名古屋の中心繁華街「栄」では現在複数の大規模な再開発・既存のビル建て替え工事が進んでいます。
今まで名古屋市内での再開発の中心は「リニア中央新幹線」の駅が地下に建設され、東京と直接つながる「名古屋駅前(名駅)」でしたが、近年では従来の名古屋中心市街地である「栄」でも再開発計画が進んでいます。
その中で規模が大きく最も新しいビルへの建て替え建設・進捗が進んでいる再開発計画が「中日ビル建て替え・再開発」となります。
既存の中日ビルを解体し、新たに超高層ビルを建設する計画となり、2022年9月現在高層棟の建設が進んでおり、2023年8月1日には竣工式が行われ、2024年までに入居するテナントの準備が進んでいきます。
名古屋の中心部「栄」で建設中の超高層ビルの中で中日ビルが最も先に完成することになり、栄地区初の超高層ビルとなり、中部電力ミライタワー(名古屋テレビ塔)に次ぐ高さの超高層ビルになります。
この中日ビルの完成は栄地区の不動産開発・投資の活性化の先駆けになる再開発事業となり、今後も名古屋の都心:栄の再開発計画には注目が集まります。
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名古屋・栄 中日ビル建て替え・再開発計画 概要
名称 | 中日ビル(中部日本ビルディング) |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄四丁目1−1 |
アクセス | 名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄駅」栄・森の地下街「12番・13番出口」すぐ |
工事開始 | 2020年 |
竣工 | 2023年8月1日 |
階数 | 地上33階・地下5階(地下で地下鉄栄駅※地下街「栄・森の地下街」と直結) |
高さ | 158m |
敷地面積 | 約6,857㎡ |
建築面積 | 約5,950㎡ |
延床面積 | 約113,000㎡ |
事業主 | 中部日本ビルディング |
施工 | 竹中工務店 |
サポート企業 | 三菱地所 |
名古屋市で三菱地所が開発を行った大規模再開発は「名古屋駅前:大名古屋ビルヂング」が有名です。
老朽化した中日ビルを一から建て替える超高層ビル計画
名古屋市の都心:栄地区で行われている中日ビルは栄地区で高さ150mを超える最初の超高層ビル計画となります。
中日ビル正式には「中部日本ビルディング」と呼ばれるビルであり、旧中日ビルは1966年に開業したビルとなり、老朽化が進んでいました。
そのため、中日ビルは2018年頃より、徐々に入居するテナントが撤退を始め2020年には本格的に建て替え工事が始まっています。
旧中日ビルには商業施設・結婚式場・劇場などが入る複合ビルであったため、新しい中日ビルも同様の施設が入居する予定となり、以前の中日ビル以上に集客力のある施設が完成します。
名古屋:栄で初めての150m以上の超高層ビルとなる中日ビル
名古屋市の都心である栄は、名古屋一の繁華街・商業地となります。
しかし近年では名古屋駅前(名駅地区)の開発が盛んになり、路線価もそれまで中部地方で最も高かった栄地区を超え、中部地方一の路線価のエリアとなっています。
名古屋駅前は大規模再開発、東海地方各地・東京・大阪などの大都市からの移動のしやすさもあり、また将来のリニア中央新幹線の開業でかなり再開発が進んでおり、栄地区は全体の開発が遅れておりました。
しかし、ようやく栄でも大規模再開発が始まり、栄では今までなかった「高さ150mを超えた超高層ビル」が計画・建設が始まっております。
栄地区での150mを超える超層ビル:最初の再開発が「中日ビルの建て替え・再開発」となります。
周囲の建物では「中部電力ミライタワー※名古屋テレビ塔」に次ぐ高さの建物になります。
新しい中日ビルに入居するテナント
新しい中日ビルに入居するテナントは具体的に発表はありませんが、「三菱地所」の子会社「ロイヤルパークアンドリゾーツ」が入居することが決まっております。
ロイヤルパークアンドリゾーツは名古屋では2ヶ所目の出店となる都市型ホテルとなり、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」出店を行います。
フラッグシップブランド:アイコニックは名古屋では初出店となります。
ほか、展望台・商業施設・ホール・劇場・会議室等の施設が入居する予定になっておりますが、正式に入居予定企業は公表されていません。(2022年7月時点)
今後新たな発表が期待されますので、今後の情報公開が楽しみとなります。
【不動産知識・勉強・資料請求のリンク先】
愛知県名古屋市:大規模再開発プロジェクト
名古屋市内では、名古屋駅・栄の2大都心を中心に大規模な再開発が始まっています。