東京外環自動車道「中央JCT~大泉JCT」の建設工事計画は、東京23区の北側外環部を通る「東京外環自動車道」と「関越自動車道」を繋ぐ「大泉ジャンクション」から南へ向かい「中央自動車道」へ接続する自動車専用道路です。
現状外環道・関越道はこの「大泉ジャンクション」が終点となり、ここからは一般道で東京の各地に向かうことになります。
現状では中央自動車道方面・東名高速道路方面へは大泉ジャンクションから一般道を南下することになり、移動までに時間が掛かります。
また交通量が多くたびたび渋滞が発生するため、長年課題となっていました。
近年東京周辺の道路は渋滞する都心部を通らずに、首都圏の各地に移動ができる環状道路が整備されておりますが、最も交通量が多く重要な高速道路が重なるこの区間は多くの住宅が密集する地域のため、なかなか計画が進んでいません。
その中でようやく「大泉ジャンクションから中央自動車道までの区間の自動車専用道路の建設」が進められており、開通に向けて工事が行われています。
現状開通予定時期は未定となっていますが、新しい道路の開通は地域経済に良い影響を与え、沿線の不動産開発・不動産投資にも注目が集まります。
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東京外環自動車道「中央JCT~大泉JCT」建設計画
道路名 | 東京外環自動車道「中央JCT~大泉JCT」 |
区間 | 大泉ジャンクション〜中央自動車道 |
区間距離 | 約10km |
出入口予定 | (仮称)目白通り:出入口 (仮称)青梅街道:出入口 (仮称)東八道路:出入口 |
完成予定 | 未定 |
【東京都練馬区:大泉ジャンクション】
【中央ジャンクション(仮称)付近】
外環道と中央道を直接繋げる自動車専用道路の建設
東京外環自動車道「中央JCT~大泉JCT」の計画は、現在「関越自動車道」と「東京外環自動車道」の終点となっている「大泉ジャンクション・大泉インター」から南へ延伸し、中央自動車道と接続を行う工事計画です。
現状では中央道方面へ向かうには必ず大泉ジャンクションから一般道で南へ向かう必要があり、渋滞をする道も多く移動に多くの時間が掛かっています。
この区間が直接高速道路により繋がることで、移動時間の短縮と一般道の渋滞緩和を見込んでおり早急に工事が進められています。
中央自動車道までに途中出入口が設けられる計画となっており、
- 目白通り(南側出入口)
- 青梅街道(北側方面出入口)
- 東八道路(北側・南側両方方面への出入口)
3箇所の出入口が設けられる予定となります。
この道路の開通により移動時間は、
都心へ向かう放射線状から整備した首都圏の高速道路
東京の道路計画は皇居を中心とした「環状道路」で街が形成されており、更に都心から放射線状に伸びる幹線道路で東京の街の道路整備は行われています。
一方自動車専用の都市高速道路は「東京都心へ向かう放射線状の道路を重要視」をして優先的に道路建設が行われていきました。
自動車専用の環状道路は首都高速都心環状線が整備されて以降しばらく整備をされておらず、そのため東京都心を通らなくても良い自動車が都心部に集中することになり、首都高速や首都高速に繋がる道路は慢性的な渋滞が続いていました。
この現状を回避するため、近年は東京都心部を通らなくても良い自動車を「迂回させるルートを重視」して高速道路計画が進められており、
- 東京外環自動車道(外環道)
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
- 首都高速中央環状線※全線開通
これらの道路が整備されています。しかし、外環道や圏央道はまだ完成していない区間もあり、首都圏における環状道路の整備計画はまだまだ続きます。
上記3つの環状道路は首都圏の中でも特に重要な道路とされており、早期の開通が望まれています。
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