日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業は東京都中央区日本橋で行われている大規模再開発・まちづくり計画です。
東京駅前も巨大な再開発事業が進行しておりますが、東京駅徒歩圏内にある「日本橋」にも数多くの再開発計画があり、その中でも最も規模が大きな再開発計画となります。
この再開発計画は地上52階・約282mの超高層ビル計画は、日本橋地区で最も高い建造物となり、近隣に建設される東京駅日本橋口前:日本一の高層ビル「トウキョウトーチ・トーチタワー」と合わせ、日本有数の超高層ビル群が建設されることになります。
この日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業には、高級ホテル:ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」が日本初進出となり、ウォルドーフ・アストリア東京日本橋として開業いたします。
建物の完成は2025年度、ウォルドーフ・アストリア東京日本橋の開業は2026年度の予定となっています。
日本橋の景観が大きく変わる再開発・まちづくり事業として、東京都内でも特に注目されている大規模再開発計画です。
【東京都中央区日本橋周辺:不動産開発・不動産投資・住まいへの情報】
日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業とは
再開発名称 | 日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 |
住所 | 東京都中央区日本橋1丁目30~32番 |
アクセス | 東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線「日本橋駅」直結 東京メトロ半蔵門線「三越前駅」徒歩3分 |
用途 | 業務施設、商業施設 住宅、商業施設 オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE 施設、ビジネス支援施設、駐車場 |
区域面積 | 約3.0ha |
敷地面積 | 約1370m2 |
延床面積 | 約5100m2 |
A街区 | 地上4階、地下1階、約32m |
B街区 | 地上7階、地下2階、約31m |
C街区超高層ビル | 地上52階・地下5階・高さ284m |
延べ面積 | 368,700㎡ |
総事業費 | 約3,120億円 |
都市計画決定 | 平成30年3月 |
着工 | 令和3年度 |
建築工事完了 | 令和7年度 |
日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業とはコレド日本橋に隣接し、地下鉄日本橋駅から徒歩数分の位置で行っている大規模再開発です。
この敷地内には3棟のビルを建設し、そのうちの一つは高さ284mの超高層ビルを建設いたします。
この284mという超高層ビルは、日本橋地区で建設を行っている高層ビルの中でも最も高いビルになります。
地域はA・B・Cの3つの街区に分けられており、高さ284mの超高層ビルはC街区にあたります。
この再開発プロジェクトは日本橋川沿いで今後再開発を行う5つの地域の「一番最初」のプロジェクトになります。2022年5月現在では、最も工事が進んでおり、敷地内はほぼ更地の状態となっています。
中央区日本橋地区最大級の再開発計画
日本橋一丁目中地区再開発計画は、日本橋地区での最大の再開発事業とされており、先行で開業しているD地区(コレド日本橋)と合わせて完成となります。
超高層ビルの低層部分には商業施設、MICE、中層高層部にはオフィスビルを設け、さらに上にはホテルだけでなく「居住が可能な高級マンション」を設けます。
東京駅日本橋口に建設される日本最高の高さになるビル「TOKYO TORCH・TORCH TOWER」にも居住用高級マンションが設置されますが、都心での超高層ビル内に入る居住区が目立ちます。
日本橋野村ビル(野村證券本社旧館)」を保存
A街区に立地する「野村證券本社旧館」は歴史的価値が高く、耐震工事を行った上で保存を行うことになりました。
野村證券本社隣りのビルは新築になりますが、景観に合わせるため野村證券本社旧館と同じ高さのビルにしています。
日本橋川へのテラスデッキや複数の広場を設けて、川や緑などの環境を感じることの出来る都心環境を作り上げます。
更に進められている都市計画「日本橋川上空の首都高速地下化」がされることで、都心の風の通り道の確保、景観に配慮したまちづくりが行われます。
最上級ヒルトンブランド「ウォルドーフ・アストリア」が日本初進出
C街区超高層ビルの39階〜47階には、ヒルトンが運営する高級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が入居を行います。
ウォルドーフ・アストリアはヒルトンの中でも「最上級ラグジュアリーブランド」として、日本国内初進出となり、ホテルの中にはチャペル・温水プール・フィットネスセンターなども併設される予定です。
部屋数は全197室の予定であり、東京駅から近い都心の高級ホテルとして機能をすることになります。
東京駅前には東京ミッドタウン八重洲内に「ブリガリホテル東京」などの新しい高級ホテルも進出し、多くの高級ホテルが集まるエリアとして確立されつつあります。
【ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出:三井不動産・ヒルトンプレスリリース記事へのリンク】
日本橋周辺は東京都内でも再開発計画が多い地域
この日本橋一丁目中地区再開発計画以外にも、日本橋・東京駅周辺は再開発計画が特に多い地域となります。
元々昔から東京の市街地・都心部であったこともあり、早くから中小のオフィスが建てられ、東京駅の反対側となる丸の内と比べ、周囲には雑居ビルが目立つ地域となります。
東京駅丸の内口と比べると、超高層ビルの建設・再開発が進んでいない地域でしたが、ようやく開発が進んできました。
都心の地域をまとめて一体開発を行うことで、新たに生み出される空間と最新設備を整えた大型複合ビルが建設され、周辺の不動産開発・投資などの積極的に行われると予想されています。
【東京都中央区日本橋周辺:不動産開発・不動産投資・住まいへの情報】
東京駅・日本橋周辺の大規模再開発事業
「日本の鉄道玄関口:東京駅」・東京駅に隣接する「道路元標:日本橋」周辺には多くの大規模再開発・都市計画が行われています。
東京駅周辺・日本橋周辺は数年以内に街並みが大きく変化をし、新しい街として更に発展しています。