JR浜松町駅南東の芝浦地区では、野村不動産とJR東日本による「大規模再開発」が進行しています。
この計画は仮称「芝浦プロジェクト」として、浜松町ビルディングの建て替えを行い、跡地にツインタワーを建設する再開発計画です。
正式名称が「ブルーフロント芝浦」として決定することになり、開発を行う野村不動産の社運を掛けたプロジェクトということもあり、芝浦・浜松町地区の不動産活性化に期待が集まります。
芝浦・浜松町駅は羽田空港へのモノレールの窓口となり、JR浜松町駅に隣接する世界貿易センターの再開発・浜松町駅の橋上駅建設・浜松町駅を繋ぐ自由通路の建設など、大規模な再開発計画が進行する街です。
東京を代表するビジネス街のイメージがあり、今後も発展が見込める街の大型プロジェクトとして「ブルーフロント芝浦」は注目度がとても高いまちづくり計画となります。
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ブルーフロント芝浦（旧芝浦プロジェクト）「トウキョウワーケーション：TOKYO WORKation」を提供する超高層ビル建設計画
左側：S棟 右側：N棟
ブルーフロント芝浦（芝浦プロジェクト）は「浜松町ビルディングを解体し、跡地にツインタワー」を建設する計画です。
浜松町駅徒歩圏内、芝浦の海が近く都心にある立地を活かし、東京都心で働くオフィス環境と自然を提供するをコンセプトにしています。
| 計画名 | ブルーフロント芝浦（旧芝浦プロジェクト） |
| 住所 | 東京都港区芝浦1–1−1 |
| アクセス | JR浜松町駅南改札口：徒歩15分 自由通路接続 |
| 事業主 | 野村不動産・JR東日本 |
| ツインタワー名 | ブルーフロント芝浦S棟・ブルーフロント芝浦N棟 |
| 竣工時期 | S棟：2025年度 N棟：2030年度 |
| 区域面積 | 約4.7ha |
| ビルの高さ | 約235m |
| 延床面積 | 約55万㎡ |
| 設計者 | 槇総合計画事務所 |
欧州最大手のラグジュアリーホテル「フェアモント」の日本発進出
2025年竣工予定のブルーフロント芝浦のS棟には「欧州最大手ラグジュアリーホテル：フェアモント」が進出することが決定しています。フェアモントはS棟の最上部部分に入居を行います。
フェアモントの日本進出は「初」となり、名称は「フェアモント東京」になります。
フェアモント東京は「芝浦プロジェクトのテーマであるトウキョウワーケーション」から、ワーカーに対してのサービスも提供する予定となっています。
このビルに入居するビジネスパーソンや関わる方に向けて、世界のフェアモントがサービスを提供するのはとても魅力的です。
地域・官公庁・学校との取り組み「芝浦サステナブルアクション」
このブルーフロント芝浦（旧芝浦プロジェクト）では地域の企業や芝浦がある港区などが連携して、地域の一帯となった最先端開発・環境への取り組みを行います。
【街区全体でのCO2（二酸化炭素抑制）】
芝浦プロジェクトで建設・関わる施設を最先端技術でCO2抑制に取り組み、環境に配慮したまちづくりを行います。
【カーボンニュートラル技術拠点】
東京大学と連携した最新技術「カーボンニュートラル」の技術を取り入れ、カーボンニュートラルの普及と促進を「芝浦プロジェクト」から行います。
カーボンニュートラルとは日本政府が2020年から取り組む、「2050年までに温室効果ガスの排出をゼロ」にする取り組みのことを言います。
芝浦プロジェクトは「環境」も大きなテーマの一つになります。
【港区の事業協力：子どもへの学びのまちのプロジェクト】
2021年より港区は教育プログラムに「環境に関心を持つような取り組み」を行い、地域の子どもたちへ「環境に関心」を持つような学びの場の整備に取り組んでいます。
【災害に強い街：災害が発生した際の必要機能の維持・回復ができる街】
地震対策・停電対策・海に近い立地のため浸水防止や電気施設の2階設置・感染症対策のための換気・非接触対応など、災害などが発生しても「回復を早く行える街」を作ります。
最新技術・設備を導入し、周囲の安全確保を行う環境を整備します。
利便性が向上する「JR・東京モノレール浜松町駅」
ブルーフロント芝浦は、歩行者デッキにより直接最寄駅となるJR・東京モノレール浜松町駅と繋がることが決定しています。
現在でもこの芝浦地域とは自由通路で浜松町駅から直接繋がっていますが、JRの貨物線の跡地スペースを利用して、歩行者用通路を増設・再整備を行います。
浜松町駅はホームの改良・橋上駅の整備・浜松町駅周辺の再開発ビルとの連携を行っており、浜松町駅周辺は今まで以上に、街の発展・活気がある街となります。
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東京湾岸エリア大規模再開発情報
東京都心部だけでなく、湾岸エリア（ウォーターフロント）での再開発計画・建設も数多く行われております。
超高層オフィスビル・タワーマンション・東京オリンピック2020の選手村跡地再開発・分譲マンション計画など数多くの都市開発が今後控えております。
