西武新宿線東村山駅付近連続立体交差事業は、西武新宿線・西武国分寺線・西武園線が交差するターミナル駅となっています。
2023年現在は高架化のための工事が駅直上で進められており、工事の真っ最中です。
3つの路線が交わる東村山駅周辺には5ヶ所の踏切があり、朝ラッシュ時間帯は電車が特に行き交い交通渋滞を発生させています。
この現状を解消するため、2024年度に東村山駅の高架駅化を行う周辺交通を円滑にする計画です。
西武線の線路により、街が東西に分断されていた東村山市ですが、高架化により街の一体化が期待されており、駅周辺の土地を利用した再開発計画が進められていくと思われます。
【このページは西武新宿線東村山駅付近連続立体交差事業の紹介ページとなります】
【西武線沿線:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】
西武新宿線東村山駅付近連続立体交差事業:詳細
事業名 | 西武新宿線東村山駅付近連続立体交差事業 |
対象路線名 | 西武新宿線・西武国分寺線・西武園線 |
対象区間 | 東村山駅付近 新宿線 :東村山市本町四丁目~東村山市久米川町五丁目 国分寺線:東村山市本町二丁目~東村山市本町一丁目 西武園線:東村山市本町二丁目~東村山市野口町四丁目 |
対象区間距離 | 約4.5km |
駅施設 | 東村山駅・ホーム延長:約210m・ホーム幅員:約4~9m |
高架駅・施設規模 | ホーム2面・線路4線(2面4線) |
完成時期予定 | 2024年度予定 |
駅ホーム規模を縮小しても影響がない「高架駅後の東村山駅」
西武新宿線・西武国分寺線・西武園線が交差する「東村山駅」は現在高架駅化に向けての工事が進んでおり、同時に5ヶ所の踏切を解消する計画も進んでいます。
この工事は周辺の道路渋滞の解消と、西武線の線路で分断されていた街の解消を目的としています。
現在ホーム3面・線路6線の「3面6線」の駅として機能をしている東村山駅ですが、駅の規模を「2面4線」に縮小を行います。
3つの路線が乗り入れを行う駅ですが、駅の規模が小さくなります。
しかし、西武国分寺線と西武園線は「単線」で運行をされており、鉄道運行に影響がないとの判断となりました。
駅のホーム数は少なくなりますが、従来通りの利用ができる駅となるため、乗り間違いに注意すればとても使いやすい駅となりそうです。
また駅周辺の整備により不動産開発も進み、駅周辺を中心とした街全体の活性化も期待されます。
【西武線沿線:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】
東京近郊・鉄道高架化計画
東京都内では主に東京都が主体となり、鉄道と道路の「立体交差事業」が各地で行われています。
東京近郊の鉄道路線は高頻度で運行されているため、朝ラッシュ時は開かずの踏切化が各地で発生しており、渋滞による経済損失が出ているという試算もあります。
西武線では他の地域でも立体交差化事業が行われております。