世田谷区役所は現在老朽化のため、窓口機能の維持を行いながら新庁舎の建て替え工事が進んでいます。
世田谷区役所は老朽化が進んでおり、防災の面からも区役所機能を維持するのは困難であると従来より言われており工事が進んでいます。
現在敷地内の建物を随時建て替えを行いながら、区役所の機能を維持して行政業務を行っており、工期を3期に分けて、建て替えが完了した建物より随時移転を開始します。
世田谷区役所は2004年の建て替え構想から20年以上が経ち、全ての建て替えが終わるのは2027年度の予定となり、ようやく完成時期が見えることになりました。
世田谷区全体の今後の発展のためにも本庁舎の建て替え・再開発計画は必須であり、この建て替えが区全体の活性化になるきっかけになると思われます。
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世田谷区本庁舎等整備工事 概要

計画名 | 世田谷区本庁舎等整備工事(世田谷区役所建て替え・高層ビル建設) |
住所 | 〒154-8504 東京都世田谷区世田谷4丁目21−27 |
アクセス | 東急世田谷線「松陰神社前駅」徒歩7分 東急世田谷線「世田谷駅」徒歩7分 |
建設建物 | 東棟・西棟・区民会館 |
階数 | 東棟:地上10階・地下2階・塔屋2階 西棟:地上5階・地下2階・塔屋1階 区民会館:地上3階(ホール部分は既存部分の改修) |
高さ | 東棟:約40.6m 西棟:約21.8m 区民会館:約21.7m |
施工 | 大成建設 |
工事開始時期 | 2021年度 |
完成時期 | 2027年度 |
老朽化した世田谷区役所の建て替え・周辺一帯の再開発工事
東京23区の役所の中で最も古い建物を使用して行政サービスを行なっているのが「世田谷区」です。
現在の世田谷区庁舎完成は1960年と60年以上が経過をする建物であり、世田谷区役所は老朽化・災害時の避難所などの機能不全が心配されています。
そのような現状を改善するべく、既存敷地と近隣敷地にて建て替え工事が既に行われており、古い庁舎で行政サービスを行いながら、完成次第新しい建物に引っ越す計画です。
世田谷区の本庁舎建て替え計画の検討を始めた時期が2004年、完成時期は2027年の予定となり、構想から20年以上経過していたことになります。
古い本庁舎を建て替え、行政サービス・緊急事態時の避難所としての機能を持てる再開発・建物の建設が行われています。
第一庁舎・第二庁舎・第三庁舎・区民会館を新しく「東棟」「西棟」「区民会館」を建設




2022年現在の世田谷区役所本庁舎は「第一庁舎」「第二庁舎」「第三庁舎」「区民会館」の主な4つの施設がありますが、これらを「東棟」「西棟」「区民会館」の3つの建物に統合します。
2022年現在、来庁者駐車場・旧区民会館の地点にて工事が始まっており、徐々に新しい建物が建てられていきます。
中央付近の広場周辺はできる限り建物の圧迫感を無くすため、5階建ての高さに留める計画となります。
世田谷区は5つの支所がある便利な地域
世田谷区は東京23区で最も人口が多い区・2番目に大きな面積の特別区になるため、世田谷区は世田谷区役所本庁舎だけでなく、世田谷区各地に5ヶ所の支所を設けています。
- 世田谷総合支所(世田谷区役所3階)
- 北沢総合支所
- 玉川総合支所
- 砧総合支所
- 烏山総合支所
世田谷区役所本庁舎は老朽化が進み過ぎているため、建て替えは必須となりました。
しかし、行政サービスを止めるわけにはいきませんので、建て替え工事を行いながら行政サービスに直接影響が出ないように提供を行っています。
一方世田谷区には元々5ヶ所の支所(1ヶ所は世田谷区役所本庁舎内)があるため、これらの支所でも世田谷区の行政サービスを受けることができます。
商業地と住宅地のバランスが良い世田谷区は今後も発展する
世田谷区は人口が東京23区内で最も人口の多い区となり、約90万人以上の人が住んでおり、区内には大規模な住宅街・高級住宅街が数多くあります。
一方住宅街だけでなく、三軒茶屋・下北沢・二子玉川などの魅力的な商業地区もあり、人が多く集まる街が数多くあります。
近年、大手通信企業:楽天は都心の区から二子玉川に本社を移転させるほど、世田谷区は魅力的な街になっています。
世田谷区は日本全体が人口減の中、今後人口100万人も超える可能性もある地域となり、活気があるまちづくりが求められています。
世田谷区の街の発展・不動産開発情報には今後も注目が集まり、都市再開発や投資が積極的に行われていく地域の一つです。
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東京23区:区役所建て替え・移設・再開発計画
東京23区は世田谷区役所の築60年以上の本庁舎が23区内の区役所で最も古い建物でしたが、葛飾区・江戸川区などの区役所も老朽化が進んでおり、再開発・移転計画が立てられています。