江東区役所新庁舎建て替え計画:2026年度基本計画整備

江東区役所新庁舎建て替え計画は、東京23区:城東エリアのひとつ「江東区」の区役所の建て替え計画です。

江東区役所は1973年に完成した築50年以上の古い建物を使用しており、以前より老朽化の懸念がありましたが、2020年以降建て替え候補地を含めた準備を進めていました。

建て替えには江東区内の大きな公園などのある程度の敷地が確保できる場所が候補地に挙がっていましたが、最終的には現在の区役所敷地での建て替え案が出されています。

江東区は2026年度までに新庁舎建て替えの基本計画をまとめ、実際の建て替え開始・新庁舎の使用は先の話となります。

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江東区役所新庁舎建て替え計画

計画名江東区役所新庁舎建て替え計画
建て替え予定地東京都江東区東陽4丁目11-28
(現:江東区役所)
新庁舎工事開始日未定
新庁舎の使用開始日未定

老朽化が懸念される「江東区役所」の建て替え工事計画

東京都江東区:江東区役所外観

江東区役所新庁舎建て替え計画は、東京都江東区の役所「江東区役所」の新築・建て替え計画です。

江東区役所は1973年に完成した築50年以上の古い庁舎を使用しており、以前より建物全体の老朽化が懸念されていました。

そのため、新しい庁舎を江東区内に建設・移転を行う計画が進められていましたが、移転にはある程度まとまった大きな土地が必要となります。

江東区内は人口密集地となり、なかなか候補となる土地がなく江東区内の都市公園などが移転候補地に挙がっていましたが、移転の影響を考えると「既存の江東区役所の場所」に建て替えを行う案が有力とされています。

2026年度までに基本計画をまとめる予定となり、新庁舎の建設はまだ先の話となります。

将来を見越した既存場所での区役所建て替え

現在の江東区役所は東京メトロ東西線「東陽町駅」の北に位置しており、鉄道利便性の高い地域に位置しています。

建て替えを行うにあたり、江東区内の各地が検討されましたが、将来東陽町駅は東京メトロ有楽町線の支線が延伸され、東西線と有楽町線の「乗り換え駅」として、駅周辺の発展や江東区内の利便性が高まる地域とされています。

東京メトロ有楽町線は同じ江東区の豊洲駅から分岐して、江東区内を南北に移動することができる重要な鉄道路線となり、現在の区役所の位置が江東区民にとって便利なため、既存地での建て替えが有力案となった可能性があります。

東京都内で進む「老朽化した区役所・市役所の建て替え計画」

東京都内では現在「老朽化をしている区役所・市役所の建て替え計画が多数行われています」

江東区役所のように「築50年以上」が経過した区役所も多く、防災の面からも早急な新庁舎への建て替えが求められています。

既に渋谷区役所や中野区役所のように「近代的な高層ビル」に建て替えられた役所や、豊島区役所のように「高級分譲マンションと一体化された超高層ビル」に新築移転を行った最新の区役所もありますが、老朽化した区役所が目立ちます。

東池袋に移転した超高層タワーマンションと一体化の「豊島区役所」です。

建て替え建設・建て替え計画が進む東京都内の区役所・市役所

東京都内の役所は東京23区の区役所を中心に、既に建て替え工事の開始、計画、検討が相次いでいます。

  • 世田谷区役所
  • 葛飾区役所
  • 江戸川区役所
  • 北区役所
  • 品川区役所
  • 台東区役所
  • 中央区役所
  • 新宿区役所
  • 府中市役所

特に世田谷区役所は東京23区の役所の中で最も古い庁舎を使用していましたが、現在建て替えのための建設が行われており、完成が近づいていました。

しかし、建て替え施工業者である大成建設の施工遅延の影響により、全体の完成は約1年半遅れることになる「2029年4月27日」の完成予定となります。

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