とうきょうスカイツリー駅〜曳舟駅間・東武伊勢崎線立体交差化事業:約0.9キロの高架化計画

東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー駅〜曳舟駅間では2017年から高架化工事を開始しておりますが、2022年11月27日(日)より上り線高架の使用が開始され、東に約150mホームが移ります。

この事業により墨田区内・東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)1ヶ所の踏切が廃止され、踏切の渋滞による周辺道路事情の改善がされることになります。

また「とうきょうスカイツリー駅」は現在1面2線の駅となりますが、ホームと線路を増やし「2面3線」の駅として機能を向上させ、留置線も備える駅に変わります。

下り線の高架化がされ、上下線とも高架になるのは2024年度の予定になります。

【このページは東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー駅〜曳舟駅間の高架化立体交差事業の詳細についての紹介ページとなります】

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とうきょうスカイツリー駅〜曳舟駅間・東武伊勢崎線立体交差化事業:概要

高架化されたとうきょうスカイツリー駅イメージ:東武鉄道公式ホームページより
事業名東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業
事業キロ約0.9キロメートル
踏切廃止箇所1ヶ所
都市計画事業主墨田区
運行鉄道会社東武鉄道株式会社
工事開始2017年7月
上り線開通時期2022年11月27日
上下線完成時期2024年度予定

東武伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅」付近の高架化事業

上り線高架化写真:東武鉄道株式会社公式ホームページより
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)高架化事業区間:東武鉄道株式会社公式ホームページより

東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業は、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー駅付近の高架化を行う事業内容になります。

東京スカイツリー・スカイツリータウン「ソラマチ」のオープン以降、多くの人が最寄駅である「とうきょうスカイツリー駅」や「押上駅」に多くの人が集まり、周辺の車やバスなどの渋滞があり交通事情が悪化をしています。

今回の高架化により改善をされる踏切箇所は1ヶ所となりますが、それでも東京スカイツリー周辺の東武伊勢崎線の鉄道高架化は周辺交通事情の改善となります。

またとうきょうスカイツリー駅の駅拡張も同時に行うことで、留置線を増設することで東武伊勢崎線の運行をスムーズにすることができます。

※2022年11月27日に浅草行きのホームが「東に150m移設」され、上り線が高架化されます。

とうきょうスカイツリー駅を2面3線に拡張する工事

新しいとうきょうスカイツリー駅・ホームイメージ:東武鉄道株式会社公式ホームページより

とうきょうスカイツリー駅は今回の高架化事業と同時に駅機能の拡張を行い、現在のホーム1面・線路2線の構造の「1面2線」からホーム2面・線路3線の「2面3線」への拡張を行います。

また留置線を駅構内に設置して、隣駅である東武伊勢崎線の起点「浅草駅」の構内が狭く、これ以上の駅の拡張ができない事情を「とうきょうスカイツリー駅」が補います。

東京を代表する観光地である東京スカイツリーの最寄駅として、駅を広くすることで電車の増発や駅の収容人数を増やすことができます。

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首都圏の鉄道に関する事業

首都圏では東京都内を中心に東武鉄道以外にも「多くの鉄道の立体交差」「相互直通」「駅の拡張」など多くの事業が行われています。

東京都は東京都内の道路と鉄道の立体交差化による道路環境改善を目指しており、利用しやすい駅や鉄道を整える目的として、都内を走る複数の鉄道事業社が線路の高架化・地下化の取り組みを進めています。

また複数の鉄道事業者による「相互直通運転」も従来以上に進めており、乗り換えなしで行くことができる範囲を広げています。

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