東京都北区役所:新庁舎建設・2033年開庁目標計画

東京23区内の区役所は、一部を除いて築年数が古い老朽化が建物が多く、中には半世紀以上前の建物で行政業務を行う役所が数多くあります。

区役所・市役所は災害時には避難所や緊急時でも変わらず行政サービスを提供できるよう整える必要がある重要な施設ですが、老朽化が進む建物では難しい現状があり、東京23区のほとんどの区役所で課題となっています。

東京都北区役所もそのうちの一つであり、区役所建物の老朽化が進み、全体的に古い印象が目立つ内装・外装となっています。

更に東京都北区役所は行政ごとのサービス課がひとつの施設内にまとまっておらず、細かく点在しており、相談窓口により別々の建物へ移動が必要です。

そのような不便さを解消するため、2033年(令和15年度)を目標に北区役所を「王子駅の西から王子駅の東に新築移転」を行う計画を進めております。

対象地域は王子駅前公園の近く「国立印刷局博物館(お札と切手の博物館)」に隣接する土地を予定しており、旧北区役所の土地は売却を行い再開発がされる予定です。

区役所窓口の集約で行政サービスの向上、災害時でも安心安全な建物としての避難所や有事でも変わりない行政サービスの提供ができるよう東京都北区役所の新築移転計画が進められます。

そして、周辺の不動産再開発・まちづくり計画も進められ、街全体の活性化にも期待ができます。

【東京の再開発に関する書籍へのリンク】

【東京都北区:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】






東京都北区役所:新築移転計画

計画名東京都北区役所:新庁舎建設
(新築移転計画)
所在地東京都北区王子1丁目
アクセスJR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」東口徒歩6分
都電荒川線(東京さくらトラム)「王子駅前」徒歩7分
完成目標令和15年(2033年)

新しい東京都北区役所の位置:国立印刷局博物館(お札と切手の博物館)隣接の土地一帯

老朽化した東京都北区役所を王子駅東に移転する計画

国立印刷局博物館(お札と切手の博物館)入口付近

東京都北区役所:新庁舎建設は、老朽化した東京都北区役所を新築移転させる計画です。

人口約35万人の東京都北区は、人口減の日本の中においても今後も人口が微増する予測が立てられており、多くの区民を抱える北区役所の老朽化は早急に解決させなければならない問題です。

現状の東京都北区役所は、JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」の西側にあり、北区役所は多くの建物に分かれて各部署が点在している状況です。

新しい東京都北区役所の移転先の場所は最寄駅となる王子駅の東側「国立印刷局博物館(お札と切手の博物館)」に隣接する土地を予定としており、既存の区役所から見ると王子駅の反対側になりますが、最寄駅が変わることはなく利便性が損なうことはありません。

東京都北区役所:統合型庁舎の建設

この東京都北区役所の新築移転は建物の老朽化問題の解決だけではなく「各建物に点在している部署をひとつの建物に統合」する計画でもあり、行政サービスの効率化も目的としています。

現状の東京都北区役所の各建物は、

  • 第一庁舎
  • 第二庁舎
  • 第三庁舎
  • 第五庁舎
  • 別館
  • 滝野川分庁舎
  • 北とぴあ
  • ぞの他民間ビル

これらの建物に東京都北区役所の行政サービス部署が点在しており、区民にとっては利用がしにくい現状があります。

北区役所の統合型庁舎が完成することで、北区民の方が別位置にある建物を行き来することがなくなるため、行政サービスが利用しやすくなり、職員の業務効率も向上できることが期待されています。

【リンク:東京都北区建築基本計画】

【東京の再開発に関する書籍へのリンク】

【東京都北区:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】






東京都23区:区役所新築計画へのリンク

東京23区の区役所は北区役所だけではなく、ほとんどの区が老朽化の課題を抱えており、今後早急な建て替え・移転が必要な施設ばかりです。

多くの人口を抱える東京23区の区役所の行政サービスが有事の際に止まることは、各方面に大きな影響を与えるため、早急に建て替えや計画が進められています。

また区役所の跡地は利便性の高い一等地が多いため、区役所跡地の再開発・まちづくりについて、不動産開発・不動産投資・住まいに関する情報が注目されます。

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