ニュー新橋ビル一帯再開発:新橋駅西口地区再開発事業

新橋駅西口地区再開発事業は、JR新橋駅西口一帯の駅前大規模再開発計画です。

新橋駅西口(烏森口・SL広場)には、新橋駅前の象徴ビルのひとつ「ニュー新橋ビル」が立地しており、このビルは老朽化が進んだ古いビルとなり、以前より再開発計画が立てられていました。

しかし、新橋駅前の利便性の良さとニュー新橋ビル周辺の雑居ビルと一帯での再開発が計画されているため、調整が難航しており具体的な計画は2024年時点ではありません。

しかし、東京各地で行われている大規模再開発計画の現状を考えるとこの新橋駅西口一帯の再開発計画も進むと予想されており、計画では2032年頃を完了としています。

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新橋駅西口地区再開発事業

再開発計画名新橋駅西口地区再開発事業
所在地東京都港区新足2丁目16-1 ほか
アクセス東海道線・上野東京ライン・宇都宮線・高崎線・常磐線・山手線・京浜東北線・横須賀線「新橋駅」日比谷口・烏森口すぐ
東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・ゆりかもめ「新橋駅」
完成予定時期2032年頃

ビジネスマン象徴の街「新橋」西口一帯の大規模再開発

新橋駅西口地区市街地再開発準備組合:再開発対象地域予定図

新橋駅西口地区再開発事業は、JR新橋駅西口すぐの場所で計画されている駅前再開発計画です。

新橋駅西口の象徴的なビルである「ニュー新橋ビル」を含む周辺一帯の再開発が計画されており、東京都心の新橋駅前一等地と注目度が高い再開発計画となります。

新橋駅西口は西口の有名な広場である「SL広場」の周辺を中心に古い雑居ビルが多く、多くの建物で老朽化が進んでいます。

ニュー新橋ビルも建物の老朽化が進み、内装・外装ともに古い印象が目立ちます。また建物の敷地面積も大きくSL広場やJR新橋駅に隣接しているため、近い将来の再開発計画が進むか注目されています。

東京都内でも利便性が高い新橋駅

新橋駅は日本最初の鉄道駅として知られており、現在では多くの鉄道路線の利用が可能な駅となっています。

利用可能な鉄道路線は、

  • 東海道線
  • 上野東京ライン(宇都宮線・高崎線・常磐線)
  • 横須賀線
  • 山手線
  • 京浜東北線
  • 東京メトロ銀座線
  • 都営浅草線
  • ゆりかもめ

上記の複数路線が利用できる便利な駅となり、東京都内の駅の中でも上位の利用者の駅となります。

新橋は東京を代表するビジネス街となり、隣接する汐留・虎ノ門地区とともに超高層オフィスビルや多くの中小オフィスビルが乱立しています。

平日と休日の駅利用者の属性が大きく異なる街ですが、多くの人が利用する新橋駅は今後も東京の鉄道利用者数上位の駅であることは変わりません。

ニュー新橋ビル周辺のビルを含む計画

新橋駅西口:SL広場
右側の大型ディスプレイが設置されたビルも再開発対象ビルとなります。

新橋駅西口地区再開発事業の対象地域は広く、

  • 新橋駅日比谷口交差点にある雑居ビル
  • SL広場
  • ニュー新橋ビル
  • 桜田公園
  • 桜田公園周辺の雑居ビル

これらの地域を含む一体的な計画となり、ニュー新橋ビルの建て替えだけではない再開発計画が予定されています。

新橋駅は東京都心の主要駅のひとつとして東京都内の中でも特に利用者数の多い駅となり、不動産価値も高く駅前再開発計画が慎重に進められています。

対象地位置が広く不動産価値も高いため、地権者などの利害関係者との調整も難しいと言われています。

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東京都港区周辺の大規模再開発・まちづくり計画へのリンク

東京都港区は東京都心3区のひとつとして、日本で最も企業本社数の多い街となり経済活動が活発です。

半世紀前後に建てられたビルの老朽化や災害対策を兼ねて街全体の再開発が活発であり、多くの再開発計画や超高層ビルの建設が相次ぐ注目の街となります。

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