JR川越線「荒川橋りょう」橋梁架け替え工事:2030年度完成予定

JR川越線「荒川橋りょう」橋梁架け替え工事は、JR川越線「指扇駅〜南古谷駅」の間の荒川を通る「荒川橋りょう」の架け替え工事です。

指扇駅から南古谷駅の間には川越線・埼京線の車庫「川越車両センター」もあり、多くの電車が行き交う橋梁の工事となります。

荒川の洪水対策として以前より計画をされていた工事となり、万が一災害により運行に支障が出てしまうと利用者が多い埼京線沿線の住民の影響が大きくなります。

そのため、現在の高さより4メートルから5メートル高さを上げる工事となり、荒川橋りょうの場所も北へ約50mほど移動となる予定です。

工事完了は2030年度の予定です。この工事をきっかけとしてJR川越線の複線化の要望が出されていましたが、今回は見送りとなっています。

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JR川越線「荒川橋りょう」橋梁架け替え計画

計画名JR川越線「荒川橋りょう」橋梁架け替え
路線名JR川越線
区間指扇駅〜南古谷駅間
完成予定2030年度

指扇駅〜南古谷駅間の「荒川橋りょう」橋梁架け替え工事

JR川越線「荒川橋りょう」橋梁架け替え計画は、JR東日本の鉄道路線「埼京線」の指扇駅〜南古谷駅間を通る荒川を渡る「荒川橋りょう」の架け替えを行う工事です。

目的は近年大きくなる大雨などの災害対策を行うためとされており、新しい荒川橋りょうは約4メートルから5メートル橋りょうの高さを上げる工事となります。

また橋りょうの位置も現在の位置から約北側に50メートルほど移動する予定です。

首都圏の重要路線としての災害対策

JR川越線はJR埼京線に直通し、東京の副都心「池袋」「新宿」「渋谷」を通る、首都圏の中でも特に利用者の多い鉄道路線のひとつです。

更にお台場などの臨海副都心へ向かうことができる「りんかい線」や川崎市武蔵小杉駅から分岐し「相鉄直通線」として横浜の私鉄「相鉄線」に直通も行っている路線です。

JR川越線の川越車両センターは埼京線の車庫も兼ねているため、万が一「荒川橋りょう」が災害により荒川を渡った先にある車庫が使用できなくなることは電車運転の大きな支障となります。

JR川越線は東京の副都心を通り直通先も多い路線と車庫への回送を行うための重要路線となり、JR川越線の荒川橋りょうの災害対策工事が行われ、2030年度の完成予定となります。

JR川越線が通る荒川の下流「京成線」も橋梁架け替えが進められており、昨今の鉄道運行に事前災害対策は最優先事項となっています。

JR川越線の工事完了より更に先となる「2037年度」を完成目標としています。

JR川越線の複線化は見送り

JR川越線は単線区間が多く運行本数の制限があり、沿線住民からの複線化の希望が出ている路線です。

今回の荒川橋りょうの架け替え工事により、複線化工事の期待がされていましたが、現状では複線化は見送りとなっています。

JR東日本は将来的に複線化を行う事を否定まではしておらず、沿線の鉄道運行本数が増えれば沿線の不動産開発・不動産投資・住まいに関する人気が高まるため、今後の計画が注目されています。

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