東京都府中市役所建て替え工事・新庁舎建設：2023年度より随時新庁舎の使用開始予定

東京都府中市では新しい市役所庁舎の新設工事が行われており、2023年度より一部新しい庁舎での業務が開始される予定です。

府中市役所は「京王線：府中駅」と「JR武蔵野線：府中本町駅」の間に立地しており、市民の方の利便性が良い立地となり、同じ敷地内で仮移転をせずに府中市役所の建て替え工事を行います。

工事内容として第1期、第2期の工事と分けられ「おもや」と「はなれ」という建物2棟を建設します。

2021年度より建設工事が開始され、最初に「おもや」を建設し2023年5月より使用開始の予定でしたが、この予定が長引き2023年度内には「おもや」の使用が開始される予定に変更になりました。

全体の工事の完成は2027年度（令和9年度）の予定となり、老朽化が進んでいた府中市役所の建て替え工事が完了します。

新しい府中市役所の完成により、災害時に市役所の機能維持のための防災面と市民が利用しやすい市役所業務、周辺地域の街の活性化が期待されています。

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東京都府中市役所建て替え工事・新庁舎建設

老朽化した府中市役所の建て替え工事

東京都府中市：府中市役所は建て替え工事が進められている市庁舎となります。今まで増築を繰り返し、市民への行政サービスを提供してきましたが、最初の建物の完成より60年以上が経過し老朽化の課題を抱えていました。

災害時には災害拠点となる府中市役所が、このままでは地震などで倒壊してしまう可能性があり、多くの市民を抱える府中市の課題となっていました。

そして仮施設として、府中市役所を一時移転を行うと市役所の位置が変わってしまうために市民サービスに不便が生じるため、府中市役所は「同じ敷地で徐々に新庁舎の工事」を行っています。

【東京都府中市：新庁舎実施設計へのリンク：府中市ホームページ】

第1期工事「おもや」・第2期工事「はなれ」を分けて建設

府中市役所の新しい建物や「おもや」と「はなれ」の2棟の建設が進められており、先に「おもや」が2023年度に完成する予定です。

当初「おもや」は2023年5月に完成する予定でしたが、延期となっており2023年度中の予定となりました。

「おもや」の完成後、旧庁舎からの部署移転が始まり、最終的に「はなれ」まで完成するのは2027年度の予定となります。

新しい府中市役所が完成することで、よりよい行政サービスが受けられるようになり、今後の府中市の発展にも良い影響を与えることができると期待されています。

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東京都内の自治体本庁舎の建て替え・再開発計画

首都圏の自治体では建て替えを行っている市役所・区役所が数多くあり、竣工年数が古い庁舎を中心に建て替え工事・計画が進められています。

府中市役所のように、既存敷地内に新築を行う場合や新築移転を行う場合も多く、市役所・区役所の移転は住民への市民サービスに大きな影響を与えるため、市役所・区役所の建て替え計画は特に注目をされている再開発・まちづくり計画となります。