TBS赤坂サカス南「赤坂二・六丁目地区再開発」エンタメ発信の街・赤坂再開発計画

2021年11月に東京メトロ赤坂駅周辺が「国家戦略都市計画建築物等整備事業」の認定を受け、2022年度から同地区における再開発事業を行うと、再開発事業主の「三菱地所」「TBSホールディングス」から発表がありました。

この計画内容である赤坂駅前・TBS赤坂サカス南地区再開発計画「赤坂二・六丁目地区」計画は、東京メトロが進める「えき・まち連携プロジェクト」として、東京メトロ千代田線赤坂駅周辺と駅を繋ぎ、一体感のある街づくりを進める計画となります。

都心のお洒落な街として人気のある赤坂が更に魅力的な街として、赤坂駅南の老朽化したビルの再開発を含めた一帯の大規模開発が始まります。

予定では2022年度より解体が始まり、2028年度に完了予定となります。

【このページでは赤坂駅前・TBS赤坂サカス南地区再開発計画「赤坂二・六丁目地区」計画の場所・詳細のページとなります】

赤坂周辺では現在大規模再開発計画が同時に進行しており、不動産情報・投資・オフィス需要などが増えると思われます。

【港区赤坂周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】

港区赤坂二・六丁目地区開発計画:概要

TBS本社ビル

赤坂は平日・休日問わず多くの人が訪れる魅力ある街の一つです。

赤坂駅周辺では在京キー局となるTBSが街づくりを進めており、本社社屋をはじめ「赤坂サカス」の名称で2008年にグランドオープンいたしました。

赤坂サカス内にある「赤坂Bizタワー」も赤坂サカスの開業に合わせオープンし、赤坂の大規模再開発事業の一弾が完了しております。

今回の「赤坂二・六丁目地区開発計画」は赤坂サカスの南側に隣接する地区になり、老朽化をしている国際ビルの建て替え、公園の再整備などを行い、既存の赤坂サカスとの地域一体化を行うプロジェクトになります。

赤坂二・六丁目地区開発計画:三菱地所ホームページより
再開発プロジェクト名赤坂二・六丁目地区開発計画
敷地面積14,200m2
街区・用途東街区:オフィスタワー・店舗
西街区:劇場・ホール・ホテル
高層ビル階数・高さ東街区:地上41階 高さ約230m
西街区:地上19階 高さ約110m
再開発事業開始2022年度
完成予定時期2028年度
赤坂駅南側が再開発地域。北側は「赤坂サカス」TBS・赤坂Bizタワーなど
赤坂エリア一帯でTBS・三菱地所が保有・管理するエリア:三菱地所ホームページより

赤坂駅を中心に街の回遊性を高める

赤坂駅を利用してこの地域に来られた方が、街の境界を感じさせないような街を作るため、吹き抜け空間に広場を設け、地下から地上までのスムースに移動ができるように導線を配置します。

広場にはオープンカフェ・イベント開催スペースを確保して、街に活気を与えるスペースを作ります。

三菱地所公式ホームページより

赤坂駅周辺のアクセスを高める交通の整備

赤坂駅は「東京メトロ千代田線」のみの鉄道駅となり周辺の乗り換え可能駅である「東京メトロ赤坂見附駅」「東京メトロ溜池山王駅」とは徒歩圏内になりますが、少し距離があります。

赤坂駅単独としては決して大きな駅ではありませんが、赤坂二・六丁目地区開発計画を行うことにより、空港からのリムジンバスや観光バスなどを発着できる乗り場を整備し、国際色豊かな赤坂を活性化するための回遊性・アクセスを向上させます。

スタートアップ企業のための「交流の場」を創造

まだ具体的な内容は明かされていませんが、東街区には「スタートアップ企業やクリエイターが赤坂エリアの大企業などとコミュニケーションができる場」を設ける計画です。

交流を行うためのホールなどの場所を提供することで、企業間の活性化を行います。

劇場・ホールなどのエンタテインメント施設・ホテルの誘致

赤坂は元々都心の立地・官庁街などに併設されている地域のため、国際色があるエリアです。

外国人の方を迎え入れるホテルなども多い地域ですが、この再開発計画の施設にもホテルを誘致し、来訪者への滞在意識を高め、赤坂の魅力を発信します。

エンタテインメント情報を発信する劇場やホールなども施設内に組み込み、国際色・交流・文化を発信する街:赤坂を北側に隣接する「赤坂サカス」と連携して行います。

再開発エリア用途予定:三菱地所ホームページより
千代田線:赤坂駅と地下通路で直結

都市インフラと防災の整備

赤坂エリアは古くからの東京都心であり、建物が密集している地域になります。

今回再開発をされるのは1980年に竣工をした「国際新赤坂ビル」を中心とした赤坂駅南側周辺のビルとなります。

これらのビルは竣工から40年以上が経過し、防災の面からも懸念されており、近々再開発計画が立てられると言われておりました。

解体される国際新赤坂ビル東館(2022年5月)
同じく解体される国際新赤坂ビル西館

国際新赤坂ビルに隣接する緑地帯も再整備を行うことで、緑のある都心・防災のための避難場所を確保することができます。

北側に接する赤坂サカスとともに、赤坂の街の活性化を行い、国際競争力の高い街を作り上げる計画になります。

【港区赤坂周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】

港区赤坂周辺:大規模再開発計画・超高層ビル計画

港区赤坂周辺では複数の大規模再開発計画が進行しております。超高層ビルが数年以内に近隣で更に増えることになり、赤坂周辺の不動産情報・投資・オフィス需要に注目が集まります。

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