港区の出世の石段で有名な神社「愛宕神社」の入口付近では、超高層マンション計画を中心とした再開発計画が立てられております。
古い建物が集中していた愛宕神社入口および周辺の再開発を行うことで、南側に隣接する超高層ビル「愛宕グリーンヒルズ」と合わせて愛宕の街の活性化を行います。
この計画の超高層マンションは「約160m」の高さの予定となり、近隣では高層のマンション計画・建設が多く進む虎ノ門に「愛宕地区市街地再開発計画」も加わることになります。
この地区はAからI地区まで細かく分かれており、すでに愛宕グリーンヒルズなど完成されている超高層ビルもあります。
今回の予定は愛宕神社周辺の土地再開発であり、予定では令和6年〜令和8年度には着工する計画となっております。
【東京都港区:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】
愛宕地区市街地再開発:超高層タワーマンション・オフィス建設計画
計画地区名 | 愛宕地区市街地再開発 |
計画開始日 | 平成10年度 |
初期段階完成 | 2001年「愛宕グリーンヒルズ:竣工」 |
区域面積 | F地区:約0.5ha G地区:約0.1ha H地区:約0.3ha |
敷地面積 | F地区:約2,910 ㎡ G地区:約790㎡ H地区:約2,110㎡ |
建築面積 | F地区:約1,510㎡ G地区:約400㎡ H地区:約1,210㎡ |
延べ面積 | F地区:約55,000㎡ G地区:約950㎡ H地区:約16,900㎡ |
階数/・建築物の高さ | F地区:地上43階・地下2階・高さ約160m G地区:1棟目地上3階・高さ約15m・2棟目地上3階・高さ約11m H地区:地上14階・地下1階・高さ約50m |
F地区:住宅・事務所・店舗等 G地区:店舗・寺院等 H地区:住宅・店舗等 | |
E・F・G・H地区:着工予定 | 令和6年度予定 |
完成予定 | 令和12年度予定 |
愛宕神社正面:東京23区唯一の自然の山「愛宕山」に接する立地
愛宕地区市街地再開発は、東京23区で唯一の自然の山「愛宕山」に接する立地となります。
対象地域は、出世の石段で有名な「愛宕神社の入口を囲むような開発地域」となっており、東京23区唯一の山岳トンネルである「愛宕トンネル」があります。
江戸時代は愛宕山から江戸の町が見渡せたようですが、現在は完全に東京都心の一部であり、山岳という印象は全くありません。
東京メトロ虎ノ門ヒルズ駅や・都営地下鉄御成門駅などの地下鉄駅も至近にあり、とても交通の便も良い立地に建設される不動産需要の高い立地です。
地上43階・地下2階・約160mの超高層タワーマンションを建設
愛宕地区第一種市街地再開発事業では、約160mの超高層タワーマンションを愛宕神社入口に建設します。
愛宕神社の入り口の両脇にあった雑居ビルや東京REIホテルなどを取り壊し、跡地に超高層タワーマンションを建設し都心の高級マンション需要が新たに供給されます。
この再開発計画により、愛宕グリーンヒルズに新たな超高層タワーマンションが建設されることになり、マンション需要が高い東京都港区の注目の物件のひとつとなります。
注目される愛宕・虎ノ門エリア
また北側には新しい虎ノ門のビジネス拠点になった「虎ノ門ヒルズ森タワー」が立地しています。
愛宕地区再開発計画北側の北側では虎ノ門ヒルズ・環状2号線(新虎通り)が整備され、更に東京メトロ日比谷線の新しい駅「虎ノ門ヒルズ駅」が2023年7月15日に駅の整備が終わり本開業となりました。
虎ノ門ヒルズ駅に接続する「虎ノ門ヒルズステーションタワー」も2023年10月6日に開業し、街の整備が急速に整ったエリアです。
今後のこのエリアの不動産開発・不動産投資の情報には特に注目が集まるものと思われます。
愛宕地区再開発計画が行われている「港区愛宕周辺」は雑居ビルに囲まれていた景色が近年大きく変化している地域となり、都市開発・再開発事業が活発です。愛宕地区以外にも周辺の虎ノ門、麻布台、赤坂などでも大規模な超高層ビルの建設が始まっています。
【東京都港区:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】
東京都港区内:大規模再開発・都市開発計画
東京都内には都心部(千代田区・中央区・港区)を中心に大規模再開発計画が数多くあります。
今後も東京都内では多くの超高層ビルやタワーマンションなどが建設され、街の景観が大きく変わっていきます。