名古屋市駅地下鉄は2023年1月4日より、名古屋市営地下鉄の駅名を4カ所変更することが決定しております。
名古屋市営地下鉄名城線「市役所駅」から「名古屋城駅」に変更し、名城線「神宮西駅」から「熱田神宮西駅」、名城線「伝馬町駅」から「熱田神宮伝馬町駅」、桜通線「中村区役所駅」から「太閤通駅」に変更となります。
駅名変更の目的は、「名古屋城駅」は名古屋市役所が名古屋城の最寄駅であること、「熱田神宮西駅」「熱田神宮伝馬町駅」は熱田神宮の最寄駅であることを強調すること、「太閤通駅」は東山線本陣駅近隣への移転となる中村区役所の最寄駅変更に伴うものです。
【このページでは2023年1月4日に実施される名古屋市営地下鉄の駅名変更についてを紹介しております】
名古屋市営地下鉄の駅名変更により新たな街のイメージ・周辺地域の活性化のきっかけとして、不動産開発などが活発になると予想されます。
【名古屋市営地下鉄沿線:周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】
名古屋市営地下鉄:駅名変更 概要
名古屋市営地下鉄:駅名変更実施日 | 2023年1月4日より |
変更駅 | 名城線:市役所駅から「名古屋城駅」 名城線:神宮西駅から「熱田神宮西駅」 名城線:伝馬町駅から「熱田神宮伝馬町駅」 桜通線:中村区役所駅から「太閤通駅」 |
副駅名追加 | 名城線:名古屋城駅:市役所・県庁 東山線:本陣駅:中村区役所(新しい中村区役所最寄駅) |
【名古屋市営地下鉄名城線・名古屋城駅(旧:市役所駅):Google地図】
【名古屋市営地下鉄名城線・熱田神宮西駅(旧:神宮西駅):Google地図】
【名古屋市営地下鉄名城線・熱田神宮伝馬町駅(旧:伝馬町駅):Google地図】
【名古屋市営地下鉄桜通線・太閤通駅(旧:中村区役所駅):Google地図】
全国には「〇〇市役所前」という駅名は数多くありますが、単に「市役所」駅とされていたのは「名古屋市営地下鉄の市役所駅のみ」でした。
観光地の駅名に変更:来訪者にわかりやすい駅名にする目的
今回の名古屋市営地下鉄の駅名変更は、名古屋市長の肝入りプロジェクトです。
名古屋市・愛知県は産業都市として、トヨタ自動車をはじめ全国でもトップクラスの製造業の街ですが、一方観光資源に乏しい街と言われておりました。
名古屋市にも観光ができる場所があり、多くの人に訪れてほしいという願いから今回駅名の変更に踏み切りました。
直接駅名の変更が観光客が増える要因になるかは未知数ですが、わかりやすい駅名になることは良いことではないでしょうか。
中村区役所の移転により駅名変更「桜通線:太閤通駅」
今回の名古屋市営地下鉄の駅名変更で、唯一観光地に関係なく「区役所の移転により駅名を変更する駅が中村区役所駅」です。
従来の中村区役所が再開発・移転により、桜通線:中村区役所駅の最寄ではなくなることから、駅名を変更するきっかけになっています。
新しい中村区役所は、名古屋市営地下鉄東山線「本陣駅」が最寄駅となり、副駅名に「中村区役所」が入ることになっています。
なお、旧:中村区役所は老朽化のため、建物を解体・再開発を行う計画が立っています。
近年名古屋市でも都心回帰として、名古屋市中心部の大規模再開発・高層ビル・マンションの建設など、多くの都市開発が進んでいます。
日経新聞の記事にもありましたが、名古屋市は意外と不動産投資が活発に行われている街となるため、名古屋市の不動産事情やオフィス情報には注目が集まります。
【名古屋市営地下鉄沿線:周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】
愛知県名古屋市内:大規模再開発事業
名古屋市内は東京と比べると再開発事業数は少なくなりますが、名古屋駅前や名古屋の都心「栄」では東京の再開発計画に匹敵する大規模な計画が進行しています。