JR渋谷駅・山手線ホーム:2023年11月18日・19日に最後の線路切り替え工事

JR渋谷駅は現在駅構内の改良工事が行われております。東急東横線の地下化により空いた場所に「JR埼京線のホームを移設する工事が完了」し、次に「JR山手線のホーム拡張・1面2線化」の工事が行われています。

この工事によりJR山手線のホームは埼京線同様に一本化されることになり、現状のJR山手線外回りホームは廃止され、そのスペースは現在行われている渋谷駅再開発「渋谷スクランブルスクエア:中央棟・西棟」の一部となる予定です。

JR山手線渋谷駅の広くなったホームは2023年1月9日」初電より運用開始予定ですが、雨天などの場合、延期になります。

【2023年1月7日・8日に工事が完了し、1月9日始発より運用が開始されています】

渋谷駅はJR東日本の駅の中でも特に利用者の多い駅の一つであり、駅の改良工事により利用しやすい駅として期待されています。

【そして2023年11月18日・19日に渋谷駅最後の線路切り替え工事が行われ、18日は外回り・19日は内回りが運休になります】

この期間は運休と山手線の運行本数が大幅に減るため、移動に注意が必要です。

この工事は周辺の渋谷再開発計画が進み「渋谷の100年に一度の大規模再開発」の完成に近づき、渋谷の再開発は周辺地域・沿線の不動産開発・投資・オフィス需要の向上が見込まれます。

【東京都渋谷区・渋谷駅周辺:不動産開発・不動産投資・住まいへの情報】






渋谷駅・JR山手線ホーム「1面2線化」工事計画

計画名JR渋谷駅山手線外回り「線路切換工事」
実施日2023年1月7日・8日
悪天候の場合:2023年4月14日〜4月17日実施
実施日の運行状況JR山手線外回り「大崎駅〜渋谷駅〜新宿駅〜池袋駅」終日運休
JR山手線外回り「池袋駅〜東京駅〜大崎駅」運行本数大幅減少
JR山手線内回り「池袋駅〜新宿駅〜渋谷駅〜大崎駅」運行本数大幅減少
JR京浜東北線:快速運転中止
JR埼京線・りんかい線:新木場駅〜大崎駅〜赤羽駅間の増発
JR湘南新宿ライン:通常通り
相鉄線直通電車:新宿駅〜池袋駅の延長運転
道路通行止め渋谷駅前交差点~宮益坂下交差点
2023年1月7日0時頃〜9時頃
2023年1月7日22時頃〜1月8日9時頃
山手線新設エスカレーター・エレベーター運用時期2023年1月下旬予定
切り替え完了後の山手線外回り運行2023年1月9日初電より運行
山手線:線路・ホーム高を上げる工事実施日山手線外回り(新宿・池袋方面):2023年11月18日(土)始発から終電
山手線内回り(大崎・品川方面):2023年11月19日(日)始発から終電

JR渋谷駅改良工事は全部で5段階

JR東日本:公式ホームページより
JR渋谷駅山手線ホーム切り替え後のイメージ:JR東日本公式ホームページより
2022年11月現在:JR渋谷駅外回りホーム。このホームが廃止されます。
2023年1月9日始発より島式ホーム1面2線となったJR渋谷駅山手線ホーム。
旧外回りホームには資材が置かれています。

JR渋谷駅ホーム改良工事は大規模な工事内容になるため「5段階」に分けて工事が行われ、JR山手線の外回りホームを中止:ホーム1面2線化を行う計画は「4段階目」にあたります。

1段階・2段階目の工事:JR埼京線のホーム移設・延長計画もかなり大規模な工事内容でしたが、今回の山手線外回りのホームを完全に廃止し、山手線外回りホームと線路を移設する工事は相当な内容のものになります。

4回目の山手線ホームの大規模工事で、山手線外回りと内回りが同じホームで利用できるようになり、更にホームが拡張されることになります。

この工事に伴い新設されるエスカレーター・エレベーターは2023年1月下旬から使用される予定です。

5回目の工事「山手線ホームの線路・ホームの高さを上げる工事」

2023年11月18日・19日に最後の渋谷駅ホーム工事に関する大規模工事を行うことがJR東日本より発表されました。

この工事は「山手線・渋谷駅の線路とホームの高さを上げる」工事内容となり、4回目のホーム移転工事と同じ、JR山手線内回りと外回りを運休させるものとなります。

【工事実施予定日:運休時間】

  • JR山手線外回り(新宿・池袋方面):2023年11月18日(土)始発から終電
  • JR山手線内回り(大崎・品川方面):2023年11月19日(日)始発から終電

工事実施日が山手線の内回りと外回りで異なるため、利用者の方は特に注意が必要です。

この工事により、ようやくJR山手線のホームに関する大規模工事が完了し、渋谷駅全体の再開発工事の工程が更に前進することになります。

11月18日と19日で外回り・内回りを分けて運休することになりますが、運休をしない山手線も「この2日間は大幅に運行本数が減ります」

山手線の旧外回りホームは再開発「渋谷スクランブルスクエア」の一部として改良

完成済みの渋谷スクランブルスクエア東棟・手前の中央棟・西棟の工事現場

2022年現在のJR山手線外回りのホームは、渋谷駅全体で工事が行われている再開発計画「渋谷スクランブルスクエア:中央棟・西棟」の一部になります。

渋谷スクランブルスクエアは2022年現在、渋谷で最も高い超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア東棟」が先行して開業しておりますが、渋谷駅直上の中央棟・渋谷駅東側(旧:東急百貨店渋谷店)跡地の西棟の建設が進んでいます。

外回りホームは渋谷スクランブルスクエアの再開発計画の一部として解体されることになり、将来的にはホーム跡を確認することもできなくなり、ホーム跡地は渋谷スクランブルスクエア内に設置される公共施設のスペースになるとのことです。

この工事はJR山手線ホームと線路の移設工事ですが、渋谷駅全体の再開発事業に大きく関わる工事となります。

新しい渋谷駅が徐々に完成に近づき、渋谷駅・渋谷駅周辺の活性化には今後も注目です。

残す渋谷駅ホームの工事は「山手線の線路とホームの高さを上げる」工事

今回のJR渋谷駅の外回りホームを移し、島式ホームに移す工事が完了したことで残る工事は「山手線ホームと線路の高さを上げる」工事となります。

現在山手線と埼京線のホームの高さが異なっており、埼京線のホームの方が高い位置にあるため、山手線ホームの高さを埼京線に合わせます。

この工事が完了することで、渋谷駅ホームの工事がようやく完了いたします。

JR渋谷駅ホームの工事が徐々に完了へ向かっていますが、駅構内の工事・隣接する駅ビルの工事は引き続き行われ、渋谷駅そのものの工事・再開発はこれからも続いていきます。

【東京都渋谷区・渋谷駅周辺:不動産開発・不動産投資・住まいへの情報】






JR・東急・京王・東京メトロ:渋谷駅周辺大規模再開発・超高層ビル計画

渋谷駅周辺は100年一度の再開発と呼ばれ、駅周辺の各地で超高層ビルの建設が相次いでいます。

街の至る場所で大規模再開発計画が行われており、街の景観が大きく変化する面白い注目のまちづくりが行われています。

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