横浜市営地下鉄ブルーラインは横浜市を「東急田園都市線:あざみ野駅」から横浜駅・関内駅などの都心部を通り、横浜市外である藤沢市「小田急江ノ島線:湘南台」までを結ぶ地下鉄です。
全国でもカタカナの地下鉄路線名は横浜市のみであることも横浜市営地下鉄の特徴です。
現在、横浜市内のあざみ野駅から先、川崎市内の「小田急線主要駅:新百合ヶ丘駅」までの延伸が計画されており、横浜市営地下鉄ブルーラインは起点と終点が「横浜市外」にある全国でも珍しい路線となります。
横浜市営地下鉄:ブルーラインの延伸開業予定時期は「令和12年度」を予定としており、バスでの移動が多く交通渋滞が頻繁な地域であった「あざみ野から新百合ヶ丘までの地域」が、地下鉄の延伸により飛躍的に交通事情が改善されます。
特に乗り換え駅となっている東急田園都市線「あざみ野駅」・小田急線「新百合ヶ丘駅」周辺地域の不動産開発・不動産投資には注目が集まります。
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横浜市営地下鉄ブルーライン延伸計画:あざみ野駅〜新百合ヶ丘駅間
計画名 | 横浜市営地下鉄ブルーライン延伸計画 |
延伸場所 | 横浜市青葉区「東急田園都市線:あざみ野駅」〜川崎市麻生区「小田急小田原線・小田急多摩線:新百合ヶ丘駅」間 |
設置駅数 | 4駅(あざみ野駅除く) |
設置予定場所 | 横浜市青葉区嶮山付近・横浜市青葉区すすき野付近・川崎市麻生区王禅寺付近・川崎市麻生区新百合ヶ丘駅 |
整備距離 | 約6.5キロメートル |
概算事業費 | 約1,720億円 |
開業予定時期 | 令和12年度(予定) |
川崎市内に延伸する横浜市営地下鉄ブルーライン
横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸新計画は、神奈川県横浜市内である「あざみ野駅」から神奈川県川崎市内である「新百合ヶ丘駅」までの延伸計画です。
あざみ野駅は「東急田園都市線」に接続し、新百合ヶ丘駅は「小田急小田原線・小田急多摩線」に接続しており、どちらも横浜市内・川崎市内において特に利用者が多い駅の一つです。
市営地下鉄では珍しく運営する「自治体の市外に延伸する鉄道計画」であり、他の都市の例では、
- 東京都交通局:都営地下鉄新宿線「本八幡駅:千葉県市川市」
- 横浜市交通局:横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台駅:神奈川県藤沢市」
- 名古屋市交通局:名古屋市営地下鉄鶴舞線「赤池駅:愛知県日進市」
- 大阪メトロ(旧大阪市交通局):地下鉄御堂筋線「江坂駅:大阪府吹田市」「北花田駅・新金岡駅・中百舌鳥駅:大阪府堺市」地下鉄谷町線「守口駅・大日駅:大阪府守口市」「八尾南駅:大阪府八尾市」※大阪メトロに移行のため、現在は民間運営。
市営地下鉄は文字通り「行政自治体」が運営する地下鉄ため、周辺他市町村にまたがり延伸されるケースは珍しいです。
今回の横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野駅〜新百合ヶ丘駅」間の開業により横浜市と川崎市を跨いでの運行となる鉄道路線となります。
単独で地下鉄を建設できなかった「神奈川県川崎市」
川崎市には以前「川崎市営地下鉄」として「川崎市単独」で地下鉄路線を検討し、建設を行う動きがありましたが、財政・周辺調整が上手くいかず断念をしております。
川崎市は東西に長い市域となり、京急大師線とJR南武線が市内東西の鉄道輸送を担っていますが、全国でも著しい人口増加と鉄道の混雑が課題でした。
川崎市内を通る鉄道はラッシュ時にはとても混雑し、特に川崎市内を東西に横断する「JR南武線の混雑は異常事態」となっています。
京急大師線とJR南武線のバイパスとなる川崎市営地下鉄の建設が行えていれば、JR南武線のパイパス機能を持ち、南武線の混雑解消・地域の発展が見込めましたが非常に残念な結果となりました。
しかし、川崎市営地下鉄の計画が無くなりましたが、川崎市西部の鉄道事情の解消とJR南武線の一部バイパスとして新たに計画された計画が「横浜市営地下鉄:ブルーラインの新百合ヶ丘駅への延伸」です。
川崎市内初の地下鉄となる「横浜市営地下鉄ブルーライン」の新百合ヶ丘駅への延伸
今回のあざみ野〜新百合ヶ丘までの横浜市営地下鉄ブルーラインの建設は、川崎市内初の「地下鉄路線」となります。
駅は4カ所を予定しており、
- 横浜市青葉区嶮山付近
- 横浜市青葉区すすき野付近
- 川崎市麻生区王禅寺付近(ヨネッティー王禅寺付近)
- 川崎市麻生区新百合ヶ丘駅
王禅寺付近と新百合ヶ丘駅の2カ所が川崎市内の駅となる予定です。
あざみ野駅から新百合ヶ丘駅までは現在バスでの移動手段のみとなるため、頻繁に渋滞が発生していますが、横浜市営地下鉄ブルーラインが延伸されることで、速達性が上がり非常に便利な地域になります。
横浜市営地下鉄:ブルーラインの延伸により、新百合ヶ丘駅から新横浜駅・横浜駅方面へ乗り換えなしで移動ができるようになります。
特に注目は新横浜駅は2023年3月18日に相鉄・東急新横浜線が開通し、都心への利便性が向上しています。
川崎市内でも特に利用者が多い駅である新百合ヶ丘駅が「新横浜駅」へ乗り換えなしで移動ができるようになることは、新百合ヶ丘駅の不動産価値を更に向上するきっかけになります。
横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸は、ブルーラインの沿線の不動産開発や不動産価値が上がる要因となり、今後の開発や投資情報には注目が集まります。
横浜市営地下鉄:ブルーラインの延伸はあざみ野・新百合ヶ丘方面から、東海道新幹線の全ての新幹線が停車する新横浜駅に直接行くことができるようになり、名古屋・新大阪方面への移動が従来より大幅に時間短縮されます。
全国的には人口が減っている日本ですが、首都東京と大都市横浜に挟まれる川崎市は「今後も人口が増え続ける」データがあり、今後も川崎市内では不動産開発・投資が引き続き行われていくことになると言われています。
川崎市内・横浜市内の横浜市営地下鉄:ブルーライン延伸地域の不動産開発・投資情報は今後も注目が集まります。
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東京近郊:首都圏鉄道新線・延伸計画
東京を中心とする首都圏は日本全体が人口減の時代となりましたが、依然東京一極集中により人口が増え続けている地域です。
鉄道新線・直通計画が次々に計画されており、中には正式に決定し既に着工を行った鉄道新線もあります。