東急グループの本拠地である渋谷駅前は近年再開発計画が続々と発表され、既に超高層ビルが完成または建設中の建物が増えております。
しかし渋谷駅周囲全体の再開発計画が一気に進むことで「渋谷の人の流れを円滑にして、経済活性化を進めようとしています。
また新たに東急グループの発表で「渋谷:東急百貨店本店」の再開発跡地に高さ165mの超高層ビルの建設が発表されました。
このプロジェクトは「Shibuya Upper West Project:シブヤアッパーウエストプロジェクト」と名付けられ、東急株式会社・ L Catterton Real Estate・株式会社東急百貨店の3社が共同で行う再開発計画です。
現在の東急百貨店本店は「2023年1月31日」で閉店をすることが決まっており、今後既存建物の解体を行い、2027年度の完成を目指して再開発・超高層ビルが建設されることになります。
【このページは渋谷東急百貨店・Bunkamura一帯の再開発・超高層ビル計画の場所・詳細紹介のページとなります】
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東急百貨店本店:再開発計画 概要
再開発・プロジェクト名 | 「Shibuya Upper West Project」 東急百貨店本店再開発 |
住所・所在地 | 東京都渋谷区道玄坂二丁目24番1号 |
用途 | リテール・ホテル・レジデンス等 |
敷地面積 | 13,675㎡(Bunkamura敷地を含む) |
延べ床面積 | 117,000㎡(Bunkamura敷地を含む) |
階数 | 新築:地上36階・地下4階 Bunkamura:地上8階・地下2階 |
事業主 | 東急株式会社 L Catterton Real Estate 株式会社東急百貨店 |
竣工 | 2027年度予定 |
この計画は隣接する「Bunkamura」も大規模改修を行い、一体化の再開発を行う計画です。
2023年1月31日に東急百貨店の営業を終え、建物解体・再開発のための準備に入ります。
東急以外の事業主の一つである「L Catterton Real Estate」は、世界的総合ブランドグループ:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループが設立した不動産開発投資会社となります。
日本の流行の発信地「渋谷」が世界的ブランド企業が直接開発に携わり、注目度が高い再開発計画であることが伺えます。
The House Collective 日本初進出
東急百貨店本店跡地の超高層ビルには、高級ラグジュアリーホテル「The House Collective」の日本初進出が決まりました。
コロナ禍の現状ではホテル業界・観光業界は苦戦をしておりますが、コロナ禍後を見越して既に東京都心部への海外企業の投資が始まっています。
The House Collectiveは中国:北京でのオープンに始まり、香港、成都、上海などの中国の大都市へ進出を行い、今回東京:渋谷への初出店となります。
それぞれの都市で「コンセプト」が違うホテルを展開されており、東京:渋谷のThe House Collectiveの詳細はまだ未定です。
ちなみに2008年のThe House Collectiveが北京への出展を行った際のデザインを担当されたのは「隈研吾氏」です。
【The House Collective公式ホームページ】
再開発計画が進む「渋谷」
渋谷駅周辺は現在大規模な再開発計画が同時進行で行われており「東急百貨店跡地再開発計画」以外にも注目の再開発があります。
渋谷の再開発は2027年頃まで続く見込みになっています。
現在完成済みの渋谷駅周辺再開発
- 渋谷ヒカリエ
- 渋谷キャスト
- 渋谷ストリーム
- 渋谷ブリッジ
- 渋谷ソラスタ
- 渋谷フクラス
- 渋谷スクランブルスクエア(第1期)
現在進行中の再開発事業
- 渋谷スクランブルスクエア(第2期:中央棟・西棟)※2027年度完成予定
- 渋谷駅桜丘口地区再開発 ※2023年竣工予定
- 渋谷二丁目17地区 ※2024年度竣工予定
【渋谷駅周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】
渋谷駅周辺の注目大規模再開発・超高層ビル建設計画
渋谷駅周辺は「100年に一度の再開発」と呼ばれている開発・超高層ビルの建設が複数同時に続いており、数年以内に渋谷の街並みは様変わりをすることになります。
渋谷駅直上に建設されている「渋谷スクランブルスクエア」などの超高層ビル建設と同時に「渋谷駅そのものの構造」も整理を行い、乗り換えや利用をしやすい駅を目指して工事が行われています。