小田急電鉄:伊勢原新駅設置検討:神奈川県伊勢原市内に新駅設置を計画

首都圏大手私鉄の小田急電鉄が神奈川県伊勢原市に新駅の設置を検討しています。

場所は小田急小田原線「伊勢原駅」と「鶴巻温泉駅」の間になり、主に伊勢原市への観光需要の増加を狙った計画となります。

そして、小田急線の中でも主要駅となる相模大野駅に隣接している「総合車両所」を、この新駅に隣接する地域に移転する計画も同時に進んでいます。

【小田急電鉄 神奈川 伊勢原に小田原線の新駅建設を検討:NHKニュースリンク】

2023年3月8日に小田急電鉄と神奈川県伊勢原市は新駅設置の連携協定を結び、伊勢原市の高山松太郎市長と小田急電鉄の星野晃司社長が出席を行いました。

【NHKリンク:小田急電鉄と伊勢原市 新駅建設検討などの連携協定を締結】

小田急線内に新しい駅が設置されることで、伊勢原市内の市街地開発、観光需要が促進され、伊勢原市内だけではなく、今後の小田急線沿線の不動産開発・不動産投資情報に注目が集まります。

不動産開発や不動産投資も積極的に行われ、下記のような無料登録サイトから情報や少額から投資を行う方も増えています。

【首都圏:不動産情報・不動産投資・知識を得るための無料登録サイト】

小田急小田原線・伊勢原市内新駅設置計画・新駅予定地

計画名小田急電鉄:伊勢原新駅設置計画
路線名小田急小田原線
駅設置場所伊勢原駅〜鶴巻温泉駅間(神奈川県伊勢原市内)
設置時期未定

平成16年に開業した神奈川県川崎市内「はるひの駅」以来の新駅設置

小田急小田原線「伊勢原市内新駅」が設置をされると「平成16年」に開業をした「はるひ野駅」以来の小田急線の新駅となります。

現在計画地は田が広がる「市街化調整区域」に指定されており、駅設置計画が更に具体的に進めば用途地域の変更を行い、市街地化整備が行われていきます。

設置予定の駅は「伊勢原駅と鶴巻温泉駅」の間に設置される予定となり、現在は田畑が広がる地域です。

この場所に新しい駅が設置されることで、伊勢原市内の新たな市街地が形成されることになり、観光地「大山」にも近いことから観光需要も見込んだ計画となります。

2023年3月8日に正式に小田急電鉄と伊勢原市が連携協定を締結したことが発表されたため、新駅設置の具体化が一気に進みそうです。

小田急小田原線「伊勢原新駅」の場所

今回小田急線で駅設置が検討されている「伊勢原新駅」の場所は、現在の「伊勢原市こどもスポーツ広場付近」と言われており、伊勢原市のホームページでも検討地として記載があります。

小田急小田原線:伊勢原新駅検討候補地:伊勢原市公式ホームページより

伊勢原市内「伊勢原市こどもスポーツ広場付近」が新駅の候補地とされています。

神奈川県相模原市:相模大野駅隣接の大野総合車両所も移転検討

伊勢原新駅とともに「神奈川県相模原市:相模大野駅に隣接する総合車両所も移転」を検討しています。

現在相模大野駅には小田急線内で大きな車庫、整備場が併設されており、この機能が伊勢原市内の新駅に隣接した土地に移転する可能性があります。

元々相模大野駅に隣接する「大野車両所」は、小田急線内唯一の「総合車両所」となり、年間を通じて常に稼働しています。

更に建設された1960年代は4両編成の電車が主力だったため、10両編成が主力の現在では整備効率に不十分と小田急電鉄は考えており、元々車両所を別場所へ行う検討がされていました。

この伊勢原新駅に隣接場所に車両所が移転をすることになれば、相模大野駅に隣接した旧車両所は一部機能を残し「大規模再開発」の対象となる可能性もあり、相模大野駅周辺の不動産開発・不動産投資が進みそうです。

伊勢原市内:小田急総合車両所の候補地

小田急線総合車両所候補地:伊勢原市ホームページより

相模大野駅に隣接する既存の総合車両所から伊勢原市内「鈴川」の西、「串橋地区」が候補地とされています。この地区の約15haが候補地です。

2023年現在、田畑が広がり広大な土地が広がっています。

東京メトロ千代田線の直通列車は伊勢原新駅には乗り入れないと予想

東京メトロ千代田線16000形車両

小田急小田原線は東京メトロ千代田線と相互直通運転を行っており、一番遠くまで直通運転を行っている駅は2023年現在「小田急小田原線:伊勢原駅」までとなります。

伊勢原新駅は、伊勢原駅より更に小田原方面に1駅進んだ先にある駅となるため、東京メトロ千代田線はこの新駅までは乗り入れを行わないと予想されています。

一方、伊勢原新駅の位置に車両基地・車両所が移転を行えば、現状では仮説となりますが「東京メトロ千代田線の伊勢原駅止まり」の電車が増える可能性があり、東京都心との直通運転が便利になるかもしれません。

小田急小田原線の普通電車は「伊勢原新駅:始発・止まり」の電車も設定される?

東京メトロ千代田線の電車は「伊勢原駅」止まりの設定が現状されていますが、小田急線内の「普通電車」は伊勢原新駅止まりの電車が設定されるかもしれません。

車庫や車両留置線が併設されている駅には、当駅止まりや始発の電車が設定されることが多く、現状車庫が併設されている相模大野駅も始発電車や終着電車が設定さえれています。

総合車両所が伊勢原市内に移転になった際は「伊勢原新駅:始発・止まり」の電車ももしかすると設定されるかもしれません。

新しい市街地が新駅中心に形成される可能性のある伊勢原市、小田急線沿線の開発、不動産投資情報には今後も注目です。

【首都圏:不動産情報・知識を得る無料登録サイト】

首都圏新駅設置・新路線計画

首都圏では鉄道新線の開通、新駅の設置が今後も行われていきます。2023年3月の注目は「相鉄・東急新横浜線の開通」「JR京葉線の新駅:幕張豊砂駅の開業」となります。

2023年3月18日:相鉄新横浜線・東急新横浜線が開業し、新駅「新横浜駅」が設置されます。相鉄・東急線沿線から東海道新幹線へのアクセスが向上します。
東急新横浜線開業時に設置される新駅「新綱島駅」が綱島駅隣接地に設置されます。
JR京葉線「新習志野駅〜海浜幕張駅」間に設置される新駅「幕張豊砂駅」が2023年3月18日に開業します。
東京都市レポート:最新情報
    NO IMAGE