北海道新幹線札幌駅駅ビル建設・2029年秋開業予定:地上245mの超高層ビル・札幌駅南口再開発事業

北海道新幹線札幌駅南口再開発事業:(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業は、北海道新幹線札幌延伸時にオープンとなる札幌駅南口の超高層ビル設置計画です。

北海道新幹線札幌駅は用地の問題で、既存のJR札幌駅に並列設置はされず、札幌駅の東に設置されることが決定されております。

場所は札幌駅前の商業施設「エスタ」があった場所と札幌市の保有する土地を合わせた場所になり、北海道新幹線札幌駅の駅前となります。

高さは約245m、地上43階建ての超高層ビルが建設されることになり、北海道の超高層ビルではそれまで北海道で最も高さのあるビル:JR札幌駅前JRタワーを170mを遥かに超える高さになります。

駅ビルとしてもJR名古屋駅のJRセントラルタワーズ・オフィス棟と同じ高さとなり、駅ビルとして日本屈指の大きさの建物になります。

低層部には商業施設と新しいバスターミナルが設置される予定であり、札幌駅前の集客力増加、利便性向上、更に景観が大きく変わる北海道最大規模のプロジェクトです。

【札幌エスタは正式に2023年8月31日に閉店が発表されました】また【札幌駅前バスターミナルも2023年9月30日に閉鎖されます】

札幌駅と東京駅が乗り換えなしで接続できるようになれば、札幌の再開発計画やまちづくり計画が具体的になると予想され、北海道新幹線札幌駅の開業前から既に不動産開発や投資が進められています。

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北海道新幹線札幌駅南口再開発事業:(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業

計画名北海道新幹線札幌駅南口再開発事業
(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業
所在地北海道札幌市中央区北5条西1丁目・西2丁目の一部
開業予定2029年秋(予定)
延床面積約388,500㎡
高さ約245m
階数地上43階・地下4階

北海道最大の高層ビル:JR北海道新幹線札幌駅の駅ビル計画

北海道新幹線札幌駅南口再開発事業:(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業は、北海道新幹線札幌駅前で建設される駅前大規模再開発計画です。

地上47階、高さ約245mの超高層ビルを建設する計画であり、隣に立つ北海道で最も高いビルである「JRタワー」を70m以上上回る超高層ビルとなります。

場所は札幌駅前の商業施設「エスタ」と札幌市が保有する土地を使用した場所になり、在来線の札幌駅ホームから少し東に建設されることになります。

高さ245mの超高層ビルは北海道で最も高いビルとなり、全国でも屈指の規模の建物となります。

JRの駅ビルとしてはJRの駅ビルで最も高さのある「JR名古屋駅の駅ビル:JRセントラルタワーズと同規模の高さ」となり、新幹線開業の期待が込められています。

新しい札幌のランドマークとなるこの超高層ビルは札幌駅前の活性化に十分なインパクトを与え、周辺の不動産開発や投資の活性化が期待されます。

札幌エスタ閉店:2023年8月31日・札幌駅前バスターミナルの閉鎖:2023年9月30日に決定

新しい札幌駅:超高層駅ビル建設の土地の一部となるため、閉店・閉鎖となる商業施設「札幌エスタ」と「札幌駅前バスターミナル」の閉店・閉鎖の日程が決定いたしました。

  • 札幌エスタ:2023年8月31日
  • 札幌駅前バスターミナル:2023年9月30日

上記のように決定いたしました。

閉鎖後建設をされる新しい商業施設やバスターミナルの使用は約6年〜7年後の予定です。

低層棟には商業施設・新しいバスターミナル

北海道新幹線札幌駅南口再開発事業の低層棟部分には商業施設と新しいバスターミナルが設置される予定です。

札幌駅前には多くの路線バスや北海道各地をつなぐバスが発着しており、JR在来線や新幹線との乗り換えをスムーズにできるように交通広場の整備、待合所の整備も行われます。

国際水準のホテル「マリオットインターナショナル」提携ホテルが入居

北海道新幹線札幌駅駅ビルには、オフィスと国際基準のホテル「マリオットインターナショナル」と提携したホテルの入居が決定しています。

札幌駅前の利便性の良さを活かした立地が国際基準のホテル誘致に成功しており、駅前の活性化に寄与します。

北海道新幹線の経済効果は札幌駅延伸後

札幌駅まで延伸される北海道新幹線は2023年現在、北海道北斗市の新函館北斗駅まで開業されており、北海道と東京は新幹線でも移動ができます。

しかし、新函館北斗駅から札幌駅までは在来線で3時間30分前後時間が掛かり、札幌駅までの移動は羽田空港から飛行機を利用することが一般的です。

そのため北海道新幹線が、人の流れや北海道経済に大きく影響しているとは言い難く、JR北海道の収支にも大きくは寄与していません。

やはり北海道一の大都市である札幌と東京が、乗り換えなしの直接移動ができるようにならなければ、新幹線による経済の活性化は行われない現状があります。

北海道新幹線札幌延伸後「東京〜札幌間は5時間1分」将来は時速320キロ走行区間増加で「4時間30分を目指す」

JR東日本:東京駅新幹線ホーム

北海道新幹線が開業すると、東京駅〜札幌駅間は5時間1分で乗り換えなしで移動ができると発表されています。

東京から北海道への移動は鉄路での移動時間より飛行機に優位性があると言われていますが、悪天候などの障害があった際には飛行機は運行休止となることが多く、雪などに強い新幹線は北海道への移動を行うバイパス機能となります。

また羽田空港への移動、荷物チェックなどの行う手間を考えると、主に埼玉県以北の方にとっては、北海道への移動は「北海道新幹線を利用した方が早く移動ができる」計算となり、北海道新幹線の利用者増加が期待できます。

更にJR北海道は時速320キロ区間で運行する場所の増加を検討しており、東京駅〜札幌駅間の移動時間を4時間30分とする目標を立てています。

東北新幹線・北海道新幹線のスピードアップを行っても、新幹線と飛行機の利用境界線とも言われる「4時間の壁」を新幹線を使用した場合でも「東京駅〜札幌駅」は超えることはできません。

しかし「東京:羽田空港」と「北海道:新千歳空港」までの乗り換え時間、フライトまでの待機時間、荷物チェックなどを行う時間を考えると、状況と埼玉県以北の方にとっては「新幹線の方が優位性」があり、首都圏と北海道の移動が、飛行機と新幹線の2パターンできるようになります。

東京と北海道:札幌が新幹線で接続ができるようになれば、ようやく北海道新幹線の経済効果が期待できるようになります。

北海道新幹線札幌駅前・駅ビル南口再開発事業は地方政令指定都市では特に規模が大きく、札幌駅前の開発には大きな期待がされています。

今後の札幌の街の発展と、札幌駅前再開発事業には特に注目です。

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