ZOZOマリンスタジアム移転計画は、海浜幕張駅南「美浜1丁目」の海に隣接するエリアから、少し北側に移動した「幕張メッセ:駐車場敷地」に移転を進めています。
ZOZOマリンスタジアムは、12球団の球場の中で海からの直線距離が近い球場として知られており、浜風も強く海からの風や潮の影響を受けやすい立地です。
建物内外施設の老朽化が進んでおり、球場建て替えの検討が以前から進められていました。
多くの候補地がありましたが、大きく移動をせずある程度まとまった土地である、ZOZOマリンスタジアムのすぐ北に立地する「幕張メッセの駐車場」が有力地として検討が進められることになりました。
どのような球場になるかは、千葉市はドーム型の球場は資材高騰による影響もあり、既存の屋外開放型のスタジアムでの建設を検討しています。
千葉ロッテマリーンズは、2025年に2軍の施設が埼玉県浦和市から千葉県君津市に移転が決定し、拠点の建て替え移動が直近で行われており、球団関係者だけではなく観客に利用しやすい施設構築に注目が集まります。
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ZOZOマリンスタジアム移転計画
計画名 | ZOZOマリンスタジアム移転計画 |
候補地 | 千葉県千葉市美浜区豊砂3-1 |
幕張メッセ駐車場へ移転検討・長年検討されてきた球場移転計画
ZOZOマリンスタジアムは以前より建て替えの検討が進められていた球場のひとつです。
ZOZOマリンスタジアムは12球団の中で最も海からの直線距離が近い球場として知られており、浜風も強く風や潮の影響も受けやすい立地です。
そのため、球場施設の老朽化が進んでおり移転や既存地での建て替えなどが検討されてきました。
その中で、既存の球場近くにあるまとまった土地として「幕張メッセの駐車場」が最も最有力とされ、本格的な移転検討が進められることになりました。
幕張メッセの駐車場代替地の問題がありますが、新しいZOZOマリンスタジアムの新築移転の計画が進み、幕張新都心全体の活性化が注目されます。
移転のメリット「最寄駅の分散」:JR京葉線「海浜幕張駅」と「幕張豊砂駅」が利用可能
現在のZOZOマリンスタジアムの最寄駅として案内されるのは「JR京葉線:海浜幕張駅」のみとなりますが、新しいZOZOマリンスタジアムが幕張メッセの駐車場に移転することで同じくJR京葉線「幕張豊砂駅」も最寄駅として案内されることになります。
幕張豊砂駅はJR京葉線に2023年に完成した新駅であり、イオンモール幕張新都心の最寄駅として案内されています。
幕張豊砂駅や海浜幕張駅からの歩行者動線の確保が必要になりますが、最寄駅が分散されることにより混雑緩和が期待されています。
成功した新球場例
近年、新球場をオープンさせ成功した例としては「エスコンフィールド北海道」が有名です。
エスコンフィールド北海道は、野球などの開催がなくても人が訪れる「北海道ボールパークFビレッジ」としてオープンし、成功を収めた球場と言われています。
特徴としては、
- 日本初の開閉式屋根付き天然芝球場。 芝の育成を促すため南側は一面のガラス壁
- 360度回遊型コンコース
- 球場内はすべてバリアフリー
- 世界最大級の大型ビジョン
また、球場外の施設も充実しており、ボールパーク内にアウトドアスポーツ、宿泊施設、ベーカリーレストランなどもあります。
新しいZOZOマリンスタジアムも野球観戦のみを行う施設ではなく、野球以外の日でも訪れることができるボールパークの設置により、集客力と球場周辺の活性化が期待できます。
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