そごう柏跡地:再開発計画は、JR柏駅東口の北に立地する「そごう柏」の跡地・再開発計画です。
そごう柏は1973年の高度経済成長時代に開業し、柏駅東口の大型商業施設として長年運営を続けておりましたが、そごうの百貨店事業再編に伴い2016年9月30日に閉店となっています。
そごう柏の建物は2023年時点でもそのまま残されており、駅前にデパートの跡地がそのまま残される異様な状態となっています。
そのため、遡及の駅前再開発・まちづくりの計画が必要となり、自治体である柏市がそごう柏の跡地を取得する動きを見せています。
柏市は駅前再開発でよくありがちな単純な「タワーマンション」の再開発は行わないとしており、柏駅の活性化を含めたまちづくりを模索します。
柏駅前再開発が行われることにより駅前集客力の促進が期待され、不動産開発・不動産投資にも良い影響があると期待されています。
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旧:そごう柏跡地再開発事業
計画名 | 旧:そごう柏一帯再開発 |
所在地 | 千葉県柏市柏1-1-21 |
アクセス | JR常磐線・東武アーバンパークライン「柏駅」東口直結 徒歩3分 |
敷地 | 約5,220㎡ |
柏市内初の百貨店「そごう柏」跡地の大規模再開発を柏市が検討
JR常磐線・東武アーバンパークラインが乗り入れを行う「柏駅」東口の北に立地する「旧:そごう柏跡地再開発計画」はかつての柏駅のランドマークであった百貨店「そごう柏」の跡地再開発を検討した計画です。
そごう柏は1973年の高度経済成長時に開業した千葉県柏市内の最初の百貨店となり、柏駅周辺では現在高島屋やマルイが駅前に出店を行っています。
そごう柏は柏駅前の大型商業施設の先駆けとなった施設ですが、そごうの百貨店事業の再編により、2016年9月30日に閉店し、2023年時点において7年間も建物がそのままの状態です。
常磐線沿線でも利用者数が多い柏駅前の商業施設跡地が7年以上もそのままの状態に、自治体である「千葉県柏市」が懸念しており、柏市が旧そごう柏の跡地を取得する動きが出ています。
旧そごう柏の現在の地権者は「三井不動産」となっており、三井不動産との交渉次第でどのような施設・再開発時期の目処が立つのかは未定となります。
単純な駅前タワーマンションにはしないと柏市側は意見を述べており「バス・タクシーの乗り場整備」「公園などの緑地整備」を対象地域に整備する計画を検討しています。
50年前とほぼ駅前の景観が変わらない柏駅前
柏駅は全国初の駅前商業施設と歩行者用ペデストリアンデッキを繋いだ駅として知られており、かつては「東の渋谷」と呼ばれるほどの集客力のある街でした。
そごう・高島屋・マルイなどの大型商業施設の影響により、東京方面への買い物客を地元に一定数止めることに成功したモデルとされていましたが、近年の百貨店再編・郊外の大型商業施設の進出により、柏駅前は以前の集客力が無くなっています。
柏駅は50年前の駅前再開発により、東口に大型商業施設が建てられ次々とオープンを行い活気がありましたが、半世紀が経ち当時そのままの建物が現在も残り、街の刷新が急務となっています。
そごう柏跡地だけではなく、東口正面のビックカメラが入居する「スカイプラザ柏」や「柏駅前第一ビル」など老朽化が進んでいるため、今後の柏駅東口全体を見据えた再開発情報に注目です。
【JR常磐線・つくばエクスプレス沿線:不動産開発・不動産開発・住まいへの情報】
柏市内:JR常磐線・つくばエクスプレス沿線の再開発・まちづくり
千葉県柏市は千葉県北西部の松戸市・市川市・船橋市などの自治体と並び、千葉県内でも特に大きな街のひとつです。
柏駅の中心駅となる柏駅はJR常磐線快速や一部特急も停車する大きな駅となります。
更に2005年のつくばエクスプレスの開業以降、柏市を通る沿線駅前には大規模再開発・まちづくり計画が進められています。
柏市内の再開発・柏駅やつくばエクスプレス沿線からの鉄道沿線再開発・まちづくり計画による今後の不動産開発・不動産投資・住まい情報には注目です。