現在中央区日本橋兜町では、平和不動産が開発を行っている「(仮称)兜町12プロジェクト」:再開発ビルの建設が進んでいます。
この再開発後の新しい高層ビルにはハイアットホテル系列となる「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が出店する予定になっています。
この計画はアメリカのハイアット本社と直接ホテルマネジメント契約を結んだ日本初の取り組みとして注目されており、「キャプション by Hyatt」は日本初のハイアットが直接運営を行うホテルとなります。
日本橋兜町は東京証券取引所を中心として日本有数の金融・証券の街として、古くは江戸時代から発展を続けてきた街です。
しかし近年はネット証券による株取引の普及もあり、街の活性が失われつつありました。
しかし日本橋と茅場町に挟まれ、東京駅までの近さを活かし日本橋兜町の周辺では多くの再開発が行われています。
元々古い雑居ビルも多く街全体の建物の更新時期を迎えていたこともあり、今後も不動産開発・多くの投資が行われていくと予想されています。
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キャプション by Hyatt 兜町 東京 概要
ホテル名称 | キャプション by Hyatt 兜町 東京 |
プロジェクト名 | (仮称)兜町12プロジェクト |
住所 | 東京都中央区日本橋兜町12番地 |
敷地面積 | 約1,093㎡ |
延べ床面積 | 約10,000㎡ |
階数 | 地上12階・地下1階・塔屋1階 |
客室 | 200室(予定) |
開業予定 | 2025年度 |
「キャプション by Hyatt 兜町 東京」はハイアットとして日本初の「キャプション by Hyatt」の屋号を掲げたホテルとなります。
「キャプション by Hyatt」のコンセプトはコミュニティを作り出すホテルをコンセプトに地元で雇い、地元で買いを追求し、地元を活性化させる考えがあります。
東京を代表する金融街として発展した日本橋兜町は、東京駅近隣・羽田空港・成田空港に移動しやすい立地を生かした街づくりが現在行われています。
「キャプション by Hyatt 兜町 東京」の建設は、日本橋兜町の再生を行うプロジェクトの一つとなっています。
街全体で再開発プロジェクトが進む「日本橋兜町」
日本橋兜町は東京都中央区「日本橋駅」から「茅場町駅」の間にある地域一帯です。
古くからの東京の市街地であり、周辺は中小のオフィスビルが中心となるビジネス街です。
この地域は株式会社東京証券取引所が所在することから、金融・証券の街として発展した街ですが、現在では株の電子化などが進み日本橋兜町に本店を置く金融機関はほとんどなく、近隣のエリアである東京駅前(丸の内・大手町など)に移転を行っている金融機関・企業が多い現状です。
東京都内でも元々立地の良い日本橋兜町ですが、特徴であった金融街のイメージは無くなりつつあり、街全体の活性化が求められていました。
そこで都心の立地を活かし、街全体で大規模再開発を行うことで街を活性化をさせ、人が平日・休日に関係なく訪れる街にするため、現在街全体で大規模再開発が行われています。
中小の古い雑居ビルも多く、街全体の建物の更新時期が迫っていたため、今後も日本橋兜町やその周辺の日本橋地区、近隣の東京駅周辺などでは不動産開発・投資などが活発になると予想されています。
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日本橋兜町周辺の再開発プロジェクト
日本橋兜町の周辺では多くの大規模再開発が行われています。
2022年9月17日には東京駅前:東京ミッドタウン八重洲が部分開業し、今後も次々と再開発が行われていきます。