JR品川駅北側では国道1号(桜田通り)〜国道15号(第一京浜)〜JR線を東西を渡るオーバーパスの建設計画の事業許可が認められ、現在建設が進められています。
東京都内の環状道路は戦前から計画された計画が近年ようやく完成された道路や、未だ未完成部分がまだまだ多く残っていることが課題です。
環状4号線もまだ整備が完了されていない道路とされておりますが、この道路の整備により都心の交通の流れがよくなり、一部渋滞解消ができるようになることは間違いありません。
また2020年代半ばに完成予定の高輪ゲートウェイシティ(仮)、2027年完成予定JRリニア中央新幹線:品川駅へのアクセス道路にもなるため、東京の道路整備事業としても特に注目をされています。
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環状4号線(高輪区間)概要
整備事業名 | 環状4号線(高輪区間) |
施工箇所 | 東京都港区高輪三丁目 |
延伸距離 | 620m |
計画幅員 | 25.6m~33.5m |
事業期間 | 令和元年〜令和14年 |
高輪区間:国道1号線(桜田通り)高輪台〜JR品川駅北(第一京浜・国道15号線)に抜けるルート
環状4号線(高輪区間)の整備は「港区高輪台交差点〜第一京浜・国道15号」までを建設する約600mの道路となります。
1キロにも満たない道路となりますが、現状高輪台とJR品川駅方面を東西に移動する幹線道路が現状ないため、完成の効果は大きいと言われています。
港区高輪は坂が多い地域となり、徒歩・自転車・車での移動には思った以上に時間が必要ですので、この道路整備の効果は大きいとされています。
環状4号線のルートはグランドプリンスホテル高輪近隣を抜けるルートを予定としており、このグランドプリンスホテル一帯は将来再開発で大きく変わるため、再開発計画と合わせた道路整備事業となっています。
港南区間:高輪ゲートウェイシティ:JRリニア中央新幹線品川駅へのルート
環状4号線は高輪台〜第一京浜(国道15号)を超えた先、JR線路を東西にオーバーパスし「品川駅港南口」方面の道路としても計画されています。
現状品川駅港南口側まで高輪方面から移動をする場合「JR田町駅南:札の辻交差点」まで向かうか「JR品川駅南:新八ツ山橋交差点」付近まで移動を行い、JR線を越えて移動をする必要があります。
時間帯によっては高輪台交差点からでは、15〜25分程度必要と思われる車での所要時間が、このルートの環状4号線が整備をされると、高輪台交差点から品川駅港南口までは5分〜10分程度で移動ができると思われます。
高輪地区の南北の道路は、東京都心方面へのルートのため比較的早い段階で整備をされた地区ですが、東西の移動は元々品川駅港南方面が「海」であったため、整備を行う必要がなく大きな道路は今日までほとんどないのが現状です。
しかし、近年高輪ゲートウェイ周辺の再開発・JR品川駅の再開発・東海道新幹線品川駅・リニア中央新幹線の品川駅建設など、東京でも最重要再開発地域、国家プロジェクト都市開発が続く地域となり、高輪地区の道路整備が重要視されています。
港区高輪は鉄道・周辺の高層ビルなどの再開発だけでなく、道路事情も注目をされています。
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環状4号線(高輪区間・港南区間)近隣の再開発・都市開発事業
品川駅・高輪周辺では多くの再開発・都市計画が進められており、今後東京の街でも大きく街並みが変わる地域となります。
品川駅〜名古屋駅を約40分で移動可能なリニア中央新幹線の建設も進められており、東京都内でも特に利便性が上がる地域です。