TOYOTA ARENA TOKYO:お台場パレットタウン跡地再開発計画・2025年秋完成予定

お台場・青海地区に所在していた商業施設「パレットタウン」「ヴィーナスフォート」は2021年より順次営業を終了しており。2022年8月31日をもって、全店舗の営業を終了しました。

今後、どのような施設が建設されるのか注目が集まっておりましたが、トヨタグループがパレットタウンの跡地「青海1区域T2街区プロジェクト」に多目的アリーナの建設を計画しています。

この多目的アリーナはトヨタ自動車が母体のプロバスケットボール「アルバルク東京」の本拠地として稼働する予定となり、そのほかにも、多種多様なスポーツやイベントが行える施設として計画をされています。

正式名称は「TOYOTA ARENA TOKYO」と決定し、地上6階・地下1階の約10,000人を収容する施設が完成いたします。

TOYOTA ARENA TOKYOはお台場・青海の新しい街づくりの一つとして2025年秋頃を目処に竣工予定です。

パレットタウンの閉鎖はお台場・青海地区に大きな影響を与えましたが、次の新たな施設の建設が始まっていることもあり、引き続きお台場・青海地区の開発には注目が集まりそうです。

パレットタウン跡地:青海1区域T2街区プロジェクト「TOYOTA ARENA TOKYO:多目的アリーナ建設」

多目的アリーナの当初のイメージ:トヨタ自動車・トヨタ不動産発表より
TOYOTA ARENA TOKYO:トヨタグループホームページより
地区名・再開発名青海1区域T2街区プロジェクト:TOKYO A-ARENA PROJECT(仮)
TOYOTA ARENA TOKYO(正式名称)
所在地東京都江東区青海1丁目3
アクセス新交通ゆりかもめ「青海駅」徒歩3分
用途地域準工業地域・防火地域
許容容積率300%
許容建ぺい率80%
敷地面積約 26,400 ㎡
建築基準法上の用途観覧場・スポーツ練習場等
高さ約40m(地下1階・地上6階)
収容人数10,000人(サブアリーナ使用時:13,000人)
駐車場台数140台
着工2022年4月頃
竣工2025年秋頃

トヨタグループの不動産会社:トヨタ不動産の再開発計画

元々パレットタウンにはトヨタ自動車のテーマパークである「MEGA WEB トヨタ シティショウケース」があり、トヨタのショールームでありながら、乗車体験もできるテーマパークがありました。

元々トヨタ自動車が管理保有する場所のため、トヨタグループ内でこの土地を活かす方法を検討した結果、「TOKYO A-ARENA PROJECT」として、スポーツ・モビリティー・サステナビリティーを追求できる施設の建設計画を行いました。

トヨタグループはこの多目的アリーナの正式名称を「TOYOTA ARENA TOKYO」と決定し、2025年秋の完成を目標に建設が進められます。

お台場を含んだ臨海副都心は新しく作られた街であることから、次世代モビリティーの実験場として使用されてきた経緯があり、自動車産業のトヨタ自動車にとって縁がある土地での再開発計画となります。

プロバスケットボールチーム・eスポーツなどの拠点として整備

このTOYOTA ARENA TOKYOは、トヨタ自動車が母体となるプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」の本拠地になることが決定しています。

ほかにも、室内スポーツやeスポーツの運営なども行う予定です。

自動車産業だけでなく、次世代の最先端技術を使用した他分野・注目されるスポーツ・DX産業など、トヨタグループは幅広い分野に良い影響を与えている企業です。

Bリーグ観戦イメージ:トヨタ自動車・トヨタ不動産発表より

お台場・有明は今後も都市開発・不動産投資が活発になる

東京都内でも特に副都心として位置付けられたお台場・有明地域「臨海副都心」は今後も不動産投資が行われ、注目される街となります。

トヨタ自動車の再開発計画だけでなく、フジテレビ以外のテレビ局関連施設となる「テレビ朝日」の進出、羽田空港への直通鉄道計画など、数多くの計画があります。

トヨタ自動車が手掛ける再開発事業

現在トヨタグループはパレットタウン跡地の再開発事業を行っておりますが、東京の他地域でも再開発・都市開発事業に携わっています。

特にリニア中央新幹線「品川〜名古屋」間の始発駅「品川駅」では、現在品川駅西口の土地一帯を京急と共同で大規模再開発を行っています。

品川駅前で行われている京急とトヨタ自動車の共同再開発事業です。
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