現在、品川駅と名古屋駅をつなぐ「リニア中央新幹線」の建設が名古屋駅の地下で始まっております。
暫定の終点駅となる名古屋駅では、リニア中央新幹線の建設に合わせ、名古屋駅桜通口の再整備を行い「リニアと他路線の乗り換え」「乗用車・タクシー乗り場の再整備」「歩行者用広場の整備」を行います。
名古屋市・JR東海ではこれらの名古屋駅前広場整備計画を「ターミナスクエア」と呼び、名古屋の玄関口である名古屋駅周辺の活性化と人の流れを整える計画となります。
この広場が完成することで、乗り換えがしにくいと言われていた名古屋駅の動線が解消されることになります。
今後名古屋駅前では大規模再開発計画・建設が引き続き行われていくため、不動産開発・不動産投資・オフィス需要などに注目が集まります。
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名古屋駅前広場整備「ターミナルスクエア」計画
整備計画名 | 名古屋駅駅前広場の再整備プラン |
改良点 | ロータリー交差点の改良 桜通口正面「飛翔」の撤去を行い広場の整備 まちにつながる歩行者空間の整備 乗換空間の整備 |
広場を広げ、リニア中央新幹線との乗り換えをスムーズに行うための導線を確保します。
歩行者を優先とした街づくり
名古屋駅桜通口の歩行者空間を広げ、乗り換え口をわかりやすく整備し、タクシー乗り場と自家用車の乗り場を分け、乗り降りがしやすい広場整備を行います。
リニア中央新幹線と東海道新幹線・JR在来線・名鉄・近鉄・地下鉄との乗り換え利便性の強化
現在の名古屋駅は乗り換えが分かりにくい駅と言われ、各駅へ向かうのに段差も多くバリアフリーの面からも課題がある駅です。
このわかりにくい駅構造を改良し、スムーズに移動ができるように整備を行うことも目的としています。
歩行者優先の歩道の確保と乗り換えのしやすさを整える名古屋駅「ターミナルスクエア」の構想が今後更に具体的になっていきます。
名古屋は東京の「ストロー効果の影響を受けない」
東京と名古屋の移動時間はリニア中央新幹線が開通すると、約1時間40分から約40分と約1時間の時間短縮の効果があります。
40分は「中央線で東京駅から同じ都内の立川駅」までの移動とほぼ同じ時間であり、東京と名古屋の関係がとても近くなります。
これだけ「近い距離」になると、名古屋の企業や人などが東京に流れるのではと言われることもありますが、東京(首都圏)は「経済・文化・政治」の中心ですが、名古屋(名古屋都市圏)の産業構造が「製造(ものづくり)」が中心であるため、お互いの街を引っ張り合う影響はないと言われています。
東京と名古屋は「都市構造が違う都市同士だからこそ相乗効果がある」と言われ、すでに品川駅前ではリニア開通を見越して愛知県の優良企業「トヨタ自動車」が京急と連携し再開発を行っております。
東京・名古屋では再開発計画・超高層ビル建設が活発
日本全国で現在再開発事業を政令指定都市を中心に行われておりますが、特に首都である東京、東京と短時間でつながる名古屋はこれからも活発に再開発が行われていくと思われます。
今後も両都市の再開発・再整備の情報や不動産情報に注目が集まります。