銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想：首都高速都心環状線上部・東京高速道路を歩行者専用道に再整備計画

銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想は、首都高速道路都心環状線「旧：築地川上部区間」と、東京高速道路を廃止し、廃止した車道を歩行者専用道に整備する計画です。

銀座・築地は東京の都心として、大規模な商業地が形成されており、銀座・築地を訪れる多くの人に対しての街の回遊性強化を行います。

また、安全や災害対策のためにもこの事業を進める必要があり、特に首都高速道路都心環状線は首都高速の中でも初期に開通した区間であり、老朽化や道路規格が古いため、カーブが急なため交通事故が起こりやすい現状があります。

そのため、首都高速都心環状線の急カーブを整備し、壁の老朽化などを防ぐ大規模な改修を行います。

銀座や築地がもっと多くの人が訪れる賑やかな街を維持するためのまちづくり計画であり、「銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想」は東京都心の大規模プロジェクトとなります。

【中央区・銀座・築地周辺：不動産開発・不動産投資　参考無料情報サイト】

銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想

【東京高速道路】

【首都高速道路：都心環状線「旧：築地川」上空の築地川銀座公園の位置

都心環状線「旧：築地川区間」の上部を利用した人工基盤・歩道を整備

中央区築地付近を通る首都高速都心環状線は、元々流れていた川「築地川」を埋め立て、高速道路を整備した道路となります。

現在はこの都心環状線の上部は空いていますが、都心環状線に蓋を被せるように人工基盤を整備し、緑と歩行者専用道路を整備する計画です。

歩行者専用道を整備し、都心環状線上部の活用を行うことで、築地と隣町でつながる「銀座」との歩行者回遊性を高め、公園などの整備をすることができます。

銀座と築地の回遊性が高まれば人が多く訪れる街並みを形成することができ、銀座・築地地域の商業活性化が期待できます。

老朽化対策が必要な首都高速都心環状線

首都高速都心環状線：旧築地川区間の整備計画は、上部の人工基盤整備・公園・歩道の設置だけではなく、車専用道の首都高速都心環状線の老朽化対策も同時に行われる計画です。

首都高速都心環状線は首都高速道路の中でも最も古い区間のひとつであり、道路老朽化の問題がありました。

またこの区間は古い時期に開通した区間のため、急カーブが多いことも問題となっています。

人工基盤の整備と同時に首都高速都心環状線そのものの再整備、老朽化対策工事が行われ、歩行者だけではない高速道路を運行する車両のことも考えた整備事業です。

【築地川アメニティ整備構想：中央区公式ホームページリンク】

首都高速道路都心環状線の再整備により廃止される東京高速道路の歩道化計画

汐留から新橋・銀座を経由して東京駅付近を通る「東京高速道路」は高速道路としては短い区間ですが、東京都心を通る無料の高速道路として車専用道路として整備されています。

しかし、この東京高速道路を廃止し歩行者専用道路として再整備を行う計画が中央区から検討されています。

東京高速道路は多くの人が集まる銀座・有楽町・日比谷付近の上空を通るため、車専用道を廃止し歩行者専用道路とすることで、銀座周辺の歩行者回遊性を高めることができる計画です。

銀座・有楽町・日比谷・京橋エリアの街やビルをつなぎ、今まで以上に多くの人が行き交い賑やかな街の活性化が期待されています。またベンチや緑地などの公園機能も設けられます。

都心環状線の整備により廃止される東京高速道路

東京高速道路は首都高速都心環状線と直接繋がっており、首都高速と一体化されている道路です。

東京高速道路は便利な道路ではありますが、接続する首都高速都心環状線は現在再整備が行われており、都心環状線の一部が地下に移動し「新京橋連絡線」と呼ばれる路線が新たに新設され、東京高速道路と首都高速都心環状線は直接接続ができなくなります。

そのため、東京高速道路は新たに歩行者専用道路として整備を行なった方が良いのではないかと中央区が主体となり検討しています。

既存道路を活用したまちづくり計画はとても斬新であり、将来の銀座周辺の活性化にも繋がることもあり今後更に具体的な整備が進められます。

【銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想：公式ホームページリンク】

銀座・築地周辺の大規模再開発・都市開発計画

銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想により、歩道や公園の整備だけではなく、周辺の不動産開発・不動産投資も積極的に行われると予想されます。

特に都心である中央区銀座周辺は元々の土地の価値も高く、投資に人気がある地区となります。

【中央区・銀座・築地周辺：不動産開発・不動産投資　参考無料情報サイト】