大井町トラックスは「JR大井町駅北西部のJR東日本が管理する土地を活用した大規模再開発計画」です。
2024年度より工事着工を行い、2025年度末には街区完成計画しており、2026年3月の開業に向けて開発が行われています。
この街区の中には老朽化をしている品川区役所の移転・新築建て替えの計画も含まれます。
品川区役所の建て替え計画は、現在の本庁舎がある既存地に建て替えを行うのではなく「隣接地に新しい品川区役所本庁舎を建設する計画」となり、JR東日本の管理する土地と合わせて、有効活用することになります。
新しい品川区役所は「超高層ビルとして建設」をされ、区役所の機能だけでなく、商業施設・賃貸レジデンス・ホテルなどの区役所以外の機能も取り入れる予定となっています。
区役所の上部がタワーマンションとなっている豊島区役所とは異なり、地域一帯に区役所・商業施設・超高層ビル・超高層タワーマンションなどの複数の施設が建設されているため、規模は豊島区役所を上回り注目されている区役所建て替え計画でもあります。
【このページは品川区役所建て替え・移転「品川区新庁舎整備基本計画」の場所・詳細紹介のページとなります】
【東京都品川区・JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】
大井町トラックス・大井町駅周辺広町地区開発:JR東日本主体の大規模再開発プロジェクト
計画名 | 大井町トラックス(OIMACHI TRACKS) ※大井町駅周辺広町地区開発(仮称) |
対象エリア | JR・東急・りんかい線「大井町駅」北西:延床約26万㎡ |
工事着工時期 | 2024年度 |
開業時期 | 2026年3月末 |
用途 | 区役所・オフィス・住居・商業施設・公園・交通広場・改札の新設 |
大井町トラックス(OIMACHI TRACKS)は、東京都品川区・JR大井町駅で行われる大規模再開発計画です。
この再開発JR東日本と連携して行う大井町駅前の再開発となり、JR改札の新設などの駅施設の増設も含まれています。
大井町駅前の再開発対象地域一体は工場や駐車場のみの土地が広がっていましたが再開発により、
- 超高層ビル
- 超高層タワーマンション
- 商業施設
- 大規模公園
- ホテル
などの施設が建設されることになり、大井町駅周辺の様子が大きく変わる大規模再開発計画です。
対象敷地内は延床約26万㎡となり、東京:山手線南側エリアでは最大規模となります。
この対象地域は東西に長い対象地域となるため、大井町駅から東西に伸びる「東急大井町線の高架下に新たな通路」を新設し、再開発対象地域西側にある「しながわ中央公園」方面との利便性を向上します。
品川区役所建て替え移転:品川区新庁舎整備事業も同時に開始
計画名 | 品川区新庁舎整備基本計画 |
建設予定地 | 東京都品川区広町二丁目 |
建設予定面積 | 約8,300㎡ |
建物床面積 | 約60,000㎡ 現庁舎:約46,000㎡ |
概算事業費 | 約400億円以上 |
着工予定 | 2025年度 |
完成予定 | 2027年度 |
JR東日本管理地を活用した品川区役所移転計画
品川区役所は現在の建物は「1968年竣工」の建物であり、東京23区の区役所の中でも特に古い本庁舎となり、建物老朽化の問題が起こっています。
現在、品川区役所より古い本庁舎を使用している「世田谷区役所」「葛飾区役所」「江戸川区役所」などでは建て替え工事・計画が進んでおります。
建て替えが検討されている理由は、自然災害発生時などに本庁舎崩壊による区役所の機能が止まってしまうのではないかとの懸念です。
現在先述の通り、古い東京23区内の区役所は建て替え建設、建て替え計画が進んでおります。
品川区役所も将来建て替えを行うべき区役所として計画が立てられており、既存の品川区役所隣接地である広町地区:「JR東日本の管理地」への移転が検討されています。
隣接地への移転のため、大きく立地が変わるわけではありません。最寄駅も「JR・東急・りんかい線:大井町駅」で変更はありません。
そのため、品川区民の利便性には大きな影響はないと言われております。
最寄駅:大井町駅の便利な立地を活かした品川区役所周辺の整備
品川区役所の最寄駅は「JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線の大井町駅」となります。
品川駅の南に位置する大井町は東京23区でも特に利便性が良く、電車で乗り換えなしで「品川」「東京」「上野」「渋谷」「新宿」「池袋」と東京23区6大ターミナル駅に行くことができる非常に便利な街です。
また臨海副都心「お台場」「有明」にも乗り換えなしで行くことができる立地として、品川区でも特に人気がある街です。
元々集客力のある大井町での新たな品川区役所の整備は「役所機能だけでなく商業施設などの集客施設を整え、人が集う場としての施設」を建設する計画です。
また周辺道路も整備し、人と車の流れを考えて街区全体の整備を行います。
ただ区役所を移転させるのではなく、街全体の集客・活性化を考えた事業内容となります。
新しい品川区役所の建設は、大井町駅周辺の活性化に繋がるため、地域経済に良い影響があります。
JR大井町駅のホーム拡張工事も行われる
JR大井町駅周辺の再開発と同時に「JR大井町駅構内である京浜東北線のホームの拡張工事」も行われます。
大井町駅は京浜東北線・東急大井町線・りんかい線の乗り換え駅となり、多くの人が利用する大きな駅となっています。
特に京浜東北線のホームは利用者の割に狭く、駅周辺の再開発と同時にホームの拡張工事が行われます。
JR大井町駅のホーム工事により「2024年11月17日日曜日は始発から16時30分ごろまで、品川駅〜蒲田駅は運休」となります。
この日に電車利用をされる方は注意が必要です。
【JR東日本:JR大井町駅ホーム工事により品川駅から蒲田駅運休案内へのリンク】
【東京都品川区・JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】
東京23区:区役所移転・再開発計画
東京23区では品川区役所のほかに既に建て替え建設・計画が進行している区役所が数多くあります。
東京23区内には老朽化が進んだ区役所本庁舎が数多くあり、自然災害時に機能が失われてしまう恐れがあり早急に解決したい課題となっています。