渋谷区役所の南側では新たに「(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業」として、区役所の南にあるマンション「渋谷ホームズ」と「渋谷区立神南小学校」一帯の再開発を行います。
渋谷区が発表を行っている「渋谷区神南二丁目・宇田川町地区まちづくり計画」で明らかになった内容は、渋谷区立神南小学校の上空容積率(空中権)を、隣接する「渋谷ホームズ」の敷地に移し建て替えを行います。
高さ約150mの超高層タワーマンションを建設する計画となり、渋谷区役所周辺の建物の中でも特に高さのある建造物となります。
(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業の着工は2026年度の開始予定、完成は2031年度の完成予定となります。
渋谷駅周辺は現在100年に一度の再開発と言われ、渋谷の街の各所で大規模な再開発・まちづくりが行われています。
(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業は、神南小学校の建て替えを行い、渋谷ホームズと神南小学校が一帯的に整備され、住みやすく活気のある渋谷の街の再構築が行われます。
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渋谷ホームズ・渋谷区立神南小学校建て替え再開発:(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業
計画名 | (仮称)公園通り西地区市街地再開発事業 渋谷ホームズ・渋谷区立神南小学校建て替え再開発 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町2番1号・5番1号 |
アクセス | JR東日本:山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東急東横線・東急田園都市線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」徒歩8分 京王井の頭線「渋谷駅」徒歩10分 |
建物の階数 | 地上34階・地下3階 |
建物の高さ | 約150m |
区域面積 | 約14,000㎡ |
敷地面積 | 約4,630㎡ |
延べ床面積 | 約73,900㎡(容積対象面積約46,300㎡) |
用途 | 共同住宅・事務所・店舗・駐車場等 |
着工予定 | 2026年度 |
完成予定 | 2031年度 |
渋谷区役所南:神南・宇田川町に建設される超高層タワーマンションへの建て替え計画
(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業は、渋谷区役所南に立地するマンション「渋谷ホームズ」と小学校「神南小学校」の建て替え計画です。
神南小学校は渋谷駅北側方面にある小学校となり、パルコなどの商業施設にも近く繁華街に接する珍しい小学校です。
この神南小学校の建て替えを行うと同時に、神南小学校の容積率(空中権)を隣接するマンション「渋谷ホームズ」に移し、新たに渋谷ホームズを超高層タワーマンションに建て替えを行います。
小学校は特に高さを必要としない建物であるため、神南小学校の空中権を使用し、隣接地に超高層タワーマンションを建設する再開発計画は、土地の価値が高い東京都心ならではのまちづくり計画です。
【神南二丁目・宇田川町地区まちづくり:渋谷区公式ホームページリンク】
渋谷区公園通り西口市街地再開発事業における空中権の活用
空中権は土地の上下に建設できる空間の権利を指し、建築基準法における「容積」とされています。
通常、容積率は建物の大きさ、場所などで限界値が決められており、容積率の多さでどれだけの規模の建物が建設できるのかが決まります。
通常の土地であれば、この容積率を使用していない建物から他の建物に移すことはできません。しかし、特例容積率適用区域であればこの権利を移すことができます。
特例容積率適用区域とは、都市計画で指定された区域内で、指定容積率の一部を他の敷地に移転することができる制度となり、東京都内の事例で最も有名な事例が「東京駅」です。
東京駅上空の容積率を移転し、東京駅周辺のビルに移転をすることで東京駅周辺は超高層ビルなどが乱立するオフィスビル群として機能をしています。
渋谷駅周辺も再開発・都市開発計画に指定されている地域のため、このような土地の高度利用を促進するため、容積率の移転ができる場所があります。
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100年に一度:渋谷駅周辺の大規模再開発・まちづくり計画
渋谷駅周辺は渋谷駅直上の「渋谷スクランブルスクエア」をはじめ、渋谷ヒカリエ、渋谷フクラス、渋谷サクラステージなどの大規模再開発、超高層ビルが数多く建設、随時オープンを行っています。
今後も2020年代後半、2030年に掛けて大規模な再開発計画が引き続き行われ、渋谷の街は東京都内の主要エリアの中でも特に変化が著しい街となります。
そのため、不動産開発・不動産投資が積極的に行われ、投資家からも注目され続ける街です。