東京都港区虎ノ門エリアでは現在多くの大規模再開発事業が進行中の地域となり、その中でも注目をされている再開発事業が「東京メトロ日比谷線:虎ノ門ヒルズ駅直上」の高さ264mの「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を中心とした超高層ビル群の建設工事です。
2022年9月現在、外観はほぼ完成しており内装・入口付近の工事が続いており、竣工時期は2023年度になります。
虎ノ門ヒルズステーションタワーの特徴として、既存の虎ノ門ヒルズ森タワーと国道1号線(桜田通り)の上を歩道で繋ぎ、一つの「街」として人の動線を考えた設計となっています。
【虎ノ門ヒルズステーションタワーの開業は2023年秋頃の予定が発表されていましたが、正式に10月6日に開業が決定しました】
この虎ノ門ヒルズステーションタワーの完成により「虎ノ門ヒルズが完成となります」
虎ノ門ヒルズ駅周辺は近年大規模再開発により、超高層ビルが立ち並ぶ地域となりました。
虎ノ門周辺は東京都港区の中でも不動産開発・投資が積極的に行われている地域の一つになり、今後も不動産開発・不動産投資などの情報に注目が集まります。
【東京都港区虎ノ門・虎ノ門ヒルズ駅周辺:不動産開発・住まいへの情報】
2023年10月6日開業:虎ノ門ヒルズステーションタワー 概要
建築物の名称 | 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業A−1街区施設建物 虎ノ門ヒルズステーションタワー |
住所 | 東京都港区虎ノ門二丁目108番1 |
用途 | 事務所・店舗・ホテル・集会場・駐車場など |
敷地面積 | 9,907.59㎡ |
建築面積 | 8,060.89㎡ |
延べ面積 | 238,441.51㎡ |
階数 | 地上49階、塔屋1階、地下4階 |
高さ | 264m(最高265.75m) |
完成予定 | 2023年7月15日 |
開業日 | 2023年10月6日 |
先行して「東京メトロ日比谷線:虎ノ門ヒルズ駅」が開業
虎ノ門ヒルズステーションタワーより先に「東京メトロ日比谷線:虎ノ門ヒルズ駅」が桜田通りの地下に2020年6月6日に暫定開業をしております。
ビルを作る前に先に地下鉄駅を先行して開業を行いました。
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」は、虎ノ門ヒルズエリアの活性化のため、森ビルが建設費の大半を負担している請願駅となります。
構造上、虎ノ門ヒルズ駅は相対式のホームのため、桜田通りの西側は「北千住方面」入り口、東側は「中目黒方面」入り口となっているため、確認して改札を通る必要があります。
なお虎ノ門ヒルズ駅開業と同時に、地下通路で「東京メトロ銀座線:虎ノ門駅」と繋がり、虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅は乗り換え駅となりました。
2023年7月15日に虎ノ門ヒルズ駅の拡張工事が完成
虎ノ門ヒルズステーションタワーの地下で進められていた東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」の拡張工事が2023年7月15日に完成することが発表されました。
駅としての機能は2020年6月にオープンをしていましたが、駅構内の至る箇所で工事が続けられており、虎ノ門ヒルズ駅の開業から約3年を経て本格開業することになります。
今まで地上や地下1階にありました改札を「地下2階」に移転させ、駅構内は従来の倍以上の駅になり利用がしやすくなります。
虎ノ門ヒルズ駅の出入口は虎ノ門ヒルズステーションタワー内の地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」を設置し、地上の光が直接駅ホームに入る構造になっています。
東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅のように、地上から地下ホームまでの空間利用が虎ノ門ヒルズ駅でも活用されることになります。
一足早く開業:新しくなった虎ノ門ヒルズ駅・改札前広場「ステーションアトリウム」
2023年7月15日に虎ノ門ヒルズ駅が完成を迎え「虎ノ門ヒルズステーションタワー」の地下広場と「虎ノ門ヒルズグラスロック」方面が繋がりました。
駅改札箇所は1ヶ所となり、桜田通り地下に設置され駅の東西に移動が可能です。
また駅改札前には大型ディスプレイが設置され、広告などの情報発信がされており、今までの東京メトロの駅にはなかったデザインや取り組みが行われています。
【東京メトロ日比谷線:虎ノ門ヒルズ駅の取り組み】
- 改札口に地下広場「ステーションアトリウム」の設置
- 改札前に大型ディスプレイ・デジタルサイネージの設置
- 駅前広場に吹き抜け空間
- 日比谷線・銀座方面のホームより地下広場を確認することが可能
- 駅ホーム幅の確保
2023年10月6日:虎ノ門ヒルズステーションタワー開業
虎ノ門ヒルズステーションタワーは2023年度の開業予定、虎ノ門ヒルズ駅は2022年度秋の最終完成予定と発表されていましたが「2023年10月6日」に決定し開業をしました。
この虎ノ門ヒルズステーションタワーの開業により、既存の虎ノ門ヒルズ森タワー、虎ノ門ヒルズビジネスタワー、虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーと合わせると、同じ港区内の六本木ヒルズの規模を超える再開発事業となり、「虎ノ門ヒルズ」が遂に完成いたしました。
開業初日には「大手カフェチェーン:スターバックス」や「セブンイレブン」などの店舗もオープンを迎えており、商業店舗が随時開業を行います。
この虎ノ門一帯は、今までは官庁街のイメージが特に強いエリアでしたが、虎ノ門ヒルズの完成によりビジネスや商業地としての活性化が今後も見込まれており、街の雰囲気が大きく変わりました。
港区都心のまちづくり計画として、虎ノ門ヒルズが完成することになりますが、虎ノ門周辺ではまだまだ再開発計画や超高層ビルの建設が続いており、これからも虎ノ門は不動産価値が上がるものと思われます。
【東京都港区虎ノ門・虎ノ門ヒルズ駅周辺:不動産開発・住まいへの情報】
虎ノ門ヒルズステーションタワー周辺の再開発事業
東京都港区虎ノ門では大規模再開発・超高層ビル建設計画が同時に進んでおり、東京都内でも特に注目をされている再開発対象地域です。
今後も虎ノ門周辺では数多くの超高層ビル・タワーマンションが建設されていきます。