品川駅西口・グランドプリンスホテル再開発：品川駅西口土地区画整理事業

品川駅西口土地区画整理事業は、JR・京急「品川駅」西口で進められる「約11.9ha」の広大な駅前再開発計画です。

京急が運営していたホテル「京急EX」が入居をしていた「シナガワグース」の解体を行い、その周辺に立地する「グランドプリンスホテル高輪」「グランドプリンスホテル新高輪」「ザ・プリンスさくらタワー東京」「高輪森の公園」「国民生活センター品川税務署」までの広大な敷地の再開発を行う計画です。

令和5年6月1日に国土交通大臣より事業計画認可が下りたことで、一気に品川駅西口再開発計画が進むことになります。

シナガワグースは既に解体を行っており、跡地に京急とトヨタ自動車が主体となる超高層ビルの建設が決定しておりますが、シナガワグース周辺のまちづくりも活発となっています。

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品川駅西口土地区画整理事業

品川駅西口の広大な土地を活かした大規模再開発・まちづくり計画

品川駅西口・グランドプリンスホテル再開発：品川駅西口土地区画整理事業は、広さ約11.9haの駅前立地、東京都内屈指の広さの規模となる再開発計画です。

この計画は「東京都市計画土地区画整理事業品川駅西口土地区画整理事業」として、旧：シナガワグースやグランドプリンスホテル、その周辺地区をA・B・C・Dに地区を分けて検討されていました。

今回許可された地域は最もまとまった土地である「A」「B」の地区になり、A・Bの地区には下記の建物があり、これらの土地一帯の開発が行われることになります。

C・Dの地区に関しては、都市計画道路「環状第4号線」が計画されており、雑居ビルが集中するエリアがあり、更に調整が必要となっています。

【再開発対象地域にある建物】

• グランドプリンスホテル高輪
• グランドプリンスホテル新高輪
• ザ・プリンスさくらタワー東京
• 高輪森の公園
• 国民生活センター品川税務署
• 旧：シナガワグース

対象地域の一部である京急が運営を行っていたホテルが入居していたシナガワグースは解体作業が行われ、跡地にはトヨタ自動車と京急電鉄が手掛ける再開発、超高層ビルが建設されます。

今回の発表では旧：シナガワグース周辺のグランドプリンスホテルの敷地全てが再開発計画として計画されており、令和5年6月1日に国土交通大臣より事業計画認可されました。

再開発事業許可が下りたことにより一気に計画が前進することになり、品川駅西口徒歩すぐのアクセスが良い都心に新たな再開発計画が進められることになります。

【UR都市開発機構：品川西口エリア公式ホームページリンク】

品川駅西口土地区画整理事業の北側には「環状4号線」が建設

再開発計画「品川駅西口土地区画整理事業」の北側に接する場所には「都市計画道路：環状4号線」が建設される予定が進められています。

環状4号線は通称「外苑西通り」と呼ばれており、一般の方にはこの名称の方が浸透されており、東京都心の主要道路となっています。

現在の外苑西通りは目黒通りと交差する港区「白金台」交差点までの開通となっており、更に東に伸びる区間は整備中となっています。

【環状4号線：外苑西通り延伸区画】

• 白金台から東の国道1号線（桜田通り）と交差する「高輪台」区間
• 高輪台から国道15号線（第1京浜）区間
• 国道15号線から新設される品川駅北口前を通り港南方面

これらの道路が整備され、品川駅の北を東西に通ることのできる幹線道路が完成することで、新たな街の循環が生まれることになります。

【環状4号線の計画：東京都公式ホームページリンク】

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鉄道の整備が進む品川駅周辺エリア

品川駅周辺は道路だけではなく、鉄道の整備が進みます。

東海道新幹線地下には国家プロジェクト：リニア中央新幹線「品川駅」の建設が進み、暫定愛知県名古屋市「名古屋駅」までの建設が進められています。

更に東京メトロ南北線「白金高輪駅から品川駅」までの計画が認可され、品川駅に初の地下鉄が建設されることになりました。

更に品川駅高輪口（西口）の建て替え・京急品川駅の地平化2面4線工事が今後進められ、駅自体の大規模な工事が開始されています。

品川駅周辺は東京都内でも数年以内に大きく街並みが変化することになり、周辺不動産開発、不動産投資には注目が集まります。