住居も併設されることが見込まれており、多摩センター駅周辺の人口増加と活性化が期待されています。

【京王プラザホテル多摩:跡地再開発計画・日本経済新聞記事へのリンク】

多摩センター駅・多摩ニュータウンとは

多摩センター駅中心部:AC写真より

京王プラザホテル多摩跡地に直結する「多摩センター駅」は小田急多摩線・京王相模原線・多摩都市モノレール線の乗り換え駅となり、周囲は多くの住宅に囲まれた立地となります。

大規模施設として、

  • サンリオビューロランド
  • 多摩中央公園
  • イオンシネマ多摩センター

などの大規模商業施設も充実するエリアとなります。

多摩センター駅からは小田急線・京王線、どちらの電車に乗車を行っても「新宿方面」に行くことができるため、どちらかが交通輸送障害が発生しても都心方面への代替ルートがある便利なエリアとなっています。

また多摩都市モノレール線を北上することで、京王線・JR中央線への乗り換えも可能です。

多摩ニュータウンは日本最大級のニュータウンとして、大阪の千里ニュータウン・愛知の高蔵寺ニュータウンとともに「三大ニュータウン」のひとつとして、全国的に有名なニュータウンですが、近年の高齢社会の影響により、高齢者人口が増え今後も街の活性化についての課題があります。

京王プラザホテルの撤退は多摩ニュータウン全体の経済に影響があり、今後の跡地の再開発が注目されていますが、複合施設の建設が決定したことで跡地の有効活用が無事に進むことになりました。

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京王線・小田急線沿線の注目の大規模再開発・まちづくり計画

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