JR浜松町駅北口東西自由通路・橋上駅舎工事開始:京浜東北線ホーム拡張

JR浜松町駅は現在北口にて橋上駅舎整備・自由通路設置の工事を行っております。

この本格的な工事に入る前の調整として、京浜東北線のホームの拡張を「2022年5月21日22時頃〜22日終電まで」京浜東北線の電車の運休、運行本数の制限が入る線路切り替え工事を実施しました。

浜松町駅は現在周辺の大規模再開発・世界貿易センタービルの建て替え、超高層ビル建設など数多くの建設工事が行われています。

今後も浜松町は不動産開発・投資・オフィス需要が上がる地域として注目をされています。

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JR浜松町駅 概要

JR浜松町駅は1909年(明治42年)に東海道本線の支線扱いで駅が開設されたことが始まりとなります。

その後、1920年に東京中央停車場(東京駅)が開業し、浜松町駅は東海道本線上の駅に格上げされ、それまで山手線の電車のみの停車でしたが、京浜東北線の電車も停車するようになり現在の形となります。

周囲はオフィスビルがとても多いビジネス街となり、東京都内の駅でも特に利用者が多い駅の一つとなります。

一方、伊豆大島などの東京都の離島へのアクセスとなる「竹芝埠頭」へのJR駅の最寄り駅となり、玄関口にもなっています。

駅名JR浜松町駅
運営鉄道会社JR東日本
利用可能路線JR山手線・JR京浜東北線
住所東京都港区海岸一丁目3
浜松町駅との乗換駅都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」
※浜松町駅北口隣接
東京モノレール羽田空港線「モノレール浜松町駅」
周囲の施設世界貿易センタービル(解体・再開発事業中)
旧芝離宮庭園

JR浜松町駅の工事内容と5月21日・22日運休・運転変更時間

浜松町駅では現在「北口の改良」「東西自由通路・橋上駅舎の新設」を行っております。

その工事を行う最初の段階として「浜松町駅の3・4番線ホームの拡張・改良工事」を行うため、ホームを広げ、4番線の横浜・大船方面の京浜東北線線路を外側に付け替えます。

浜松町駅4番線ホームより。既に線路の準備は出来ている。

運休になる時間帯は「2022年5月21日22時以降」から終電までとなります。

山手線通常運転(一部の外回りは発車時刻を変更して運転)
京浜東北線大宮方面は通常運転
大船方面は田端〜田町間をJR山手線の線路を共有して運転
上野東京ライン
東海道本線
東京駅〜品川駅間 運休
東京駅で上野方面に折り返し運転
品川駅で川崎・横浜方面に折り返し運転
上野東京ライン
常磐線
上野〜品川駅間で運休
上野駅で松戸・取手方面に折り返し運転
2022年5月21日22時〜終電

東京駅〜品川駅間は「山手線・京浜東北線」を利用することになります。

京浜東北線、横浜・大船方面は「山手線の線路」を利用することになり、京浜東北線の一部の電車は運休をします。

2022年5月22日は始発より特定の区間で運休になることはありませんが、本数を抑えて運行する路線があります。

山手線外回り(品川・渋谷方面)の電車は8割〜9割程度の運行本数
内回り(東京・上野方面)の電車は通常通り
京浜東北線東十条駅〜蒲田駅間で7割〜9割程度の運行本数
東十条駅での折返し電車の増加
快速運転の中止・終日各駅停車の運行
上野東京ライン
東海道線・常磐線
通常通りの運行
2022年5月22日始発から終電まで

5月22日は終日完全に運行が無くなる区間はなく、運行本数は少し抑えめになりますが、電車の運行は行います。

車道に関しては駅北口正面の「大門通り」が22日4時〜12時頃まで、架道橋が掛け替えられるため通行止めになります。

浜松町周辺の再開発事業

現状浜松町駅周囲の再開発計画が進み、新しいビルや通路の建設、古いビル解体工事などが始まっております。

特に浜松町駅と隣接している「世界貿易センタービル」が2021年6月30日に閉館し、現在建物の解体が始まっています。

解体中の世界貿易センタービル

このビルも再開発として将来的に新しく生まれ変わります。

現在、都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A街区として、世界貿易センタービル本館・バスターミナル・モノレール浜松町駅の再整備が進んでいます。

JR浜松町駅に関しても世界貿易センタービルや周辺との将来の一体化の再開発を見越し、駅北口周辺の再整備を行います。

今回のホームの拡張は3・4番線のホームのみになりますが、ホーム幅に少し余裕が生まれ歩きやすくなります。

そして浜松町駅の橋上駅舎の建設と東西自由通路の建設は、浜松町駅周辺の再開発事業と合わせ、地域の活性化をもっと出来るように導線を整える事業となります。

東京都内の再開発事業

東京都内では都心部(千代田区・中央区・港区)を中心に大規模再開発・超高層ビル建設工事が続いています。

不動産開発・投資・オフィス需要が高まる予想がされており、大規模再開発の情報に注目が集まります。

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