名古屋市の整備事業として、名古屋市中心部「栄」の南北に貫く都市公園「久屋大通公園」が、ヒサヤオオドオリパーク第1期として、名古屋市の東西の幹線道路「錦通」から北側の整備が完了しております。
しかし、残り「錦通南側」から「名古屋市東西の100m道路:若宮大通」までの整備計画が残っており、この久屋大通南側の整備も今後開始される予定です。
ヒサヤオオドオリパーク第1期整備の成功例から、今後南側の整備に着手します。
このヒサヤオオドオリパーク全体の整備が完了することで、従来栄の街を分断していた人の流れを整え「名古屋の都心:栄」の街全体の活性化を目指します。
久屋大通公園(ヒサヤオオドオリパーク)第2期整備事業(錦通南)

整備事業名 | (仮称)久屋大通(南エリア)再整備 |
場所 | 名古屋市中区栄三丁目:久屋大通公園 |
整備時期 | 未定 |
整備内容 | 大規模イベント広場・噴水整備・集客施設建設 |
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錦通北側は三井不動産が手掛ける「レイヤード:ヒサヤオオドオリパーク」として整備

名古屋市の都市公園「久屋大通公園」は、東西を南北3車線ずつの車道で挟まれた中にある都市公園でした。
この久屋大通公園ではイベントや名古屋テレビ塔(現在:中部電力ミライタワー)などの観光施設などで賑わいがありましたが、年々施設の老朽化や都市公園としての魅力に欠ける課題がありました。
全国で類似する道路・都市公園である「札幌の大通公園」などを参考にしつつ、三井不動産が手がけた「渋谷区宮下公園」の再整備計画「レイヤード:ミヤシタパーク」の成功例を元に全国2番目のレイヤードとして「レイヤード:ヒサヤオオドオリパーク」が整備されました。
レイヤードは三井不動産が手掛ける「公園と商業施設の一体化の新ブランド名」となります。
錦通南側エリアは北側にはない「イベント会場を整備予定」


央奈大通公園の南側整備事業では、現在名古屋市の中でも大規模なイベントなどで「エンゼル広場」「エディオン広場」などが使用されておりますが、定期的なイベントで利用されることは少なく、イベントがない日は名古屋市の都心とは思えないほど閑散としています。
これらの現状を変えるため、人が集まりやすい広場の再整備・商業施設・人の動線の確保などを行う整備を県としています。
錦通南側には4つのエリアをテーマ別に整備
錦通から南側の久屋大通を大きく4つのエリアに分けて整備します。
- ゾーンA:水景施設を生かした親水空間。SRT(新型輸送システム)の乗降・待合空間として整備。
- ゾーンB:南エリアの起点となるメインゲート空間に位置付け、地下街と地上を結ぶ昇降機能を導入し、人の流れを地上に誘導。
- ゾーンC:大規模なイベント空間として活用。周辺にはオープンカフェなどの休憩スペースを設け広場の日常利用を促す。
- ゾーンD:新たな来訪者を呼び込む魅力的な集客施設を整備するほか、矢場町駅とのアクセス性を見直し、周辺のまちとのつながりの起点を形成。
名古屋市のホームページからこれらの整備方向性が既に発表されており、今後具体的に整備が進められます。
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