JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差事業は、東京都とJR東日本が進めている立体交差化事業です。
東京都は東京23区を中心とした鉄道と道路の立体交差化を何十年も掛けて進めており、少しでも電車との接触による危険箇所の削減、電車の定時運行、踏切などによる交通渋滞の解消に向けた事業を行っています。
そのうちの一つが東京都北区のJR埼京線「十条駅」前後の高架化事業です。
十条駅の高架駅を行い、駅の前後の線路を高架線にすることで、踏切による街の分断解消も目的としています。
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JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差事業
事業名 | JR埼京線(十条駅付近)連続立体交差事業 |
距離 | 約3キロメートル(事業区間約1.5キロメートル) |
JR十条駅構造 | 2面2線・高架駅 |
踏切除去数 | 6箇所 |
事業年度 | 2020年度〜2030年度(予定) |
東京都が進める立体交差事業・開かずの踏切の解消
JR十条駅はJR埼京線のみの路線になりますが、埼京線は運行本数が多い主要路線のため、踏切遮断による交通渋滞が駅周辺を中心に発生しています。
いわゆる開かずの踏切の状態となっており、駅の東西で街が分断されており、今後の市街地の活性化にも影響が出ています。
この事業は十条駅前後の立体交差化を行い、6箇所の踏切の廃止、側道の整備を行います。
東京都内では数多くの立体交差事業が行われていますが、JR埼京線は本数が多く、池袋・新宿・渋谷の3大副都心を繋ぐ重要な路線のため、早期の実現が望まれています。
高架駅の十条駅と同時に駅前再開発が行われる
JR十条駅は駅高架化が行われるだけでなく、同時に駅の西口では大規模な再開発計画が進んでいます。
現在、超高層マンションと商業施設が建設されており、超高層マンション「ザ・タワー十条」を中心としたモールが建設されています。
十条駅周辺は10年以内に大きく街の様子が変わり、十条駅周辺の不動産情報、不動産投資、沿線には注目が集まります。
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