大阪夢洲・カジノIRを政府が認定:2029年秋冬に日本初のカジノ開業

大阪夢洲で検討をされているカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)について、政府が認定する方向で最終調整に入ることが2023年4月12日に発表されました。

この発表により、日本初のカジノが大阪市夢洲に建設・オープンをすることになり、開業目標時期は「2029年の秋または冬」と発表されています。

大阪市此花区夢洲は、2025年に行われる「大阪・関西万博」のメイン会場として開発が行われており、この開発に合わせた街区の整備、鉄道などを中心とした交通網の整備が行われています。

今回のIRの認定が行われることで、2025年大阪・関西万博後の夢洲の開発は更に注目が集まる、大阪を中心とした関西経済の活性化にも繋がります。

大阪の湾岸地区は同じ此花区内に人気の大型テーマパーク:ユニバーサルスタジオジャパンもあり、大阪の湾岸・ウォーターフロントの開発・まちづくり計画に注目です。

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大阪夢洲・カジノIR:日本初のカジノ開業計画

プロジェクト名大阪府・大阪市カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開設
候補地大阪府大阪市此花区夢洲
開設目標2029年秋〜冬オープン
最寄駅大阪メトロ中央線「(仮称)夢洲駅」2023年時点建設中

全国から注目される「日本初のカジノ開設計画」

大阪市夢洲地区・カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)イメージ:大阪市資料より

大阪の湾岸地区「夢洲」で検討をされていた「カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)」について、この度政府は、大阪府・大阪市が提出を行なった整備計画を政府が認定をする形で最終調整に入ったことが発表されました。

【日本経済新聞リンク:大阪のIR認定へ、政府調整 14日にも推進本部で議論】

この発表により、大阪市に日本初のカジノ開設が行われることになります。

認定が正式に実現を行えば、初の認定となり各事業者が決定すれば、カジノ開設が現実となります。

日本では今までカジノが認められておらず、ギャンブル依存症を誘発するとして、各団体から反対の声が多くありました。

一方、経済の活性化としての側面が注目をされており、停滞をしている日本経済の活性化の一つの方法としてこの「カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)」は特に注目をされていました。

2025年大阪・関西万博後の有効活用に期待されていた「カジノIR」

大阪市夢洲は、元々2025年に開催する「大阪・関西万博」のメイン会場として注目をされています。

【大阪・関西万博公式ホームページリンク】

大阪で行われる万博として55年ぶりのことになり、前回日本経済に活気があった高度経済成長の時代で行われた「大阪万博」の再来として、注目されている国際博覧会です。

メイン会場となる大阪:夢洲は大阪都心部からのアクセスが良好な場所となり、将来東京:お台場のような近未来的な新しい街が期待されている地域です。

夢洲地区は万博会場設置が決定しましたが、大阪・関西万博終了後の土地をどのように有効活用を行うかの課題がありました。

大阪府・大阪市が政府に提出を行っていた今回のカジノ法案が最終調整に入ったことで、万博後の夢洲の有効活用ができる筋道ができることになります。

2005年に愛知県で行われた万博会場も「愛・地球博記念公園」として整備され、更に全国から注目されるテーマパーク「ジブリパーク」がオープンを行っており、万博後の会場周辺再開発に注目されていましたが、大阪・関西万博後のカジノIRの設置は大阪経済にとってに起爆剤となると思われます。

長崎県のIRは一旦見送り

大阪府・大阪市同様に長崎県もIRに関する提案書を政府に提出をしておりましたが、こちらはいったん見送りを行う方針とのことです。

大阪は関西経済の中心・日本2位の経済圏のため、人口・商業・交通・経済規模も申し分ありません。

しかし、長崎県は首都圏や関西圏との距離があり、元々の人口規模・経済規模を考えるとIR第1弾としては難しい現状を判断されたのではないかと思われます。

今回のIRは一旦見送りとなった長崎県ですが、西九州新幹線が開業し、注目される長崎県も引き続き経済活性化のためのまちづくりが進められることになります。

大阪関西万博・IRにより急速に整備される大阪夢洲への鉄道・交通網

大阪夢洲はカジノIRが開業する前、2025年に大阪・関西万博のメイン会場となるため、現在鉄道の建設整備が進められています。

夢洲の万博会場のメインとなる路線は「大阪メトロ中央線」となり、現在終点のコスモスクエア駅から延伸され「(仮称)夢洲駅」の建設が行われています。

夢洲へは元々「大阪メトロ中央線の終点:コスモスクエア駅」からの延伸が想定されており、海底トンネルが準備をされてました。

そのため、大阪メトロ中央線の線路延伸と駅の整備を行えば鉄道を延伸させることができる構造となっています。

この大阪メトロ中央線延伸の他にも、大阪市内を中心に鉄道を中心とした交通網が整備されており、大阪・関西の人の流れが大きく変わります。

関西で鉄道の延伸・計画が行われている主な内容は、

  • JR・南海電鉄による「なにわ筋線」
  • JR大阪駅地下ホームより延伸する「阪急新大阪線」
  • 北大阪急行電鉄千里中央駅から箕面市内への延伸「箕面萱野駅」「箕面船場阪大前」駅の開業
  • 大阪モノレール「門真南駅」から「瓜生堂駅(仮称)」への延伸
  • 京阪中之島線「中之島駅」から延伸(九条駅方面予定)
  • 大阪メトロ中央線支線への新駅設置「大阪公立大学前駅(仮称)」
  • JR桜島線(ゆめ咲線)桜島駅から舞洲・夢洲方面への延伸

大阪市内を中心として、多くの鉄道延伸計画や新設計画が立てられています。

大阪市内・大阪府の鉄道新線の建設、新駅の開業が行われてば、鉄道沿線の活性化に繋がり、関西圏の経済の発展にも影響します。

経済が発展することは不動産開発、不動産投資が積極的に行われることになります。

大阪市を中心とした関西圏は、大阪・関西万博やIRなどの大きなイベントも控えており、新しいまちづくりや再開発、超高層ビル、タワーマンションなどの建設も各地で行われると予想され、今後の大阪・関西経済に注目が集まります。

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