2025年度に大阪メトロに新駅「大阪公立大学前駅(仮称)」が開業する見込みが立ちました。
大阪メトロの電車検車場「森之宮検車場」の敷地内に設ける計画となり、森之宮検車場すぐの場所に完成する「大阪公立大学」の最寄駅として開業する予定です。
近隣には大学だけでなく、商業施設などを設ける計画も進んでおり、利用者人口としては十分に見込める地域となり、検査場を挟んで反対にあるJR大阪環状線「大阪城公園駅」とデッキで繋ぐ検討も行っています。
2025年は大阪万博が開催される都市となり、大阪の街全体が注目され大阪市・大阪府全体のインフラ整備が進んでおり、便利で利用しやすい街づくりが進んでいます。
この計画により、駅が設置される「森之宮検車場東側」周辺の不動産開発・投資も積極的に進むと思われます。
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大阪メトロ新駅:大阪公立大学前(仮称)設置計画
事業名 | 大阪メトロ新駅:大阪公立大学前(仮称)設置 |
所属 | 大阪メトロ中央線(予定) |
駅構造 | 地上駅 |
乗り換え駅 | JR大阪環状線:大阪城公園駅(予定) |
開業 | 2025年度 |
森之宮検車場跡地を利用した大阪メトロ中央線・新駅計画
大阪メトロの新駅:大阪公立大学前(仮称)駅は大阪メトロ森之宮検車場東側の敷地内を利用した駅となり、大阪メトロ中央線:森ノ宮駅止まりの回送列車を延伸した形の駅の予定です。
森之宮検車場は2024年には大阪メトロの終着・大阪万博開催地となる「夢洲」に移転することが決まっており、余剰となる土地を活かした再開発・新駅設置計画となります。
土地があるため、地下に新たに駅を設置するのではなく、車庫への引き込み線を利用した「地上駅」となる予定です。
森之宮検車場東側は、新しく大阪市の都心にキャンパスを設置する「大阪公立大学」が近くに出来るため、利用者需要を見込めることもあります。
この地域は、元々周辺人口は十分にあり更に近隣には鉄道駅がなく、最寄りの駅まで徒歩15分以上は確実に必要な立地であり、都心にありながら不便な地域とされていました。
そこでこの新駅の設置は周辺住民に朗報であり、大阪メトロも既存敷地を利用して新駅設置ができるため、通常の地下鉄新駅より費用を抑えながら駅を開業することができます。
同じ車庫敷地を利用した駅として、大阪メトロは既に実績があり「地下鉄谷町線:八尾南駅」がこれにあたります。
既に実績もあるため、駅設置工事は今後順調に進んでいくと思われます。
大阪メトロ中央線・森ノ宮駅止まりの電車を活用した路線
森ノ宮駅は大阪メトロ中央線・長堀鶴見緑地線が通りますが、森ノ宮駅止まりの電車を活用するとの報道から「大阪メトロ中央線」の森ノ宮駅止まりを活用した運行計画となりそうです。
現行で車庫がある関係上、森ノ宮駅止まりの電車は数多く設定されており、運行自体に支障なく設定が出来ると思われます。
2025年大阪万博アクセス路線「大阪メトロ中央線」
新しく新駅が設置される大阪公立大学前(仮称)駅は大阪メトロ中央線に所属する予定です。
大阪メトロ中央線は2025年に開催される「大阪・関西万博」で現在建設が進む:夢洲」へ唯一乗り入れる鉄道路線です。
そのため、大阪市近郊で特に注目されている路線であり、大阪メトロ中央線の運行本数が増加する見込みがあり、新駅ではありますが大阪公立大学前(仮称)駅周辺は街の発展が急速に進むと思われます。
JR大阪環状線「大阪城公園駅」とデッキで結ぶ計画
大阪公立大学前(仮称)駅の西側には森之宮検車場を挟み「JR大阪環状線:大阪城公園駅」があります。
直線距離としては森之宮検車場の東側とは約300m程度とそこまで遠くはありませんが、広大な森之宮検査場を挟んでおり、直接大阪城公園駅まで行くことは相当の時間が掛かっています。
そこで新しく新設される新駅「大阪公立大学前(仮称)駅」と「JR大阪環状線:大阪城公園駅」を直接デッキで繋ぐ計画もされています。
この計画により、お互いの駅は「JRと大阪メトロの乗り換え駅」となります。
2025年は大阪万博以外にも大阪市・大阪近郊の鉄道・街づくりにも注目が集まります。
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注目の全国鉄道新駅・新路線・延伸直通運転工事・計画
2025年の大阪・関西万博によりインフラ整備が進む大阪市周辺とやはり東京を中心とする首都圏では「鉄道延伸・直通運転」の工事・計画が多くあります。
鉄道インフラの整備は延伸地域や既存沿線の交通の便が良くなり、周辺の不動産開発も進む大きなきっかけになります。